末次由紀による大ヒットコミックの実写映画化シリーズ。競技かるたに打ち込む高校生たちの奮闘を全3部作で描く。
監督・脚本は、『タイヨウのうた』(2006)や『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(2013)など青春映画に定評のある小泉徳宏がシリーズを通して担当。
主人公・千早を演じるのは、本作が映画初主演となった人気若手女優の広瀬すず。その他、野村周平、新田真剣佑(真剣佑)、上白意志萌音ら、若手俳優陣が揃い、日本古来の百人一首の世界で最高に熱い青春の情動が花開く。
『ちはやふる 上の句』(2016)
幼い頃から一緒に競技かるたに打ち込んでいた千早(広瀬すず)、太一(野村周平)と新(新田真剣佑)。家の事情で新が故郷に戻ることになり、三人は離れ離れに。「新にもう一度会いたい。会って強くなったな。と言われたい。」千早はそんな想いを胸に、高校進学を機に再会した千早と太一は競技かるた部を立ち上げ、初心者もいる弱小チームながら、全国大会を目指して猛練習を開始する。千早の新への想いを知りながらも、かるた部創部を応援し、部長となった太一。彼もまた、新に勝たなければ、千早に想いを伝えて前に進むことができない。千早、太一、新、そして瑞沢高校かるた部の、まぶしいほどに一途な想いと情熱が交錯する、熱い夏が来る。
末次由紀の大ヒットコミックを広瀬すず主演で実写映画化。監督は『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(13)の小泉徳宏が担当。主人公・千早を演じる広瀬すずのほか、野村周平、新田真剣佑(真剣佑)、上白意志萌音ら、若手俳優陣の熱演がみどころ。
『ちはやふる 下の句』(2016)
高校進学を機に再会した千早(広瀬すず)と太一(野村周平)が立ち上げた瑞沢高校競技かるた部は、結成1年目にして東京都大会で優勝。全国大会へ向け勢いに乗り練習を続ける千早であったが、同じ年で全国大会優勝を果たし、クイーンと呼ばれる若宮詩暢(松岡茉優)の存在を知るのだった。千早の気持ちは次第に詩暢にとらわれ、競技かるた部の仲間たちから離れていってしまう。そして、そんな千早の目を覚まさせようとする太一。千早、太一、新の気持ちが少しずつバラバラになっていく……。果たして、全国大会の行方は?
競技かるたを題材にした末次由紀による大人気コミックを実写化したシリーズの後編となる本作。監督は引き続き小泉徳宏が担当し、全国大会を目指し猛練習に取り組む高校生たちの青春が瑞々しく活写される。主人公・千早とコントラストをなすライバルを演じる松岡茉優の熱演にも注目。
『ちはやふる ー結びー』(2018)
高校1年の夏の全国大会から2年。再び競技かるたを始めた新(新田真剣佑)は、自身もかるた部を立ち上げ、千早(広瀬すず)たちに対抗する。高校3年生となった千早は最後の全国大会に向けて練習を続けていたが、部長の太一(野村周平)が予選を前に退部してしまうのだった……。
人気若手女優・広瀬すず主演で大ヒットを記録した「ちはやふる」2部作の続編にして完結編となる本作。「上の句」「下の句」に続き小泉徳宏が監督を担当し、野村周平、新田真剣佑(真剣佑)、上白石萌音、森永悠希、矢本悠馬ら豪華キャスト陣も総出演。新たなキャストも加わり、さらなる激戦が繰り広げられる。
『ちはやふる ー繋ぐー』(2018)
千早(広瀬すず)17歳の誕生日、高校2年の夏に迎えた2度目の全国大会、3位になってしまった結果に責任を感じる太一(野村周平)、千早の師匠である原田先生(國村準)との猛特訓の日々、名人へ挑戦しようとする新(新田真剣佑)の奮闘をほのぼのとしたタッチで描く。
末次由紀による大人気コミックを実写化したシリーズのスピンオフドラマ全5話。『ちはやふる 下の句』と『ちはやふる ー結びー』の間に起こった千早たちのエピソードが各話で綴られる。毎回メイキングが付けられており、競技かるたのルールも丁寧に解説される。
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【文・チャーリー】
※2020年5月20日時点のVOD配信情報です。