毎月1日は映画館でお得に映画を楽しめる「ファーストデイ」。
気になる上映作品は?
国内最大級の映画レビューサービス・Filmarks(フィルマークス)の評価やレビューをもとに、7月1日(月)に上映中のおすすめ最新映画8作品をご紹介します。
海外作品[5本]
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
スパイダーマンこと高校生のピーター・パーカーが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界を舞台に次なる戦いに挑み、ヒーローとして成長する姿を描くアクション大作。主演は前作「ホームカミング」に続きトム・ホランド。
夏休みに友人たちとヨーロッパ旅行へ出かけたピーターの前に、アベンジャーズを支えてきたニック・フューリーが登場。異次元の世界から来た男とともに、世界各国に現れた炎や水などの自然の力を操るクリーチャーに立ち向かう。
6月28日に日本で世界最速公開。
『ハッピー・デス・デイ』
『ゲット・アウト』『スプリット』など、新感覚ホラーを手掛ける制作会社ブラムハウス・プロダクションズによるタイムループ・ホラー。
何人もの男性と関係をもつ女子大生が、誕生日の一日が終わる頃に「ベビー・マスク」に殺されてしまう。ところが目を覚ますとまた同じ誕生日の朝に戻っていて……。彼女はベビー・マスクの正体を暴き、「殺される誕生日」から抜け出せるのか!?
先行して観たFilmarksユーザーからは「爽快な映画でめちゃくちゃスカッとした」「コメディ的な明るさも見えてくるポジティブな映画」「いけ好かない金髪女子大生のヒロインを、気づいたら応援してた」といったレビューが寄せられている。
続編となる『ハッピー・デス・デイ 2U』が7月12日公開予定。
『COLD WAR あの歌、2つの心』
第91回アカデミー賞で3部門にノミネート、第71回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞したラブストーリー。
冷戦下のポーランドで恋に落ちたピアニストと歌手が、時代に翻弄されながらも自分たちの愛を貫き通す姿をモノクロの映像で美しく鮮烈に描く。監督は『イーダ』でポーランド映画初のアカデミー外国映画賞を受賞したパヴェウ・パヴリコフスキ。
「2人の恋を演出する音楽がとても素晴らしい」「音響にこだわったシアターで観て」「情熱的で、危うさの漂うふたりの愛が最高に美しい」など。
『ニューヨーク 最高の訳あり物件』
第30回東京国際映画祭コンペティション部門作品。同じ夫に捨てられた対照的な2人の元妻たちの不思議な共同生活を描くコメディドラマ。
ニューヨーク・マンハッタンの超高級アパートで彼女たちが見つけた、幸せになるための秘策と人生の行方とは……!?
「インテリアやファッションがスタイリッシュ」「ハッピーなコメディかと思ったら、女性達の結構ガチなヒューマンドラマ」「ヨーロッパの映画ならではの可笑しさと面白みがある」など。
『無双の鉄拳』
『新感染 ファイナル・エクスプレス』『犯罪都市』などに出演し、“韓国映画界最強の男”と称されるマ・ドンソク主演のノワールアクション。
かつて「雄牛」と闇の世界で怖れられた男が、誘拐された愛する妻を取り戻すために拳ひとつで誘拐犯に立ち向かう。武術監督を担当したのが先述の2作品でもタッグを組んだホ・ミョンヘン。本作でも世界を夢中にさせるアクション俳優マ・ドンソクの魅力を十二分に引き出している。
「マ・ドンソクが拳一つでバンバン敵を倒していくのはかっちょいい」「主人公の無双ぶりはスカッとします」「ラストは爽快な気分になること間違いなし」など。
『シード 〜生命の糧〜』
世界47カ国1,000以上の上映会が開催され、200万人以上が視聴した話題のドキュメンタリー。
20世紀だけで94%もの野菜の種子が消滅。多国籍企業が種子を独占し、多くの国では農家が種子を保存し翌年にその種子を撒くことを禁止しているという環境のもと、いかにして種子の多様性を守り、種を保存していくかを探る。
国内作品[2本]
『凪待ち』
『孤狼の血』『彼女がその名を知らない鳥たち』などの白石和彌監督が香取慎吾を主演に迎え、愚かな者たちの切ない暴力と狂気を描くヒューマンサスペンス。
恋人の故郷でこれまでの無為な生活から再起しようとしていた男が、ある晩に恋人を殺されたところから自暴自棄へと堕ちていく。
「人間くさくてたまらない香取慎吾を見てもらいたい」「香取慎吾の新境地」「いくつもある心に沁みるセリフには涙がこみ上げてきました」「決して明るい映画ではないけれど、一歩ずつでいいから前を向いて歩いていこうと思える作品」など。
『新聞記者』
『オー!ファーザー』『デイアンドナイト』の藤井道人監督が、権力と報道メディアの「今」を描くサスペンス・エンタテイメント。原案は東京新聞記者・望月衣塑子による同名ベストセラー。
政権が隠そうとする闇に迫る女性記者と、現実と理想の差に葛藤する若きエリート官僚を主人公に描く、日本映画では近年稀に見るポリティカルフィクション。
「主演二人の演技がとても良かった」「ここまで攻めた社会派映画は、日本ではあまり無いんじゃないでしょうか」「この映画が1人でも多くの人に届きますように」など。
お得に楽しめる7月1日は映画館へ!
【文/真央masao】
※地域によって公開時期・上映館の有無は異なります。※記事に掲載されているFilmarksユーザーのレビューは2019年6月26日時点のものです。
(C)Universal Pictures、(C)OPUS FILM Sp. z o.o. / Apocalypso Pictures Cold War Limited / MK Productions / ARTE France Cinema / The British Film Institute / Channel Four Televison Corporation / Canal+ Poland / EC1 Lodz / Mazowiecki Instytut Kultury / Instytucja Filmowa Silesia Film / Kino Świat / Wojewodzki Dom Kultury w Rzeszowie、(C)2018 SHOWBOX, PLUSMEDIA ENTERTAINMENT AND B.A. ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED.、(C)Heimatfilm、(C)2018「凪待ち」FILM PARTNERS、(C)2019「新聞記者」フィルムパートナーズ
※2022年4月30日時点のVOD配信情報です。