映画「JAWS／ジョーズ」シリーズは全部で何作品ある？各作品のあらすじ・キャストをまとめて紹介

サメ映画といえば、スティーヴン・スピルバーグ監督の出世作で、代表作の一つ『JAWS／ジョーズ』が挙げられるだろう。今回は、その後作られた続編も合わせて、「ジョーズ」シリーズ全4作品をまとめてご紹介！

『JAWS／ジョーズ』（1975）

「ジョーズ」シリーズ第1作目。スティーヴン・スピルバーグ監督の名前が全世界に知れ渡った出世作。原作は、ピーター・ベンチリーの同名小説。ロイ・シャイダー、ロバート・ショウ、リチャード・ドレイファス、ロレイン・ゲイリー出演。第48回アカデミー賞では、音響賞・作曲賞・編集賞を受賞。サメが近づいてくる時の音楽は、画面越しから緊張感が伝わってくると高評価。また、映画の前半では、あえてサメの姿を写さないことで、恐怖が倍増すると話題になった。

アメリカ東海岸に位置する田舎町アミティの浜辺に女性の遺体が打ち上げられる。その女性の死因がサメによる襲撃だと判断した警察署長のブロディは、海岸を立入り禁止にしようと提案する。しかし、町の有力者たちは夏の観光シーズンの収入打撃を恐れ、その提案を拒否するのであった。そしてまた、少年がサメによって殺されてしまう……。

『JAWS／ジョーズ2』（1978）

シリーズ第2作目。スティーヴン・スピルバーグが監督を辞退したことから、ジュノー・シュウォークが監督を担当。ロイ・シャイダー、ロレイン・ゲイリー、マーレイ・ハミルトン、ジョセフ・マスコロ出演。

前作から3年後、アミティでは再び謎の失踪事件が勃発する。ブロディ保安官は、この事件の原因がまたサメによるものであると考えるが、周りはその意見を受け入れず、ついには警察署を解雇されてしまう。しかし、亡くなったダイバーが遺した小型カメラによって、サメが存在することを確信していたブロディは、息子のマイクに海へ行くことを禁止する。しかし、マイクは父親を無視して、友達と共にヨットで沖へ出てしまう……。

『ジョーズ3』（1983）

シリーズ第3作目。ジョー・アルヴスが監督を担当。デニス・クエイド、ベス・アームストロング、ルイス・ゴセット・Jr、サイモン・マッコーキンデール出演。シリーズ1・2作目の主人公ブロディの息子マイケルが今作の主人公。

前作から立派に成長したマイケルは、海上レジャー施設「シーワールド」のエンジニアとして働いていた。いよいよシーワールドが開園するという時に、海底ゲートの修理に出かけたスタッフ1名が行方不明となってしまう。マイケルが恋人で同僚のモーガンと共にそのスタッフの行方を探しにいくと、体長3メートルものサメが現れるのだった。施設のスタッフの協力の元、そのサメの捕獲に成功したが、やがてそれが大きな事件を引き起こすこととなる……。

『ジョーズ’87／復讐篇』（1987）

シリーズ第4作目。ジョセフ・サージェント監督作。マイケル・ケイン、ロレイン・ゲイリー、マリオ・ヴァン・ピーブルズ、ランス・ゲスト、カレン・ヤング出演。

前作から数年後、ブロディが亡くなり、残された妻エレンと次男のショーンは、アミティの町で平穏な日々を送っていた。しかし、クリスマス・イヴの夜に突如現れたサメによって、ショーンは殺されてしまう。悲しみに暮れたエレンは、長男マイケルの住んでいるバハマへと移る。しかし、まるでブロディの家族に復讐するかのように、サメがバハマの海にまで現れ始める……。

※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks（フィルマークス）」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2020年9月27日時点の情報です。