ホラー映画は世界中にありますが、日本のホラーって独特な怖さがありますよね。ジメっとしていたり、風習が怖かったり、ヒトコワだったり。
今記事では、Filmarks内で映画好きが「怖い!」と高評価するジャパニーズホラーを10本をご紹介。思わず背筋が凍りつく、ジャパニーズホラーの世界をご案内。
映画セレクト基準は?
本記事で紹介する映画は、国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づきセレクトされたものです。
『みなに幸あれ』(2023)
田舎の怖さは舐めちゃいかん。
なんか日本版ミッドサマーを見た感じ
日本の田舎不気味ヒトこわ系誰かの不幸の上でみんなの幸せが成り立っている系ホラー映画
本作が商業映画監督デビュー作となる下津優太監督作。
田舎に住む祖父母に会いにいくことになった看護学生の“孫”。久々の再会に楽しい時間を過ごしていた孫だが、祖父母や家の様子にどこか違和感を覚える。そして、孫は村で過ごすうちに、ある恐怖と真実を知ることになる。
日本ホラー界の重鎮である清水崇が総合プロデュースを手掛ける。第1回日本ホラー映画大賞にて大賞を受賞した本作は、「誰かの不幸の上に、誰かの幸せは成り立っている」という根源的なテーマを元に、幸せの核心を描く社会派ホラー映画。
『ミンナのウタ』(2023)
家とか名前とか霊体ガッツリ見せてくるところに呪怨のDNAを感じる。
ホラー演出とサスペンスフルな物語の展開、そしてホラークイーンのキャラクター性が全て高いクオリティで大満足!
清水監督にしか表現できないホラーがまだあった!
『呪怨』(22)をはじめ、『牛首村』(22)や『犬鳴村』(20)など、多くのジャパニーズホラーを手掛ける清水祟監督作。
ラジオ番組のパーソナリティを務めるGENERATIONSの小森隼は、ある日、倉庫で古いカセットテープを見つける。その後の収録中、不気味な声を聞き、姿を消してしまう。事件の解決を依頼された探偵の権田が調査を進めると、他のメンバーらも少女の霊を見たと言い、その少女が“さな”という女子中学生だと判明する……。
GENERATIONSのメンバーが本人役で登場し、呪いのメロディーを奏でる少女の霊・さなの騒動に巻き込まれていく。「一度聞いたら伝染してしまう」という、ジャパニーズホラーの原点回帰を思わせる一作。
『ミスミソウ』(2017)
漫画では描写も思考も全てグロくて実写できるの? が実写化してて、山田杏奈、清水尋也、他全員演技光過ぎ。
グロかったけど雪に飛び散る血がとても綺麗だった。全員狂ってた。
胸糞を煮詰めたらなんかよくわからん綺麗な雫が一滴こぼれ落ちたみたいな気持ちになる。
押切蓮介による同名漫画を、『ホムンクルス』(21)の内藤瑛亮監督が映画化。
東京から田舎へ越してきた野咲春花は、“部外者”としてイジメに遭っていたが、同じく転校生のクラスメイト・相場晄を心の支えに日々を耐えていた。嫌がらせはエスカレートし、ある日、春花の家が放火される事件が起こる。春花の心は崩壊し、クラスメイトたちへ復讐を始める。
雪に覆われた田舎町で、壮絶なイジメを受けた少女が復讐の鬼となるサスペンス・ホラー。主人公・野咲春花を演じる山田杏奈は、本作が初主演作品である。
『リング』(1998)
やっぱ、世間が面白いと言って後世に語り継がれる作品って“違う”ね
貞子のビジュそのものより、呪いのビデオの中身の方が何度見てもゾッとする〜。
Jホラーブームの火付け役ことリング。このフィルム感、他には変えられない良さがあります。貞子がTVから出てくる姿はもはや特許もの。
鈴木光司による人気小説を、『女優霊』(96)の中田秀夫監督が映画化。
テレビレポーターの浅川玲子は「一度観たら一週間後に死ぬ」というビデオテープの存在を聞き、信じられずにいたが、姪の死をきっかけに独自の調査を開始。ついに入手したテープを確認すると、その事実に愕然としながらも自らの死を確信する。
テレビの中から恐るべき幽霊が出てくるという発想は、公開後20年が過ぎた今でも多くの観客にとってリアリティのあるものとして恐怖を煽り続けている。
『牛首村』(2022)
忌み子など日本の悪しき習慣がテーマで闇深くて良かった。
じわじわくる怖さでした。最初はなんでこんな事になっているのか分からなかったですが、徐々明かされていく真相に、引き込まれました。
心霊スポットでもある坪野鉱泉で撮られた映像は雰囲気あって良かったです。
ジャパニーズホラーやサスペンス作品を数多く手掛ける、清水祟監督作。
女子高生の奏音は、同級生からある動画を見せられ驚愕する。それは、自分と瓜二つの女子高生が牛首マスクを強引に被せられ、廃墟に閉じ込められるという心霊動画だった。奏音は何かに導かれるように、動画が撮影された富山県の坪野鉱泉へと向かうことにする……。
大人気シリーズ『犬鳴村』(20)『樹海村』(21)に続く、「恐怖の村」シリーズ第3弾。北陸地方では誰もが知っている実在の心霊スポットを舞台としており、奇妙な事件に巻き込まれていく女子高校生の姿を描いている。主人公・奏音役には、映画初主演となるモデル・Kōkiが抜擢されている。
『あのコはだぁれ?』(2024)
清水監督のミンナノウタと世界観を共有する内容で、清水監督なりの怖さが味わえる作品でした。
さすが清水崇監督。作中退屈することなく、「ずっと怖い」背中のぞくぞく感がした。
しっかりJホラーの怖さもありながらキャッチーなキャラクターやキミの悪いループ演出も光っていて、なかなか飽きさせない。オチもシンプルにグッときた。
『呪怨」(02)の清水崇監督作。
ある夏休み、君島ほのかは臨時教師として、男女5人の補習クラスを受け持つことになる。しかし、ほのかは“いないはずの⽣徒”の存在に気付いてしまう。ほのかと5人の生徒たちは、学校にまつわる謎、衝撃の真実に気付いていく。
同じく清水崇監督作である『ミンナのウタ』(23)のDNAを引き継ぐ作品となっている。臨時教師の君島ほのかを演じる渋谷凪咲は、本作が映画初主演にして本格演技初挑戦である。そのほか、早瀬憩、山時聡真、荒木飛羽、今森茉耶、蒼井旬、染谷将太らが出演。
『感染』(2004)
ホラー演出多めで気合の入った描写、ストーリーは少し難解、おばけ屋敷的な恐怖を味わうにはもってこいの作品です!
