今週末は映画を観ない? 映画館で公開中&動画配信サービスで視聴できる映画をFILMAGA編集部員がレコメンドする企画、「#週末なに観る?」。まだ予定が決まっていない方のために、 オススメしたい作品の魅力を語ります!
今週はFILMAGA編集部・堤がレコメンド!

PROFILE: 窓辺に設置したミラーボールに朝日が反射して、ディスコなモーニングを過ごしています。クンビアを流していれば寒くない気がする。暖房もつけてるけど。今週は劇場公開作に加えて、配信で観られる作品をご紹介します!
劇場公開中『銀河鉄道999 4Kリマスター版』(1979)

あらすじ:身体を機械に変えることで人間が永遠の命を手にした未来。機械の身体を買うことができない鉄郎は、機械の身体をタダでくれる星へ向かう銀河超特急999号に憧れていた。 母の命を機械伯爵に奪われた鉄郎は、謎の美女メーテルから999号のパスをもらい、ともに地球を旅立つ。 旅をする中、アンタレスや女海賊エメラルダス、キャプテン・ハーロックとその親友トチローに出会い、鉄郎はたくましく成長していく。しかし、999号の終着駅で待っていたのは……。
堤:日本アニメーション映画史に残る不朽の名作、『銀河鉄道999』(1979)の4Kリマスター版が今週末より劇場でリバイバル上映開始。メーテルの存在は知っていても、ストーリーを最後まで知っている人は意外と少ないのではないかと思います。母親を失った15歳(アニメ版では10歳設定のようですが)の少年が、惑星から惑星へと移動していく銀河鉄道の旅を通して成長していくSFジュブナイルです。なるべく前知識を入れない方が面白い作品だと思うので詳細は避けますが、いく先々で出会う多様な価値観や未知の惑星の住人を通して、少年は「生身を捨てて機械になるとはどういうことか」「人が人たらしめるものはなにか」「愛の本質」を学んでいきます。古き良きアニメーションならではの哲学をたっぷり楽しめる感動作を、是非劇場でご覧ください!上映詳細はこちらから!
劇場公開中『正体』(2024)
あらすじ:殺人事件の容疑者として逮捕された鏑木(横浜流星)が脱走した。潜伏し逃走を続ける鏑木と日本各地で出会った沙耶香(吉岡里帆)、和也(森本慎太郎)、舞(山田杏奈)そして彼を追う刑事・又貫(山田孝之)。又貫は沙耶香らを取り調べるが、それぞれ出会った鏑木はまったく別人のような姿だった。間一髪の逃走を繰り返す488日間。彼の正体とは? 鏑木の計画とは……?
堤:死に物狂いで逃走し、容姿を変えては転々と日本各地に潜伏する指名手配犯・鏑木。逃げたとて安息の地などない絶望的な状況にも関わらず、生き延びるために必死で知恵を働かす彼の目的はいったい何なのか……? テンポよく整然と進んでいくストーリー構成で、2時間があっという間でした! 逃亡先で彼と縁があった4人を通して徐々に分かってくる鏑木の人間性に、混乱と希望、そして読めない展開に最後までドキドキさせてくれます。私は感動よりも感心の気持ちが強く、「鏑木、凄すぎる!」が一番最初の感想でした。是非是非、劇場でご覧ください!
Prime Videoで配信開始『エゴイスト』(2023)
あらすじ:14歳で母を失い、田舎町でゲイである自分の姿を押し殺しながら思春期を過ごした浩輔。今は東京の出版社でファッション誌の編集者として働き、自由な日々を送っている。そんな彼が出会ったのは、シングルマザーである母を支えながら暮らす、パーソナルトレーナーの龍太。惹かれ合った2人は、時に龍太の母も交えながら満ち足りた時間を重ねていく。亡き母への想いを抱えた浩輔にとって、母に寄り添う龍太をサポートし、愛し合う時間は幸せなものだった。しかし2人でドライブに出かける約束をしていたある日、何故か龍太は姿を現さなかった。
堤:いわゆる“オネエ”系の振る舞いでドラマティックな浩輔と、妖艶さと天使のような朗らかさを併せ持つ龍太。一見お似合いの「イケてるゲイカップル」の2人が、裏で抱える様々な事情とそれぞれの潜在的な欲求が複雑に絡み合い、側からみれば少し首を傾げたくなるような状態に。ひょっとしたら渦中の2人も、何が正解なのかなど、確かな気持ちはなかったかもしれません。でも、信じて決めてやっていくことって愛だなと思って、思い出しても泣けてくるほど素晴らしかったです。この物語は愛かエゴか、みなさんはどう感じますか? 是非是非、週末のお供にご覧ください。
週末に観る映画は決まりましたか? 良い作品に出会ったら、ぜひFilmarksでレビューしてくださいね。それでは良い週末を!
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※2024年12月13日時点の情報です。

