あなたの恋愛こじらせ度は大丈夫?この映画で「恋愛マーケティング能力」を磨こう!

ライター/エディター

倉橋比呂美

更年奇的な彼女05

この春公開される映画のなかでも注目を集めているのが「更年奇的な彼女」。タイトルを見てピンと来た人もいるかもしれませんが、そう、実はこの映画、ラブコメディの名作「猟奇的な彼女」を手掛けたクァク・ジェヨン監督の最新作なのです。

クァク・ジェヨン監督といえばアジアが誇るラブストーリーの巨匠。オンナゴコロをつくストーリー展開、キュートなシーン作りに定評ある監督です。

テーマはずばり「恋愛をこじらせている女子」。でも他人事だと笑うのは危険かも?

さて、この最新作でテーマになっているのは、ずばり「恋愛こじらせ女子」。

根本的にはまっすぐで正直、むしろ性格はいいんですが、自分のテンションがそのまま他人に通用すると思っているので、ちょっとウザさが鼻につくタイプです。今回のヒロイン、チー・ジアはまさにこの典型といえるでしょう。

チー・ジアの「恋愛こじらせ」っぷりは並大抵ではありません。「ウエディングドレス着て公衆の面前で逆プロポーズ」という、ちょっとこの子大丈夫かしらと思ってしまうほど。まあ映画だから話を盛ってるとはいえ、案の定恋人には振られてしまいます。

更年奇的な彼女06

ただ、チー・ジアのことを単に笑って見ているのは危険です。なぜなら、そんなあなたも「恋愛こじらせ女子」である可能性は決して低くないからです。

「私は絶対違う」と思ってるあなただって、ひょっとしたらチー・ジアかもしれない

困ったことに、「恋愛こじらせ女子」には自覚がない場合がほとんどです。そして「私は絶対違う!」と思っている人ほどそうである確率が高い。才色兼備で、仕事ができるイイ女が実はそうだった、ということもザラにあります。

「恋愛こじらせ女子」の真の本質は、恋愛がらみでしか表面に出てこず、日常生活では発揮されにくいので、自分も周囲の人もそうだと気づきにくいことが多いのです。でもこの映画を見れば、「自分が恋愛こじらせ女子か否か」を診断することができます。

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「いくらなんでも私はそこまでやらないわ~」と思いつつ、どこかでチー・ジアとシンクロできる部分があるなら、あなたも立派な「恋愛こじらせ女子」。このまま無自覚で生きていくと痛い目にあうかもしれません。でもこの映画を見て自分のなかの「恋愛こじらせぶり」に気づくことができれば、ある程度対策を立てられます。

チー・ジアの破天荒ぶりを見ることが、きっとあなたの恋愛に役立ちます

「恋愛こじらせ女子」の恋愛傾向として特徴的なのは、「想う相手からは想われず、割とどうでもいい相手から想われる」という点です。チー・ジアもまさにそう。自分を振った元恋人ばかり思い続け、優しい男友達ユアンには目もくれません。あげくの果てにストレスで若年性の更年期になってしまいます。

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ただ、このタイプの女性は根本的には性格がよくて一途。一度カップルになりさえすれば、情厚く相手を大切にします。ですから、この手のタイプが幸せになれるいちばんの近道は、恋愛における自分のマーケティング能力を磨くこと。「どういう相手なら自分を受け入れてくれるのか」を、きちんと把握することなのです。

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チー・ジアも、映画のなかで幸せをつかみ取ろうともがき、そして自分なりの結論にたどりつきます。彼女がいったいどういう紆余曲折をへて、最終的にどんな決断をしたのか…。それは映画を見てのお楽しみにしましょう。あなた自身の「恋愛マーケティング能力」を磨く、いい手助けになるかもしれません。

そういえば、タイトルの「更年奇」って聞いたことない言葉だけど…?

