第49回トロント国際映画祭へ出品、さらに第97回米国アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品にも決定した、黒沢清監督の最新作『Cloud クラウド』。
本記事では、映画『Cloud クラウド』のあらすじ&キャスト情報、見どころをまとめてご紹介します。
『Cloud クラウド』(2024)あらすじ
吉井良介は、町工場に勤めながら“ラーテル”というハンドルネームを使い転売で日銭を稼いでいた。転売の仕事を教わった高専の先輩・村岡からの“デカい”儲け話にも耳を傾けず、真面目にコツコツと悪事を働いていく。そんな折、勤務先の社長・滝本から管理職への昇進を打診された吉井は、その申し出を断り辞職。郊外の湖畔に事務所兼自宅を借り、恋人・秋子との新しい生活をスタートする。地元の若者・佐野を雇い、転売業が軌道に乗ってきた矢先、吉井の周りで不審な出来事が重なり始める。徘徊する怪しげな車、割られた窓ガラス、付きまとう影、インターネット上の悪意……。負のスパイラルによって増長された憎悪はやがて実体を獲得し、狂気を宿した不特定多数の集団へと変貌。その標的となった吉井の「日常」は急速に破壊されていく……。
『Cloud クラウド』キャスト情報

吉井良介/菅田将暉
町工場で働きながら、“ラーテル”というハンドルネームを使い、転売で日銭を稼いでいる。
その他キャスト

秋子/古川琴音
吉井の謎多き恋人。

佐野/奥平大兼
吉井に雇われたアルバイト。

三宅/岡山天音
ネカフェで生活するフリーター。

村岡/窪田正孝
吉井を転売業に誘った高専の先輩。

滝本/荒川良々
吉井が勤める工場の社長。

殿山宗一/赤堀雅秋
今にも倒産しそうな町工場の社長。

矢部/吉岡睦雄
三宅が出会う謎の男。

井上/三河悠冴
人生を見失った男。

千鶴/山田真歩
町工場の社長・殿山の妻。

北条/矢柴俊博
吉井を不審視する警察官。

室田/森下能幸
下町の模型店の店主。

猟師/千葉哲也

スタッフ
◼︎監督・脚本:黒沢清
◼︎主題歌/挿入歌:[Alexandros] 「Boy Fearless」
『Cloud クラウド』見どころは?

インターネットを経由する実体のないサービスの名を冠した本作では、誹謗中傷、フェイクニュースなど、ネットに広がった悪意・憎悪が実体をもった不特定多数の集団へと姿を変え、暴走していく恐怖を描く。“狩りゲーム”の標的となってしまう主人公・吉井だが、ネットが当たり前で生活に不可欠となった現代では、誰もが標的になりえてしまう、そんな現代社会の闇深さも感じられる作品となっている。
監督は、『CURE キュア』(97)や『クリーピー 偽りの隣人』(16)など、これまで多くの話題作を手掛け、『スパイの妻』(20)では第77回ベネチア国際映画祭にて銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞した黒沢清。
キャスト陣は、『花束みたいな恋をした』(21)や『ミステリと言う勿れ』(23)の、菅田将暉が憎悪の連鎖に巻き込まれていく主人公・吉井良介を務める。また、吉井の恋人・秋子は『海のはじまり』(24)の古川琴音、吉井に雇われたバイトの佐野は『MOTHER マザー』(20)の奥平大兼、フリーターの三宅は『笑いのカイブツ』(23)の岡山天音、吉井が勤める工場の社長・滝本には『ピンポン』(02)の荒川良々、吉井の高専の先輩である村岡は『ある男』(22)の窪田正孝がそれぞれ演じる。その他、赤堀雅秋、吉岡睦雄、三河悠冴、山田真歩、矢柴俊博、森下能幸、千葉哲也、松重豊ら実力派の俳優陣が脇を固める。
あなたも標的になるかもしれない……そんな日常を描くサスペンス・スリラー『Cloud クラウド』は、2024年9月27日(金)より劇場公開。是非、この機会にチェックしてみては?
『Cloud クラウド』作品情報
◼︎上映日:2024年9月27日(金)
◼︎配給:東京テアトル、日活
◼︎公式HP:https://cloud-movie.com/
(C)2024 「Cloud」 製作委員会
※2024年9月4日時点の情報です。
※最新の配信状況は、各動画配信事業者の公式サイトにてご確認ください。

