今週末は映画を観ない? 映画館で公開中&動画配信サービスで視聴できる映画をFILMAGA編集部員がレコメンドする企画、「#週末なに観る?」。まだ予定が決まっていない方のために、 オススメしたい作品の魅力を語ります!
今週はFILMAGA編集部・冨山がレコメンド!

PROFILE:やっと暖かくなってきて、インドアな私も流石にお出かけしたいなと思い始めています。ありがたい事に(まだ)花粉症にはなってないので、対策しながらお散歩にでも行こうと思います!
劇場公開中『ベイビーガール』(2024)
あらすじ:NYで女性CEOとして、大成功を収めるロミー。舞台演出家の優しい夫ジェイコブと子供たちと、誰もが憧れる暮らしを送っていた。ある時、ロミーは一人のインターンから目が離せなくなる。彼の名はサミュエル、ロミーの中に眠る秘密の欲望を見抜き、きわどい挑発を仕掛けてくるのだ。行き過ぎた駆け引きをやめさせるためにサミュエルに会いに行くが、逆に主導権を握られ2人のパワーバランスが逆転していく。二度と引き返せない誘惑ゲームの行方は……?
冨山:CEOとして成功し、愛する夫と2人の娘と暮らし、順風満帆そうな日々の中で、夫に自らの性的嗜好を打ち明けられず満たされない主人公・ロミー。そんな中、ロミーの前に現れたインターンのサミュエルは、彼女の秘めた欲求に気付き、彼女は刺激的な駆け引きに溺れていくのです。本作では「他者から見た自分」と「本当の自分」の不一致による苦悩が描かれます。この不一致は、実際誰もが大なり小なり持ち合わせていて、ロミーほどでなくても共感できると思います。また本作ではロミーの性的嗜好から、バカバカしく見えてしまうシーンもありますが、それは決してバカにはできない、してはいけない、彼女にとって大切なものだと感じました。他者が望む「強い」女性であろうとするロミーが、「弱点」を受け入れた時、最後の彼女の表情にはグッときました。是非、劇場でロミーの顛末を見届けてください!
劇場公開中『ロングレッグス』(2024)
あらすじ:新人FBI捜査官リー・ハーカーは未解決一家連続殺人事件の捜査を任される。10の事件に共通するのは父親が家族を殺害し、自殺。すべての犯行現場には暗号で書かれた“ロングレッグス”からの手紙が残されていた。謎めいた手がかりをもとに、リーは一歩ずつ事件の真相に近づいていくが……。
冨山:主人公のFBI捜査官・リーが捜査するのは、犯行現場に“ロングレッグス”という署名付きの暗号文が残された不可解な殺人事件。本作はホラーではありながらも、この謎に迫っていく過程はかなりしっかりとしたサスペンスで、思わず推理しながら見入ってしまいました。ですが、本作の見どころはなんといっても、自身初のシリアルキラー、ロングレッグスを演じるニコラス・ケイジ。一挙手一投足がとにかく気持ち悪い(最高に褒めてます)! 特殊メイクの効果も相まって、映画史に残るレベルのシリアルキラーが誕生したといっても過言ではないと思います。また、本作はかなり細部にまでこだわっていて、公式HPに一連の事件の捜査資料がまとまった「過去の事件ファイル」があるのですが、本作の舞台となっている1990年代のWEBサイトが再現されていて、観終わってからも楽しめる一作となっています。
VOD配信中『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』(2008)
あらすじ:卒業を控えたイースト高校の最上級生たちは、一生の思い出を作るために、ワイルドキャッツの仲間たちとミュージカルを上演することに。テーマは、未来への希望や不安……そして共に成長してきたかけがえのない日々。ところが卒業の日が近づいても進路は定まらず、それぞれの心は揺れる。彼らの夢や恋、そして友情はどうなるのか?
冨山:卒業・新生活の時期、ということでご紹介するのは「ハイスクール・ミュージカル」シリーズ3作目にして完結編となった『ハイスクール・ミュージカル・ザ・ムービー』です。高校卒業を控えたトロイやガブリエラたちは、それぞれの夢に向かい進路を考えていきます。しかし、自分が思い描く希望だけでなく、親や友人が願う姿とのズレや、大切な人との別れに思い悩みます。私は昔から本シリーズが大好きで毎年1回以上は観ているのですが、大人になって見返すと、当時とは違う場面やセリフに共感、感動できます。特に、演劇部顧問のダーバス先生の言葉は、大人にこそ刺さって考えさせられると思います。「ハイスクール・ミュージカル」シリーズを観たことがない方はこの機会に、観たことある方も久々にご覧ください!
週末に観る映画は決まりましたか? 良い作品に出会ったら、ぜひFilmarksでレビューしてくださいね。それでは良い週末を!
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※2025年3月28日時点の情報です。



