映画ファンに人気の仲野太賀出演のオススメ映画まとめ!『南瓜とマヨネーズ』『今日から俺は!! 劇場版』など10本

映画館に住みたい

ココネコ

仲野太賀(太賀)出演のおすすめ映画と主なプロフィールのまとめ。『南瓜とマヨネーズ』『母さんがどんなに僕を嫌いでも』『生きちゃった』など10作品を紹介します。

エッジの効いた“個性派キャラ”から“ごく普通の若者”まで幅広い役柄をこなす若手実力派俳優、仲野太賀(太賀)。圧倒的な演技力と存在感で評価と知名度をめきめきと上げている。そんな彼が出演するおすすめ映画10本をまとめてご紹介。

仲野太賀 プロフィール

仲野太賀は、1993年2月7日生まれ、東京都出身。俳優・中野英雄の次男。

2006年、13歳の時にTVドラマ『新宿の母物語』で俳優デビュー。当時の芸名は、太賀。『フリージア』(07)で映画初出演をし、オーディションを経て『那須少年記』(08)で映画初主演を果たす。

NHK大河ドラマや映画への出演を重ね、宮藤官九郎脚本のTVドラマ『ゆとりですがなにか』(16)で強烈なゆとり世代の若手社員を演じ、大きな話題となる。

以降、『ポンチョに夜明けの風はらませて』(17)、『母さんがどんなに僕を嫌いでも』(18)で主演を務めたほか、『南瓜とマヨネーズ』(17)、『50回目のファーストキス』(18)、『町田くんの世界』(19)など、話題作に続々と出演。2019年には芸名を太賀から仲野太賀に改める。

衝撃作として話題の『MOTHER マザー』、TVドラマ版から引き続きの出演となる『今日から俺は!! 劇場版』(20)が現在公開中。今後も『生きちゃった』、『泣く子はいねぇが』(20)、『すばらしき世界』(21)など出演を多数控える。

壊れ始めてる、ヘイヘイヘイ』(2016)

壊れ始めてる、ヘイヘイヘイ

文化庁委託事業である“若手映画作家育成プロジェクト”(通称:ndjc)の2015年度に製作された作品の1つ。佐藤快磨監督・脚本による青春ストーリー。

サラリーマンの木吉(仲野太賀)は、仕事帰りに立ち寄ったコンビニで女性店員のマコト(岸井ゆきの)が客からクレームをつけられているのを見かけ、客に飛び蹴りをくらわせる。マコトは木吉の飛び蹴りに心をつかまれ、木吉はマコトの笑顔を見るために、クレーマーに飛び蹴りをくらわせ続ける……。

仲野太賀は、客への飛び蹴りを重ねることに罪悪感を抱きつつも、マコトの笑顔が見たいと悩む青年・木吉を好演。佐藤快磨監督は、2020年11月公開予定の最新作『泣く子はいねぇが』で、仲野太賀と再びタッグを組む。

Rakuten TVで観る【登録無料】

 

淵に立つ』(2016)

淵に立つ

『よこがお』などの深田晃司が監督・脚本を務めたヒューマンサスペンス。第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で審査員賞を受賞した話題作。

郊外で小さな金属加工場を営む鈴岡利雄(古舘寛治)は、妻の章江(筒井真理子)、10歳の娘の蛍(篠川桃音)の3人で平穏に暮らしていた。ある日、出所したばかりの八坂草太郎(浅野忠信)が現れ、利雄は妻に相談もなく八坂を雇い、家に住まわせる。奇妙な共同生活が馴染んできた頃、ある出来事が一家を襲う……。

仲野太賀が演じたのは、八坂が姿を消したのち、鈴岡家の工場で働く青年・山上孝司。キーパーソンとして存在感を放っている。

Amazon Prime Videoで観る【30日間無料】

南瓜とマヨネーズ』(2017)

南瓜とマヨネーズ

魚喃キリコによる同名漫画を、『素敵なダイナマイトスキャンダル』などの冨永昌敬が監督・脚本を手掛け、実写映画化。二つの恋の間で揺れる女心を描いた、切ないラブストーリー。

