2023年もあとわずか。今年も沢山のヒット作が公開され、さまざまな作品の話題が日々飛び交っていました。今回は、2023年に日本国内で公開された映画の興業収入ベスト10を、ランキング形式で発表します！
なお、このランキングは2023年のお正月映画（2022年12月公開を含む）から2023年11月までの公開作品を対象とした、2023年12月11日時点の推計概算となります。（※興行通信社調べ）まだ観ていない作品があれば、年末の映画鑑賞の参考にしてみてはいかがでしょうか？ それでは早速ランキングをチェック！
第10位『アバター：ウェイ・オブ・ウォーター』
興行収入：43.1億円
神秘の星パンドラでの壮大な戦いを描いた「アバター」シリーズ第2作目。
■あらすじ：舞台は前作の結末から約10年後。元海兵隊員のジェイク・サリーはパンドラの先住民であるネイティリと家族を築いていた。だが、再び地球人の侵略が始まり、一家は海の部族に助けを求める。しかし、その楽園のような美しい海辺の世界にも人類の侵略の手が迫っていた。
■公開日：2022年12月16日
■配給：ディズニー
■監督：ジェームズ・キャメロン
■脚本：ジェームズ・キャメロン、ジョシュ・フリードマン
■キャスト：サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーヴン・ラング、ケイト・ウィンスレット、ジェマイン・クレメント、ジョヴァンニ・リビシ、クリフ・カーティス ほか
■公式HP：https://www.20thcenturystudios.jp/movies/avatar2
第9位『映画ドラえもん のび太と空の理想郷（ユートピア）』
興行収入：43.4億円
大人気アニメ「映画ドラえもん」シリーズの第42作目。
■あらすじ：空に謎の三日月型の島を見つけたのび太は、ドラえもんたちとひみつ道具の飛行船「タイムツェッペリン」で、その島を探しに出かける。さまざまな時代・場所を探してやっと見つけたその正体は、誰もがパーフェクトになれる夢のような楽園＜パラダピア＞だった！ そしてそこで、何もかも完璧なパーフェクトネコ型ロボット・ソーニャと出会い、仲良くなるドラえもんたち。しかし、どうやらこの楽園には大きな秘密が隠されているようで……。はたしてのび太たちは、その楽園の謎を解き明かすことができるのか⁉︎
■公開日：2023年3月3日
■配給：東宝
■監督：堂山卓見
■脚本：古沢良太
■キャスト：水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一、井上麻里奈、水瀬いのり、永瀬廉、藤本美貴、山里亮太 ほか
■公式HP：https://doraeiga.com/2023/
第8位『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室』
興行収入：45.1億円
救命救急医の活躍を描いた大人気ドラマ『TOKYO MER～走る緊急救命室～』（21）の劇場版。
■あらすじ：オペ室を搭載した大型車両＝ERカーで事故や災害現場に駆け付け、危険を顧みず患者のために戦う救命医療チーム「TOKYO MER」。彼らの使命はただ一つ、「死者を一人も出さないこと」。横浜・ランドマークタワーで爆発事故が発生し、数千人が逃げ惑う前代未聞の緊急事態に。地上70階に取り残された193名。混乱のなか重傷者が続出するが、炎と煙で救助ヘリは近づけないまさに絶体絶命の危機。さらに、喜多見と再婚した千晶もビルに取り残されていることが判明する。絶望的な状況の中、喜多見の脳裏に最愛の妹・涼香を亡くしたかつての悲劇がよぎる……。
■公開日：2023年4月28日
■配給：東宝
■監督：松木彩
■脚本：黒岩勉
■キャスト：鈴木亮平、賀来賢人、中条あやみ、要潤、小手伸也、佐野勇斗、ジェシー（ルイス・ジェシー）、フォンチー、菜々緒、杏 ほか
■公式HP：https://tokyomer-movie.jp/
第7位『ミステリと言う勿れ』※上映中
興行収入：47.5億円
田村由美による同名漫画を原作とした連続ドラマ『ミステリと言う勿れ』（22）の続編。
