第76回カンヌ国際映画祭のオープニング作品であり、ジョニー・デップの最新出演作となる『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』。
本記事では、映画『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』のあらすじ&キャスト情報、見どころをまとめてご紹介します。
『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』(2023)あらすじ
貧しい家庭の私生児として生まれ、娼婦同然の生活を送っていたジャンヌマイウェン(マイウェン・ル・ベスコ)は、類まれな美貌と知性で貴族の男たちを虜にし、社交界の階段を駆け上がっていく。ついにヴェルサイユ宮殿に足を踏み入れたジャンヌは、時の国王ルイ15世(ジョニー・デップ)と対面を果たす。二人は瞬く間に恋に落ち、彼女は生きる活力を失くしていた国王の希望の光となっていく。そして、国王の公式の愛人、公妾となったジャンヌ。堅苦しいマナーやルールを平気で無視するジャンヌは、労働階級の庶民出身ということもあり保守的な貴族たちから反感を買う一方で、宮廷に新しい風を吹き込んでいく。しかし、王太子妃のマリー・アントワネットが嫁いできたことで立場は弱まり、やがて運命は大きく変わっていく……。
『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』キャスト情報
ジャンヌ・デュ・バリー/マイウェン(マイウェン・ル・ベスコ)
ルイ15世/ジョニー・デップ
その他キャスト
マリー・アントワネット/ポーリン・ポールマン
ラ・ボルド/バンジャマン・ラヴェルネ
リシュリュー公爵/ピエール・リシャール
バリー伯爵/メルヴィル・プポー
エギュイヨン公爵/パスカル・グレゴリー
ノアイユ伯爵夫人/ノエミ・ルヴォウスキー
アデライード/インディア・ヘア
ヴィクトワール/シュザンヌ・ドゥ・ベーク
ルイーズ/キャピュシーヌ・ヴァルマリー
王太子/ディエゴ・ル・フュール
メルシー/ミシャ・レスコー
アン/マリアンヌ・バスレール
ムッシュ デュムソー/ロバン・レヌーチ
スタッフ
◼︎監督:マイウェン(マイウェン・ル・ベスコ)
◼︎脚本:マイウェン(マイウェン・ル・ベスコ)/テディ・ルッシ=モデステ/ニコラ・リヴェッキ
◼︎音楽:スティーヴン・ウォーベック
『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』見どころは?
本作は18世紀のフランス・ヴェルサイユ宮廷を舞台に、ジャンヌ・デュ・バリーの生涯を描いた歴史エンタテイメント作。ジャンヌは、59年間にわたりフランス国王に在位した“最愛王”の異名をもつルイ15世の最後の公妾(愛人)。庶民から国王の公妾への階段を駆け上がったジャンヌによる国を揺るがすラブストーリーは、時代や国境を超えて、一人の女性が何を求め続けたのかを訴えかける物語となっている。また、大きな見どころとなるのは、18世紀のフランスおよび王室の再現だ。実際の舞台であるヴェルサイユ宮殿で大規模な撮影が行われ、有名な「鏡の回廊」や王室礼拝堂、広大な庭園も登場する。衣装にはシャネルが協力し、ジュエリーを提供するほか、ドレスもデザインしている。本物を追求し、贅を尽くした映像表現は、まるでタイムトリップをしたかのような感覚を味わえるはず。
監督と脚本を手がけ、主人公のジャンヌ役を演じたのは、第64回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した『パリ警視庁:未成年保護部隊』(2011)、『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』(2015)で知られるマイウェン(マイウェン・ル・ベスコ)。絶世の美男であるルイ15世役を務めるのはジョニー・デップ。国王のロマンチックで繊細な部分を表現し、全編フランス語の台詞に挑戦している。
ヴェルサイユの頂点を極めた女性の生涯を描いた『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』は、2024年2月2日(金)より劇場公開。是非、この機会にチェックしてみては?
『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』作品情報
◼︎上映日:2024年2月2日(金)
◼︎配給・宣伝:ロングライド
◼︎公式HP:https://longride.jp/jeannedubarry/
※2024年1月22日時点の情報です。
※最新の配信状況は、各動画配信事業者の公式サイトにてご確認ください。