ミュージシャン志望の恋人・せいいち(仲野太賀)の夢をかなえるため、ツチダ(臼田あさ美)は彼に内緒でキャバクラで働いて生活費を稼いでいた。仕事もせず自堕落な日々を送るせいいちだったが、ツチダがキャバクラの客と愛人関係を結んだことを知り、心を入れ替えて働き始める。そんな矢先、ツチダのかつての恋人・ハギオ(オダギリジョー)が現れる……。

原作では深く描かれていないキャラクターのせいいちを仲野太賀が演じることで、くっきりと生命の宿ったキャラクターとなった。ギターを手に弾き語る姿も見逃せない。

Amazon Prime Videoで観る【30日間無料】

 

母さんがどんなに僕を嫌いでも』(2018)

母さんがどんなに僕を嫌いでも

小説家・漫画家の歌川たいじが、自身の壮絶な生い立ちをつづったコミックエッセイを実写映画化。『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』などの御法川修が監督を務める。

幼少期から母の光子(吉田羊)に心身ともに傷つけられてきたタイジ(仲野太賀)。17歳で家を出て1人で生きていく決心をするが、子どもの頃に面倒を見てくれた工場のばあちゃん(木野花)との再会や、友人たちの励ましにより、母と再び向き合う覚悟を決める。

主演を務めた仲野太賀は、大好きな母から拒絶され続け、壮絶な人生を送ってきた青年・タイジを熱演。それでも母と対峙しようとする難役を、圧倒的な演技力で表現した。

Amazon Prime Videoで観る【30日間無料】

 

タロウのバカ』(2019)

タロウのバカ

『セトウツミ』などの大森立嗣が監督・脚本を務めたオリジナル作品。3人の少年の危うい疾走を描いた過激な青春ドラマ。

名前もなく、戸籍も持たず、一度も学校に通ったことのない少年タロウ(YOSHI)は、高校生のエージ(菅田将暉)、スギオ(仲野太賀)と出会う。解放感に満ちあふれ、自由奔放な日々を送る3人だったが、1丁の拳銃を手に入れたことがきっかけで、目を背けていた現実と向き合うことになる。

仲野太賀が演じたのは、少年タロウと仲間になる高校生のスギオ。理性的で臆病な、一見するとごく普通の高校生だが、胸の内に危うい鬱憤を抱える役どころを体現した。

Amazon Prime Videoで観る【30日間無料】

 

静かな雨』(2020)

静かな雨

宮下奈都による同名小説を、『四月の永い夢』などの中川龍太郎が監督・脚本を手掛け、実写映画化。記憶障害を負った女性と、彼女に向き合う男性の行方を描いた切ないラブストーリー。

大学の研究室で働く、足の悪い青年・行助(仲野太賀)は、1人でたい焼き屋を営む女性・こよみ(衛藤美彩)と親しくなる。ある時、こよみは交通事故に遭い、意識不明に。奇跡的に回復を果たすが、短時間しか記憶をとどめておけない障害を発症していた。

衛藤美彩とW主演を務めた仲野太賀は、1日で記憶を失う女性と共に生きることを決意する青年・行助を演じた。足に先天的な麻痺があり、心にもどこか闇を抱えたキャラクターを、静かながら深い演技力で表現。仲野太賀と中川龍太郎は、主演を務めた『走れ、絶望に追いつかれない速さで』(2015)以来のタッグとなった。

MOTHER マザー』(2020)

MOTHER マザー

実際に起きた少年による祖父母殺害事件をベースに描いた衝撃のヒューマンドラマ。『タロウのバカ』と同じく大森立嗣が監督・脚本を務めた。

男にだらしなく、その日暮らしを送るシングルマザーの三隅秋子(長澤まさみ)は、息子の周平(幼少期:郡司翔)に異様に執着。他に頼る人もいない周平は母の要求に必死で応えようとし、奇妙な絆が生まれていく。母子はとある事件を機に逃亡生活を余儀なくされ、身内からも絶縁される。やがて17歳に成長した周平(奥平大兼)は、母との絆に動かされ、ひとつの殺害事件を引き起こす……。