■あらすじ：天然パーマでおしゃべりな大学生・久能整は、美術展のために広島を訪れていた。そこで、犬童我路の知り合いだという女子高生・狩集汐路と出会う。汐路は整に、とあるバイトを依頼する。それは、狩集家の莫大な遺産相続を巡るものだった。当主の孫である相続候補者4人と狩集家の顧問弁護士の孫・車坂朝晴は、遺言書に書かれたお題に従い、謎を解いていく。ただし、先祖代々続くこの遺産相続はいわくつきで、その度に死人が出るという。汐路の父親も8年前、他の候補者たちと自動車事故で死亡していたのだった。
■公開日：2023年9月15日
■配給：東宝
■監督：松山博昭
■脚本：相沢友子
■キャスト：菅田将暉、松下洸平、町田啓太、原菜乃華、萩原利久、鈴木保奈美、滝藤賢一、でんでん、野間口徹、松坂慶子 ほか
■公式HP：https://not-mystery-movie.jp/
第6位『ミッション：インポッシブル／デッドレコニング PART ONE』※上映中
興行収入：54.3億円
大人気スパイアクション「ミッション：インポッシブル」シリーズ第7弾の前編。
■あらすじ：IMFエージェント、イーサン・ハントに課せられた究極のミッションは、全人類を脅かす新兵器が悪の手に渡る前に見つけ出すこと。IMF所属前のイーサンの過去を知る“ある男”が迫るなか、世界各地でイーサンたちは命を懸けた攻防を繰り広げることに。そして今回のミッションはどんな犠牲を払っても絶対に達成させなければならないことを知るが……。
■公開日：2023年7月21日
■配給：東和ピクチャーズ
■監督：クリストファー・マッカリー
■脚本：クリストファー・マッカリー
■キャスト：トム・クルーズ、サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソン、ヴィング・レイムス、ヴァネッサ・カービー、ヘンリー・ツェーニー、ヘイリー・アトウェル、ポム・クレメンティーフ、イーサイ・モラレス ほか
■公式HP：https://missionimpossible.jp/
第5位『キングダム 運命の炎』
興行収入：55.7億円
大人気歴史アクション「キングダム」シリーズ第3作目。
■あらすじ：500年にわたり、七つの国が争い続ける中国春秋戦国時代。戦災孤児として育った信は、亡き親友と瓜二つの秦の国王・嬴政と出会う。若き王と共に中華統一を目指すことになった信は、仲間とともに「天下の大将軍になる」という夢に向けて突き進んでいた。そんな彼らを更なる脅威が襲う。秦国に積年の恨みを抱く隣国・趙の大軍勢が、秦への侵攻を開始。嬴政は、長らく戦から離れていた伝説の大将軍・王騎を総大将に任命する。決戦の地である馬陽は、奇しくも王騎にとって因縁の地だった……。
出撃を前に、王騎から戦いへの覚悟を問われた嬴政が明かしたのは、かつて趙の人質として深い闇の中にいた自分に、光をもたらしてくれた恩人・紫夏との記憶。その壮絶な過去を知った信は、想いを新たに戦地へ向かう。王騎は、100人の兵士を率いる隊長になった信に「飛信隊」という名を授け、2万の軍勢を率いる敵将を討てという無謀な特殊任務を言い渡す。秦国滅亡の危機を救うため、立ち上がれ飛信隊！
■公開日：2023年7月28日
■配給：東宝／ソニー
■監督：佐藤信介
■脚本：黒岩勉、原泰久
■キャスト：山﨑賢人、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、満島真之介、岡山天音、三浦貴大、杏、山田裕貴、髙嶋政宏 ほか
■公式HP：https://kingdom-the-movie.jp/series3/index.html
第4位『君たちはどう生きるか』※上映中
興行収入：86.2億円
宮崎駿監督の10年ぶりとなる最新作。
■あらすじ：母親を火事で亡くした牧眞人は、母親の妹と再婚した父と共に「青鷺屋敷」と呼ばれる田舎の屋敷へと疎開する。しかし眞人はまだ母の死を受け入れられず、新しい環境にも馴染めずにいた。そんなある日、彼の前に不思議な青サギが現れる……。
■公開日：2023年7月14日
■配給：東宝
■監督：宮崎駿
■脚本：宮崎駿
