今週末は映画を観ない? 映画館で公開中&動画配信サービスで視聴できる映画をFILMAGA編集部員がレコメンドする企画、「#週末なに観る?」。まだ予定が決まっていない方のために、 作品の魅力を語ります!
今週はFILMAGA編集部・堤がレコメンド!

PROFILE: 春になり、既に3回蛇を目撃している生粋の散歩人(さんぽんちゅ)。最近、自宅でのひとり映画の時もマイクロウェーブポップコーンに手を出し始め、ややヤバい。
4月19日劇場公開『異人たち』(2023)

あらすじ:夜になると⼈の気配が遠のく、ロンドンのタワーマンションに⼀⼈暮らす脚本家アダム(アンドリュー・スコット)は、偶然同じマンションの謎めいた住⼈・ハリー(ポール・メスカル)に出会い、ありふれた⽇常に変化が訪れる。ハリーとの関係が深まるに従って、アダムは遠い⼦供の頃の世界に引き戻され、12 歳の時に交通事故で亡くなった両親(ジェイミー・ベル、クレア・フォイ)がそのままの姿で⽬の前に現れる。想像もしなかった再会に固く閉ざしていた⼼が解きほぐされ、代え難い安らぎの時を過ごすが、その先には思いもしない世界が広がっていた……。
堤:脚本家・山田太一の長編小説「異人たちとの夏」を原作に、『WEEKEND ウィークエンド』(2011)や『荒野にて』(2017)のアンドリュー・ヘイが映画化。過去には大林宣彦が同作を扱っており、80年代日本とファンタジックなホラー設定が独特なノスタルジアを醸し出す一作です。本作はそのリメイクというわけではなく、あくまで同じ小説を原作とした再映画化になります。今をときめくイギリス/アイルランドの俳優陣が集結し、アンドリュー・ヘイ監督ならではのエッセンスを感じる脚色と演出で紡がれる物語は、ある意味まったく別物であって、それでいて最高です! ぜひ劇場でご鑑賞ください。
4月5日劇場公開『パスト ライブス/再会』(2023)
あらすじ:ソウルに暮らす12歳の少女ノラと少年ヘソン。幼馴染であり初恋のふたりだったが、ノラのアメリカ移住により離れ離れになってしまう。12年後、24歳。ニューヨークとソウルでそれぞれの人生を歩んでいたふたりはオンラインで再会を果たし、お互いを想いながらもまたすれ違う。そして12年後の36歳、ノラは作家のアーサーと結婚していた。ヘソンはそのことを知りながらも、ノラに会うためにニューヨークを訪れる。24年ぶりにやっとめぐり逢えた再会の7日間。ふたりが選ぶ運命とは……。
堤:第96回アカデミー賞にて作品賞、脚本賞にノミネートされた注目作。 12歳で恋に落ち、24歳ですれ違い、36歳で再会したふたりの7日間が、会話よりも間の取り方で、表情や仕草で、行間たっぷりに紡がれていきます。恋愛ってこうだよな〜というよりも「人生ってこうだよな…」の方がしっくりくるような、ビタースウィートな感傷に浸れる一本です。大人になるにつれ、誰もが人生の分岐点に立ちあらゆる選択をしていく訳ですが、選ばなかった方(If)を“間違い”だとか“ハズレ”とせず、これも運命だよねと優しく肯定してくれるヒーリング・ムービーとしての側面が強く、強さも脆さも包み込まれるような温かな気持ちになりました。また人生の節目に必ず観返したいと思います。ロマンチストはハンカチ必須ですよ!
Netflixにて配信中『カラオケ行こ!』(2024)
あらすじ:合唱部部長の岡聡実は、ひょんなことからヤクザの成田狂児に誘われ、カラオケで歌のレッスンを頼まれる。なんでも、組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも歌の上達をしなければならないというのだ。狂児の勝負曲は X JAPAN の「紅」。聡実は、狂児に嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしかふたりの関係には変化が……。聡実の運命や如何に? そして狂児は最下位を免れることができるのか?
堤:和山やまの人気同名コミックを実写映画化し、Filmarksでも★スコア4.1(※2024年4月17日時点)を獲得する人気作が早くもNetflixで配信開始。原作へのリスペクトやキャラクターへの深い洞察が随所に感じられると、原作ファンからも高い評価を得ています。私も実写化を楽しみにしていた人間の1人なのですが、映画だからこそ表現できる心の機微だったり、歌唱シーンは圧巻です(特にラスト!)原作では描かれなかったエピソードもしっかりと馴染んでいて大満足でした。週末のお供にぜひ、ご鑑賞ください!
週末に観る映画は決まりましたか? 良い作品に出会ったら、ぜひFilmarksでレビューしてくださいね。それでは良い週末を!
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※2024年4月18日時点の情報です。


