京極真 完全攻略!?『名探偵コナン 紺青の拳』で初めて明かされる「ある秘密」とは?【ネタバレ解説】

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名探偵コナンの劇場版シリーズ第23弾『名探偵コナン 紺青の拳』(2019)を、ネタバレありで徹底考察!本作の見どころや、キーパーソンである京極真のある秘密についてを紹介。

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「とんでもないものを観た。」

そんな感想が思わず出てきてしまう映画が、名探偵コナンの劇場版シリーズ第23弾『名探偵コナン 紺青の拳』(2019)です(以下、「紺青の拳」と表記。クライマックスにかけて繰り広げられる、シンガポールのマリーナベイ・サンズを巻き込んでのアクションは、スケールの大きさに空いた口が塞がらない必見の内容となっています。

そんな「紺青の拳」を語る上で、忘れてはならないキャラクターが、劇場版シリーズでは初めてキーパーソンに選ばれた京極真(きょうごくまこと)です本作で京極のどんな魅力が楽しめるのかを解説していきます。

※以下、ネタバレを含みます。

コナン1の格闘能力の持ち主!京極真とは一体何者なのか?

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そもそも皆さんは京極真というキャラクターをご存知でしょうか。原作単行本では22巻より登場し、TVアニメには1999年から登場しているレギュラーキャラクターです。登場こそかなり前なのですが、服部平次や怪盗キッドなどに比べると、その登場頻度は少なめ。

それ故に他のキャラクターに比べると存在を知らないという人も多いです。ですが、京極真のパーソナリティは、名探偵コナンの中でもかなりすごい位置付けのキャラクターです。

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なんと言ってもコナン作中史上、トップの格闘能力を持ったキャラクターが京極真なのです。名探偵コナンでは毛利蘭など、格闘能力の高い人キャラクターが多数登場していますが、その中でも一目置かれる実力者。

空手の全世界公式戦では400連勝という記録を残し、怪盗キッドへの防犯対策として起用されるといった経歴を持ち、日本で空手で自分よりも強いものは居ないということで、海外へ武者修行に出るほどの人物です。コナンがパスポートを持てないということで、海外が舞台になりにくい以上、出番が少なくなってしまうのは、設定上しょうがないとも言えますね。

そんな真の恋人が、蘭の親友の鈴木園子。ある事件をきっかけに二人は交際をスタートし、普段は海外に居る真ですが、園子に危機が迫ると聞くやいなや、日本に飛んで帰ってくるほどのゾッコンぶりを見せてくれます。

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夢の対決!キッド&コナンVS京極真

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そんな真が『名探偵コナン 紺青の拳』では、ついにスポットが当たりました。しかも映画の見せ場として用意されたのが、怪盗キッドとの対決。まさにスクリーン映えする対決だったと言えます。

真と怪盗キッドが対決するのは実はこの「紺青の拳」が2回目。TVアニメシリーズの746話、747話で放送された『怪盗キッドvs京極真』では、初対決を繰り広げ、互いにその実力を思い知る引き分けのような形で終わってしまいました。そんな対決を経ての「紺青の拳」ではなんとコナンが参戦。しかも驚くべきは今回、コナンが怪盗キッドに手を貸す展開となりました。

映画の惹句では“真実 vs 奇跡 vs 蹴撃”というフレーズが使われておりバトルロイヤルの形式を思わせますが、その実、まさかの怪盗キッドとコナンのタッグチームvs京極真というドリームマッチの装い。

映画中盤、逃げようとする怪盗キッドを、真があと一歩で追い詰めようという状況の中、コナンの助けによってキッドは難を逃れます。実質この勝負、コナンの助けがなければ負けていた可能性があります。さすが京極真、キッドの不戦勝と言いたくなるような見事な実力を見せてくれました。

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京極真と鈴木園子のラブストーリーにも注目!

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そして、もう一点、映画の後半の目玉とも言えるのが真と園子のラブストーリー要素です。普段は真は海外に出てしまっているので、なかなか園子とも交流できていない分、この映画では良い雰囲気になって欲しいのですが、残念ながら格闘能力以外は基本的に不器用なのが真。

園子に言いよる悪漢達を成敗する活躍こそ出来たものの、園子から突き放された途端、気の利いたことも言えず、寡黙に園子を部屋の外から見張るのみでした。

真のかっこいい部分だけでなく、なんだかかっこ悪いなぁ、と思わせる展開を迎えるのですが、クライマックスに向けて事態は急転。喧嘩なんかしてられないマリーナベイ・サンズ崩壊という大ピンチを迎え、窮地を救ってくれた真に、園子は愛を実感するのでした。

中でも重要なのが真の額の絆創膏。『名探偵コナン 紺青の拳』では、真が額に貼り続けている絆創膏の中身が、園子と撮ったプリクラであることが明らかになります。

このシーン、実は「名探偵コナン」という作品においても、かなり衝撃のシーンです。なぜなら、1999年の登場以来、真は額の絆創膏を一度も外したことがなかったのです。頑なに謎とされていた真の秘密が、あのシーンでついに明らかとなったのです。

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このように「紺青の拳」では、京極真というキャラクターにスポットが当たることによって、今までの名探偵コナンの劇場版シリーズにはなかった、今作にしかない驚きや楽しめる要素が盛りだくさんの作品でした。今回紹介した原作やTVアニメシリーズのエピソードなども合わせて観てみるとより深みの増す一本となっているので、ぜひ一回だけでなく何度も観直して、映画を楽しんでみてください!

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(C)2019 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

※2020年4月16日時点の情報です。