■キャスト：山時聡真、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、木村拓哉、竹下景子、風吹ジュン、阿川佐和子、滝沢カレン ほか
■公式HP：https://www.ghibli.jp/works/kimitachi/
第3位『名探偵コナン 黒鉄の魚影（サブマリン）』
興行収入：138.4億円
人気TVアニメ「名探偵コナン」シリーズの劇場版第26作目。シリーズ最高興行収入記録を更新した。
■あらすじ：東京・八丈島近海に建設された、世界中の警察が持つ防犯カメラを繋ぐための海洋施設「パシフィック・ブイ」。本格稼働に向けて、ヨーロッパの警察組織・ユーロポールが管轄するネットワークと接続するため、世界各国のエンジニアが集結。そこでは顔認証システムを応用した、とある「新技術」のテストも進められていた。一方、八丈島にホエールウォッチングに来ていた少年探偵団。コナンのもとへ沖矢昴（赤井秀一）から、ユーロポールの職員がドイツでジンに殺害された、という連絡が。不穏に思ったコナンは「パシフィック・ブイ」の警備に向かう警備艇に忍び込み、施設内に潜入。すると、施設内でひとりの女性エンジニアが黒ずくめの組織に誘拐される事件が発生！ さらに、彼女が持っていたある情報を記すUSBが組織の手に渡ってしまう。そして八丈島に宿泊していた灰原のもとにも、黒い影が忍び寄る……。
■公開日：2023年4月14日
■配給：東宝
■監督：立川譲
■脚本：櫻井武晴
■キャスト：高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、林原めぐみ、堀之紀、立木文彦、小山茉美（小山まみ）、古谷徹（蒼月昇）、沢村一樹、池田秀一 ほか
■公式HP：https://www.conan-movie.jp/
第2位『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
興行収入：140.2億円
任天堂とアニメーション・スタジオのイルミネーションによる、スーパーマリオブラザーズの世界を原作としたアニメ映画。
■あらすじ：ニューヨークで配管工を営む双子の兄弟マリオとルイージ。謎の土管で迷い込んだのは、魔法に満ちた新世界。マリオはピーチ姫が統率するキノコ王国に迷い込み、ルイージはクッパによってとらわれてしまう。はなればなれになってしまった兄弟は、絆の力で世界の危機に立ち向かう。
■公開日：2023年4月28日
■配給：東宝東和
■監督：アーロン・ホーバス、マイケル・ジェレニック
■脚本：マシュー・フォーゲル
■キャスト：クリス・プラット、アニャ・テイラー＝ジョイ、チャーリー・デイ、ジャック・ブラック、キーガン＝マイケル・キー、セス・ローゲン、フレッド・アーミセン、ケヴィン・マイケル・リチャードソン ほか
■公式HP：https://www.universalpictures.jp/micro/super-mario-bros
第1位『THE FIRST SLAM DUNK』
興行収入：157.4億円
バスケットボール漫画の金字塔「SLAM DUNK」を新たにアニメ化。原作者の井上雄彦が監督・脚本を務めた。
■あらすじ：いつも余裕をかましながら頭脳的なプレーと電光石火のスピードで相手を翻弄する湘北の切り込み隊長、ポイントガード・宮城リョータ。沖縄で生まれ育った彼は、幼い頃から地元で有名な選手だった3つ上の兄を追うようにバスケにのめりこむ。高校2年生になったリョータは、湘北高校バスケ部で、桜木、流川、赤木、三井たちとインターハイに出場。今まさに王者、山王工業に挑もうとしていた。
■公開日：2022年12月3日
■配給：東映
■監督：井上雄彦
■脚本：井上雄彦
■キャスト：仲村宗悟、笠間淳、神尾晋一郎、木村昴、三宅健太 ほか
■公式HP：https://slamdunk-movie.jp/
※本記事のランキングは2023年12月11日時点での推計概算であり、興行通信社調べとなります。
※2023年お正月映画（2022年12月公開作品）を含む、2023年11月までの公開作品を対象としております。
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