誰もが知っている永遠の少年ピーター・パン。その誕生秘話を描いた『PAN ネバーランド、夢のはじまり』が10/31に公開されます。
『プライドと偏見』などで知られるジョー・ライト監督がメガホンをとったこの作品。でも、少年が主人公のファンタジー映画って子供向けなんじゃないの?と思っているそこのあなた!実はこの作品、大人もすごく楽しめるポイントが盛りだくさんなんです。
今回はその大人も楽しめるポイントを中心に、映画の魅力をご紹介したいと思います。
『PAN ネバーランド、夢のはじまり』のあらすじ
ロンドンの孤児院に暮らすピーター。厳しい生活ながらも、いつか母親が迎えに来ることを信じ毎日を過ごしていました。
しかしある夜、ピーターは突如あらわれた海賊船にさらわれてしまいます。彼を乗せた船が向かった先は色々な人々や不思議な動物があふれる場所、ネバーランドでした。
このネバーランドに母親がいるかもしれないことを知り、母親探しの旅に出かけることになります。しかし、彼の前には最強の海賊の「黒ひげ」など、様々な困難が待ち受けていました。ピーターは無事母親と再会することができるのでしょうかー。
見たことのないアクションが盛りだくさん!
とにかくこの作品、アクションがすごいんです。冒頭の海賊船とそれを追う軍の飛行機との攻防戦を皮切りに、最後までノンストップで次から次へとアクションが繰り広げられていきます。
しかも、トランポリンを使ったアクロバティックな格闘戦やカラフルな硝煙が彩る銃撃戦などなど、どれも今まで見たことのないようなアクションばかり。その迫力に、大人でも思わず興奮してしまうこと間違いなしです。
目を奪われるリアルとファンタジーが融合した世界観
この映画の舞台となる「ネバーランド」には色々な場所があり、その場所場所によって全く異なる世界が広がっています。特に先住民の住む森は目を見張るほどにカラフルでゴージャス!観客をあっという間にファンタジーの世界へと引きずり込んでいきます。
この世界観を作るため、実際にスタジオにトラック9台分の植物を運び込んで森を作ったりしたそう。空想のものだけでなく、リアルな植物も取り入れ作り上げられた世界観は大人が見ても違和感なく受け入れられるファンタジーに仕上がっています。
ピーター役のリーヴァイ・ミラーがとにかく可愛い!
この映画の主人公、少年ピーター。彼は何に対しても恐れず、立ちはだかる敵や見たこともない世界にも果敢に立ち向かっていきます。この役を演じるのはオーディションで抜擢されたリーヴァイ・ミラー。撮影当時はなんとまだ若干11歳。監督のジョー・ライトは彼を見た瞬間、「ピーターはこの子しかいない!」と即決したそうです。
愛くるしいフェイスとピュアな心があらわれた表情がとても可愛いリーヴァイ。今後ますます活躍していくであろう彼の初々しい姿、お見逃しなく!
ピーターの敵と仲間はなんとあの人?!
ピーターがネバーランドで出会う敵と仲間たち。ピーター・パンの物語に欠かせないあのキャラクターも登場します。ここでは特にピーターと深く関わる3人のキャラクターをご紹介します。
あのロックの名曲で登場!最強の海賊「黒ひげ」
今回、ピーターの前に立ちはだかる最大の敵となるのが海賊「黒ひげ」です。彼がロックの名曲に合わせて登場するシーンは必見!一瞬でその圧倒的な強さを見せつけられます。
彼を演じるのはヒュー・ジャックマン。「善い人」を演じることが多いヒューですが、今回はとても冷酷な海賊を熱演。その鋭い眼差しは全くの別人のようです。特徴的なひげはなんと彼の自前。さらに頭も刈り上げ、徹底的に黒ひげになりきっています。
仲間はなんとあのフック!さらに戦うプリンセスも登場
この作品では後の「フック船長」となる若きフックが登場します。フックと言えばピーターパンの宿敵というイメージがありますが、なんと今回はピーターの仲間となって共に黒ひげに立ち向かうのです。
しかもなんとも爽やかイケメンな彼を演じるのは『トロン:レガシー』などで知られるギャレット・ヘドランド。今まで見たことのないフックの姿に注目です。
さらに先住民の娘、タイガー・リリーもピーターを支えます。彼女を演じるのはルーニー・マーラ。『ドラゴンタトゥーの女』で演じた全身真っ黒のパンクファッションが強く印象に残っているルーニーですが、この映画ではカラフルな衣装に身をつつみ、「戦うプリンセス」としてアクションも披露。彼女とフックの間に生まれる関係にも目が離せません。
この秋一番の冒険ファンタジーを是非映画館で!
子供だけでなく大人までも夢中になる魅力がいっぱいつまった『PAN ネバーランド、夢のはじまり』。是非大きなスクリーンでピーターや彼の仲間たちと共にネバーランドでの冒険を楽しんでみてはいかがでしょうか?