実写映画「寄生獣」シリーズまとめ！全2作品のあらすじ＆見どころをまとめて紹介

岩明均の大人気コミックを原作に、前編・後編の二部構成で映画化された「寄生獣」シリーズ。人間を捕食する“パラサイト”と、人間の壮絶な戦いを描いた今作品。あらすじやキャスト、見どころをまとめてご紹介！

『寄生獣』（2014）

人間の頭部を乗っ取り、その肉体を支配する寄生生物“パラサイト”。彼らは人間の体を乗っ取り、人間を捕食するのだ。泉新一（染谷将太）は、自宅にやってきた一匹のパラサイトに襲われるが、必死の抵抗の末、頭部に寄生されるのを免れる。しかし、右腕に寄生されてしまい、“ミギー”と名乗ったパラサイトと共存するしかなくなってしまう。ミギーは、自身が生き残るためには、新一に生きていてもらわなくてはならないが、危険を察知するとパラサイトも人間も殺してしまうのであった……。そのため、新一は人間の警察と、パラサイトの組織“パラサイトネットワーク”から目をつけられることとなる。

シリーズ第1作目。監督は、『永遠の0』『ALWAYS 三丁目の夕日』などの山崎貴が担当。主演の染谷将太の他、橋本愛、深津絵里、北村一輝など実力派キャストも話題となった。ミギーとの共存によって、様々な悩みを抱えつつも共に成長していく新一に注目したい。また、人間の在り方やパラサイトの存在意義を問うなど、生物の本質を考えさせられるストーリーも魅力。面白いだけではなく、深く考えさせられる展開に目が離せなくなること間違いなし。

『寄生獣 完結編』（2015）

これまで引き起こしてきた事件により、新一は人間からもパラサイトからも要注意人物としてマークされていた。そして、人間対パラサイトの戦いも激化していたのだった。人間の子を産んで、人間と共存していきたいと考えるパラサイトの田宮良子（深津絵里）は、新一とミギーの共存する姿に可能性を感じる一方、新一は母親をパラサイトに殺されたことをきっかけに、パラサイトに対する憎悪が強まっていた……。そんな新一たちの前に、最強のパラサイト・後藤（浅野忠信）が現れる。

シリーズ第2作目。監督やキャストは前作同様。人間とパラサイトのそれぞれの生き残りを賭けた戦いが描かれる。勝つのは人間か、パラサイトか。人間とパラサイトの両方の要素を持つ新一がこの激戦に決着をつけることとなる。また、新一の幼なじみ・村野里美との恋を通して、新一が人間らしさを持ち続ける姿にも注目。ミギーとの関係性の変化にも魅力が満載で、友情に感動したというレビューも多い。

(C)映画「寄生獣」製作委員会(C)2015 映画「寄生獣」製作委員会

※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks（フィルマークス）」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2020年8月25日時点の情報です。