仲野太賀が演じたのは、長澤まさみ演じる秋子が身を寄せるラブホテルの従業員・赤川圭一。男と行きずりの関係を持つ秋子に挑発され、翻弄される男性を演じている。2020年7月3日より公開中。

今日から俺は!! 劇場版』(2020)

今日から俺は!! 劇場版

福田雄一の監督・脚本で大ヒットを記録したTVドラマが満を持しての映画化。原作は1980年代に連載された西森博之の同名漫画。高校生のつっぱりコンビが巻き起こす珍騒動を描く。

1980年代の軟葉高校。転校を機に金髪つっぱりデビューした2年生の三橋貴志(賀来賢人)とトゲトゲ頭の伊藤真司(伊藤健太郎)は、コンビを組んで敵と戦い大暴れしていた。3年生になったある日、かつて2人がやり合った開久高校の一角を、隣町の北根壊高校が間借りし、北根壊高校の番長が妙な商売を始める。そしてその頃、女番長の涼子(山本舞香)が三橋と今井(仲野太賀)に接近していた……。

仲野太賀は、TVドラマ版に続いて紅羽高校の番長・今井勝俊を演じる。福田雄一の世界観で暴れまわる姿が大スクリーンで楽しめる。2020年7月17日より公開中。

生きちゃった』(2020)

生きちゃった

『舟を編む』などの石井裕也が監督・脚本を手掛けたオリジナル作品。香港国際映画祭と中国のHeaven Picturesによるプロジェクト「B2B(Back to Basics) A Love Supreme」(原点回帰、至上の愛)のもとで製作された。

山田厚久(仲野太賀)と武田(若葉竜也)、そして奈津美(大島優子)は昔から仲の良い幼なじみ。厚久と奈津美は結婚し、5歳の娘がいる。平穏な日常を過ごしていたはずのある日、会社を早退した厚久は妻の浮気現場を目撃してしまう。これを機に、感情に蓋をした厚久と奈津美、武田の関係が徐々に歪んでいく。

若葉竜也とW主演を務める仲野太賀は、突然妻の裏切りを突き付けられる男性、山田厚久を演じた。3人の人間模様がどのように絡み合うのか、実力派俳優の演技のぶつかり合いに期待が高まる。2020年秋公開予定。

すばらしき世界』(2021)

すばらしき世界

『ゆれる』などの西川美和が監督・脚本を務める最新作。

殺人事件を起こし13年の服役を終えた三上(役所広司)。すっかり変わってしまった外の世界で、人生をやり直そうと決める。そんな彼の姿を番組にするため、2人の若手テレビマン(仲野太賀・長澤まさみ)が近付くが、三上は2人の人生にも影響を及ぼしていく……。

仲野太賀は、『MOTHER マザー』で共演した長澤まさみとコンビを組み、刑期を終えた男性・三上を追うテレビマンを演じる。重鎮・役所広司とどのような掛け合いを見せるのか、注目が集まる。2021年春公開予定。

(C)2016 VIPO(C)2016映画「淵に立つ」製作委員会/COMME DES CINEMA(C)魚喃キリコ/祥伝社・2017「南瓜とマヨネーズ」製作委員会(C)2018「母さんがどんなに僕を嫌いでも」製作委員会(C)2019 映画「タロウのバカ」製作委員会(C)2019「静かな雨」製作委員会/宮下奈都・文藝春秋(C)2020「MOTHER」製作委員会(C)2020「今日から俺は!!劇場版」製作委員会(C)B2B, A LOVE SUPREME & COPYRIGHT @HEAVEN PICTURES All Rights Reserved(C)佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会

※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2020年7月23日時点の情報です。

記事をシェア

公式アカウントをフォロー

  • RSS