『哀れなるものたち』『僕らの世界が交わるまで』etc. 週末なに観る?編集部がおすすめする劇場公開&配信中の映画4選!【2024年1月26日版】

週末に劇場公開&配信中の映画の中から、FILMAGA編集部員がおすすめする4作品を紹介します。(2024年1月26日版)

今度の週末は映画を観ない?  まだ何を観るか決まっていない方のために、映画館で公開中&ネットフリックスなどの動画配信サービスで視聴可能な作品をFILMAGA編集部員がレコメンド! ヴェネチア国際映画祭受賞作『哀れなるものたち』をはじめ、豊かなタイトルそろってます!

今週はFILMAGA編集部・小川がレコメンド!

PROFILE:ミステリーで頭を使い、アクション作品でスカッとしたあと、ヒューマンドラマでジーンとする。映画で“ととのい”活動中!

1月26日劇場公開『哀れなるものたち』(2024)

あらすじ:天才外科医によって蘇った若き女性ベラ(エマ・ストーン)は、未知なる世界を知るため、大陸横断の冒険に出る。時代の偏見から解き放たれ、平等と解放を知ったベラは驚くべき成長を遂げる。

小川:『女王陛下のお気に入り』(18)のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが再度タッグを組み、ヴェネチア国際映画祭では金獅子賞を受賞した本作。バクスター博士の手によって蘇ったベラは、記憶を持たない “ゼロの女性”として、物語の中で様々な出来事と直面します。彼女が出会う人々や発せられるセリフ、衣装に至るまで、強いメッセージが画面の隅々まで張り巡らされており、なんとも高密度な141分。鑑賞後も、物語の意味についてずっと考えさせられました。映画の見どころはなんといってもエマ・ストーンの演技。赤子のような振る舞いをするベラが、どのようになっていくかに注目してみてください。

1月26日劇場公開『コット、はじまりの夏』(2024)

あらすじ:1981年、アイルランドの田舎町。大家族の中でひとり静かに暮らす9歳の少女コット(キャサリン・クリンチ)は、夏休みを親戚夫婦のもとで過ごすことに。アイリンに髪を梳かしてもらったり、口下手で不器用なショーンと一緒に子牛の世話をしたり。2人の温かな愛情をたっぷりと受け、一つひとつの生活を丁寧に過ごすうち、はじめは戸惑っていたコットの心境にも変化が訪れる。

小川:物静かな少女・コットが、親戚の家で一夏を過ごす物語なのですが、彼女の置かれている状況や心情がとにかく丁寧に描かれているんです。コットの孤独、そして夫婦との優しい時間が、アイルランドの風景と共に静かに流れていく。コットを演じるキャサリン・クリンチは今作が俳優デビュー。英題『The Quiet Girl』の通り、セリフは少ないんです。でも彼女の持つ雰囲気や細かな表情の演技に心を奪われました。本作は第95回アカデミー賞で国際長編映画賞にノミネートもされた他にも、アイルランドIFTA賞で主演女優賞を獲得しています。ぜひ劇場で、美しくも切ない空気に包まれてください。

劇場公開中『僕らの世界が交わるまで

あらすじ:DVシェルターを運営する母・エヴリン(ジュリアン・ムーア)と、ネットのライブ配信で人気の高校生・ジギー(フィン・ウルフハード)。社会奉仕に身を捧げる母親と、自分のフォロワーのことしか頭にない Z 世代の息子は、いまやお互いのことが分かり合えない。しかし彼らの日常にちょっとした変化が訪れる。

小川:原題は『When You Finish Saving the World』。『アリスのままで』(14)のジュリアン・ムーアと、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シリーズのフィン・ウルフハードが親子を演じています。興味も考えも異なり、関係が断絶されている2人。母は息子とうまくいかない孤独から、息子は気になる女子学生の気を引くためにある行動を始めるのですが、頑固な母親と浅はかな若者の表現がリアルで、言動がとにかくもどかしい……! 観る人によって、登場人物の誰かに共感したり、あるいは否定的になったり、異なる感想を持つと思います。登場人物の誰の目線に立ったとしても、2人に“失敗”が訪れる時、きっと気付かされることがあると思います。

配信中『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2015)

あらすじ:裏社会の掟を破り、粛清の包囲網から生還した伝説の殺し屋、ジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)。組織内での勢力拡大を狙う若き高官、グラモン侯爵(ビル・スカルスガルド)は、これまで聖域としてジョンを守ってきたニューヨークのコンチネンタルホテルを爆破、ジョンの旧友でもあった盲目の達人ケイン(ドニー・イェン)を強引に引き入れ、ジョン・ウィック狩りに乗り出す。そんな中、ジョンは日本の友人、シマヅ(真田広之)の協力を求めて大阪のコンチネンタルホテルに向かう。

小川:2023年ベストムービーでもご紹介しましたが、「ジョン・ウィック」シリーズ最新作が2024年1月22日(月)よりネットフリックスで配信スタートしました。愛犬を殺されたことから始まったジョン・ウィックの戦いが決着を迎えます。毎回、様々な国の「コンチネンタルホテル」が登場しますが、今作では「大阪コンチネンタルホテル」が舞台のひとつに。支配人を演じる真田広之と、ケイン演じる香港のアクションスター、ドニー・イェンの戦いは一見の価値あり。「ジョン・ウィック」シリーズは1作目から今回の4作目までストーリーがつながっているので、休日には最初から一気見するのもオススメですよ!

週末に観る映画は決まりましたか? 名作に出合えたらFilmarksでレビューしてね。それでは良い映画ライフを!

 

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※2024年1月25日時点の情報です。

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