週末は何を観る？ 今週末まだ何を観るか決まっていない方のために、劇場やNetflixなど動画配信サービスで鑑賞可能な作品をFILMAGA編集部員がレコメンド！ アリ・アスター最新作から大人気アニメの劇場版まで、バラエティ豊富なラインナップをご紹介します。
今週はFILMAGA編集部・堤がレコメンド！
PROFILE：Netflixで配信中のリアリティ・ショー『クィア・アイ』が大好きで、新シーズンは毎度一気見派。しかし、インテリア担当のボビーの負担（の割合の高さ）をいつも少しだけ心配してしまう。（ファブ5大好きです！）
2月16日劇場公開作『劇場版ハイキュー！！ ゴミ捨て場の決戦』（2024）
あらすじ：春の高校バレー宮城県代表決定戦で強豪白鳥沢学園を倒し、いよいよ戦いは全国へ。名だたる強豪との戦いで進化を遂げた烏野高校は、春高2回戦で優勝候補の稲荷崎高校を下す。そして迎えた3回戦目では、ついに因縁のライバル校・音駒高校と対峙する。烏と猫の通称“ゴミ捨て場の決戦”が、「もう一回」が無い戦いが、いよいよ始まる……。
堤：2020年にアニメ4期の放送を終え、待ちに待った“ゴミ捨て場の決戦”が待望の映像化！ 音駒高校との因縁の戦いが描かれる今作は「ハイキュー!!FINAL」劇場版の豪華2部構成の第1部。原作でも人気の高いストーリーを中心とした春高編の続きが展開されます。アニメシリーズの続きを劇場版で制作することに様々な意見が飛び交っていた今作ですが、1〜3期を担当した満仲勧監督もカムバックし、ハイキュー!!ファンもきっと大満足の作画とストーリー展開に期待大です！
2月16日劇場公開作『ボーはおそれている』（2023）
あらすじ：不安症で怖がりの男ボーは、先ほどまで電話で話していた⺟が突然怪死したことを知り、⺟の元へ駆けつけようと家を飛び出すも、外の世界は何かが狂っていた……。現実か妄想か、おかしな世界に迷い込んだボーに、次々と奇妙な出来事が襲い掛かる。
堤：最初の数十分は「最悪すぎる」しか感想が出てこず、夢オチを祈りながらボーの行方を見守っていました……が、これは不条理コント（？）だと脳が認識してからは少しずつ俯瞰して物語を楽しむことができました。小さく悲鳴をあげつつも、鑑賞後は何かとんでもない物を観てしまったという高揚感がクセになる一本です。一度観たら忘れられないけど、一度観ただけじゃ分からないが正直な感想でした。アリ・アスターガチ勢の感想、考察、解説レビューを読むのを楽しみにしています！
Netflix配信中『ポップスが最高に輝いた夜』（2024）
あらすじ：1985年1月。アメリカ、ハリウッドのA&Mスタジオに音楽界のスーパースターたちが集結し、伝説のチャリティー・ソング「ウィ・アー・ザ・ワールド」が誕生した。音楽史に残る夢の一夜の舞台裏に迫ったドキュメンタリー。
堤：言わずと知れた大ヒットソング「We Are the World」。世代を超えて愛される名曲の誕生秘話から制作の裏側まで、ライオネル・リッチーを中心とした参加アーティストたちが当時を振り返りながらその真髄に迫ります。小学生当時、ジェーン・フォンダがキュレーターを務めるドキュメンタリー『STARS／ウィ・アー・ザ・ワールド』（1985）をヴィデオ（ヴィデオ…）が擦り切れるまで観ていたので知っている話も多かったですが、内容もより詳細にアップデートされており、豪華アーティストの現在の姿や今だからこそ語られるエピソードが楽しく、とにかく胸熱でした。友達、恋人、両親とも一緒に楽しめそうです。週末のお供にぜひ！
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※2024年2月13日時点の情報です。