ホラーとは不条理なものという概念で作られている。舞台である、閉鎖寸前の暗く汚い病院の雰囲気がたまらない。
鑑賞したら間違いなく緑色が嫌いになる映画No.1。
『世にも奇妙な物語 映画の特別編』(00)の、落合正幸監督・脚本作。主演は『Fukusshima 50』(19)の佐藤浩市。
多くの患者を抱える中、経営難に陥り、まともな治療もできない古びた病院。劣悪な環境下で、医師と看護師たちの精神と肉体はとうに限界を迎えていた。ある日、とある患者の容体が急変。対応するが些細な医療ミスがきっかけとなり患者は亡くなってしまうが、医師たちは保身に走り事故を隠蔽。そんな彼らの前に、未知のウイルスに感染した奇怪な患者が運び込まれるのだった。
病院を舞台に蔓延する謎のウイルスと、劣悪な環境の中で逃げ場を失った人間たちの葛藤を見事に描いたホラー作品。本作は、『呪怨』(02)、『仄暗い水の底から』(01)などの名作ホラーを手掛けてきた映画プロデューサー・一瀬隆重によって立ち上げられたレーベル「J・ホラー・シアター」の第1弾作品として製作されている。
『犬鳴村』(2020)
近年の都市伝説ホラー濫造ブームの中でも高いクオリティを誇る本作。さすが清水崇監督。
実際にあるトンネルを題材にしていたからリアリティあってより怖かった。
日本独特の田舎の感じ……閉鎖的で怖いよ
清水崇監督が手掛ける「恐怖の村」シリーズの第1弾。
臨床心理士の森田奏の周辺で、奇妙な出来事が次々と起こり始める。わらべ歌を口ずさむ女性、行方不明の兄弟、繰り返される変死など。それらの共通点は心霊スポット「犬鳴トンネル」だった。事の真相を明らかにするため、奏たちは犬鳴トンネルに向かう。
九州に実在する“日本最凶の心霊スポット”と呼ばれる地を舞台にした都市伝説を元に、身の毛もよだつ恐怖体験が映し出される。
『富江』(1999)
やっぱり菅野美穂が今の所最高の富江。
邦ホラー全盛特有のジメジメした空気がとても素敵。
今まで観てきたホラー映画とは違う雰囲気が漂っていてすごく好きだった。ホラー映画としてではなく、純粋に映画として楽しんだ感覚。
漫画家の伊藤潤二が発表したミステリー・ホラー漫画を原作に、数々の有名雑誌を発行するマガジンハウスの編集者であった及川中が映画化。
三年前の交通事故によって記憶障害になった泉沢月子は、精神科医の細野辰子のもとで催眠療法を受けていた。月子の口から「トミエ」という妙な名前が口にされると、友人であった川上富江を巡る怪事件の真相が明かされていく……。
泉沢月子を『愛のむきだし』(08)の中村麻美、川上富江を『ディア・ファミリー』(24)の菅野美穂が務める。映像化不可能と言われていた原作を、緊迫の恐怖映像で完全再現している。
『トリハダ 劇場版』(2012)
各話が少しずつリンクしている個人的に好きな形のオムニバス。展開に破綻なく、理不尽な人怖で素晴らしい。
いつ自分の身に降りかかっても全くおかしくないようなくらい自然な狂気に鳥肌が立つ。
幽霊も怪物も出ないが、それでも人間の闇を描くことで上質な恐怖を感じさせてくれる傑作ホラー。
『のぞきめ』(16)の三木康一郎監督作。主演を務めるのは、ドラマ1作目から出演している谷村美月。その他にも、木南晴夏、佐津川愛美、石橋杏奈などが出演。
家電メーカーのコールセンターに勤める高林ひかりは、理不尽なクレーマーに対しても、ひたすら謝り続けるような真面目な社員。ある日、後輩の美香に頼まれ、頻繁に電話してくる中年女性・宮脇和世からのクレームに対応し、疲労困憊で帰宅する。そして、ふと隣の部屋の表札の名を見ると、“宮脇和世”であることに気づく……。
2007年の放送開始直後から、高い評価を得たオムニバスホラードラマシリーズ「トリハダ 夜ふかしのあなたにゾクっとする」の劇場版。誰にでも起こりうる、日常に潜む狂気と恐怖を描いた短編ホラー。
※2024年12月5日時点の情報です。










