映画「TAXi」シリーズまとめ！『TAXi ダイヤモンド・ミッション』までの全5作品のあらすじ＆キャスト情報

スピード狂のタクシー運転手ダニエルとドジな刑事エミリアンのコンビが難事件を解決してくノンストップカーアクション「TAXi」シリーズ。シリーズを通して製作・脚本を務めるのは名匠リュック・ベッソン。そんな大ヒットシリーズ全作の見どころを紹介する。

『TAXi』（1998）

愛車プジョー・406を走らせ乗客をどこへでも届けるタクシー運転手のダニエル（サミー・ナセリ）。ある日、マルセイユ警察の刑事エミリアン（フレデリック・ディーファンタル）を乗せたことからスピード違反で検挙されてしまう。しかしドイツ人強盗団による銀行強盗事件が相次いでいたため、エミリアンは捜査協力を条件にダニエルの違反を見逃すのだった。

フランス最大の港湾都市マルセイユを舞台に、スピード狂のタクシー運転手とドジな刑事が珍騒動を引き起こしながらも強盗団と闘うカーアクション「TAXi」シリーズ。監督はレーサー出身のジェラール・ピレス、製作・脚本には『レオン』（1994）などで知られるフランス映画界の名匠リュック・ベッソン。サミー・ナセリ扮する主人公ダニエルがプジョー・406を爆走させるノンストップカーアクションに興奮すること間違いなしだ。

『TAXi（2）』（2000）

日仏サミットのため訪仏した日本の防衛庁長官がマルセイユ警察を視察しにやって来る。長官の運転手に抜擢されたのはスピード狂のダニエル（サミーナセリ）。しかし調印式妨害を図るため長官が日本のヤクザに誘拐されてしまう。ダニエルはマルセイユ警察の刑事エミリアン（フレデリック・ディーファンタル）と協力して長官奪還に乗り出すのだが……。

ノンストップカーアクション「TAXi」シリーズ第2弾となる本作では、今回もスピード狂の運転手ダニエルとマルセイユ警察のドジな刑事エミリアンのコンビが事件を解決していく。監督はアクション映画を手掛けるジェラール・クラヴジックが担当。製作・脚本には引き続きリュック・ベッソン。前作からさらにスケールアップした物語展開とスピード感あるアクションが大きな話題を呼び、フランス本国では歴代興行収入1位を記録した。

『TAXi（3）』（2003）

マルセイユ警察の刑事エミリアン（フレデリック・ディーファンタル）は、8か月もの間銀行強盗団に苦しめられていた。ある日、スピード狂のタクシー運転手ダニエル（サミー・ナセリ）とともに強盗団を追跡し、アジトを突き止めるのだが……。

スピード狂のタクシー運転手ダニエルと何をやってもドジな刑事エミリアンのコンビが珍騒動を繰り広げながらも難事件を解決してくノンストップカーアクション「TAXi」シリーズ第3弾となる本作。監督はジェラール・クラヴジック、製作・脚本はリュック・ベッソンがそれぞれ引き続き担当。毎回手に汗握る激しいカーアクションが魅力の本シリーズだが、本作では序盤の逃亡犯役でシルヴェスター・スタローンが出演するなどサービスが満載となっている。

『TAXi（4）』（2007）

スピード狂のタクシー運転手ダニエル（サミー・ナセリ）とマルセイユ警察の刑事エミリアン（フレデリック・ディーファンタル）は、それぞれに子どもが生まれ、さらに固い友情を結んでいた。しかしエミリアンは護送中の凶悪犯を逃がしてしまう失態を犯す。すぐさまダニエルの協力を得て、モナコへ逃亡した犯人を追跡するのだった。

ノンストップカーアクション「TAXi」シリーズ第4弾となる本作。シリーズを通して深い友情を育むダニエルとエミリアンの仲良しコンビの姿がファンの心をくすぐるが、今回は史上最強の凶悪犯の登場で危機に直面。マルセイユからモナコまで繰り広げられるカーアクションと展開の読めない物語のラストに終始ハラハラさせられるなど、シリーズ屈指の迫力を誇る。

『TAXi ダイヤモンド・ミッション』（2018）

超絶的なドライビングテクニックを持ち、パリ警察検挙率No.1の実績を誇る警官マロ（フランク・ガスタンビド）だが、問題を起こすことも多くマルセイユ警察に左遷されてしまう。マルセイユ警察では高級車を盗む一味に苦しめられており、マロは捜査のため時速300キロを超えるという伝説のタクシー・プジョー・407を入手しようとするのだが……。

世界的大ヒットを記録したノンストップカーアクション「TAXi」シリーズ第5弾となる本作は、キャストを刷新し、スピード狂の警官と伝説のタクシー運転手ダニエルの甥がコンビとなって強盗事件に立ち向かう。警官マロ役のフランク・ガスタンビドは監督も務め、製作・脚本は引き続きリュック・ベッソンが担当。人気シリーズがスケールアップしてさらなる超絶アクションを繰り広げる。

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