ちなみに、タイトルの「更年奇的な」という言葉ですが、クァク・ジェヨン監督のヒット作「猟奇的な彼女」に、「更年期障害」をかけて作った造語。ヒロインのチー・ジアが若年性の更年期障害になってしまうことからつけられた邦題です。

更年期障害とは、閉経前後のホルモンバランスの乱れによって、ほてりや不眠、動悸や情緒不安定など、身体のあちこちに出てくる不調のこと。50歳を過ぎてから現れるのが普通ですが、最近はチー・ジアのように、若年性の更年期になる女性も少なくないそうですね。

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ささいなことで泣いてしまう、イライラすることが増えた、眠りが浅い…などなどに心当たりがあるなら、あなたも若年性の更年期かもしれませんよ。心当たりがある人は、この映画を見たあと婦人科か内科に行ってみてはどうでしょう。冗談抜きで。

■タイトル
『更年奇的な彼女』
■公開表記
4月8日(金)よりTOHOシネマズ日本橋・新宿他全国順次公開
■監督
クァク・ジェヨン
■キャスト
ジョウ・シュン トン・ダーウェイ ジャン・ズーリン ウォレス・チョン
■日本語吹替版キャスト
藤原紀香 他
■配給表記
アジアピクチャーズエンタテインメント/エレファントハウス/カルチャヴィル
■配給協力
DMZtokyo
■コピーライト
(c)New Classic Media Corporation
■公式サイト
http://kounenki-girl.jp

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  • なでしこ
    3.4
    " アンタがなんでチージアを落とせなかったかわかる?! アンタが貧乏でバカでブサイクだからじゃない、アンタの詰めが甘かったからよ!! " 「猟奇的な彼女」や「僕の彼女はサイボーグ」に続く三部作の最終作だそうで。 三部作とは知らなかった… たしかに、作品のところどころに、BGMでカノンが流れたり、雰囲気はまさに猟奇的〜に 似てる。 韓国映画と思いきや、舞台は中国。 中国語。でも吹き替え版。声、藤原紀香。 青年役はどっかで見た事あるなと思ったら、レッドクリフでお人好しな敵兵士役を演じてた彼です。(最後悲しかったけど) 内容は、猟奇的〜と比較してしまうと "ワケあり若年性更年期障"のチージアに振り回されながら必死に尽くす彼(ユアン)の姿に感動するでしょ?的なところがチラチラして、ちょっと冷静に観ちゃった感じ。 でもラストは良かったです😊 更年期の主人公を演じているジョウ・シュンの演技は猟奇的〜のチョン・ジヒョンちゃんを越えてるかも。本当に上手い。 元彼から結婚式の招待状が届いたときのあの演技というか、演技に見えず、女子なら痛いほど分かる心情が出てて。 物語では、彼女の親友の立ち回りが良い。 この親友役の女優さん、すごく綺麗だなと思ったら、ミス・ワールド受賞者でした。 🍽美味シーン🍽 ★ワイン🍷か?ジュース🍹か? 親友🚺とユアン🚹がオープンカフェでチージアの治療法について話し合いながら、お茶してるシーン。 ユアンは苺入りの杏仁豆腐チックなスイーツを、親友はワイングラスでワインらしきものを飲んでいます。薄い赤い色のロゼみたいな飲み物。ボトルを見るとジュースっぽい。 非常に美味しそうに見えた一品。なんだろ? ★鶏スープ鍋 元彼の結婚式に乱入してやろう作戦を決行すべく、北京に向かうチージア、ユアン、親友。道中、ユアンはチージアの為に鶏の半身を朝4時から煮込んだ鶏スープ出汁の野菜たっぷりなべを提供する。 ★臭いお茶 ユアンがチージアと親友をレストランに招待するシーン。食前茶?を飲んでチージアは「なんかオッサンの足の裏の味がする」と しょっぱい顔で呟く。 ユアンが「それは○○○だよ。身体にいい」とか言うんだけど○○○が何言ってるかわかんなくて謎におわる。そもそもオッサンの足の裏の味🤮って舐めたことあるのか?!
  • meijinjiang
    3
    ずっと見たくてやっと見れた。 男、優しいけど、はっきりしろよー(>_<)もっと早くに告って傷を癒してやれよ!何してるんだよ焦ったい!!! 親友の女の子がいい味出してた笑
  • くぅー
    3.5
    “猟奇的”なクァク・ジェヨン監督・・・日本に続き、中国でも変化球のラブコメを撮ったってことで、興味津々で鑑賞。 更年期って言葉を使ってる様に、さすがにインパクトって点では地味さは否めなかったが・・・ドタバタさせつつも、終盤では例によって巧さを見せ、ちょっとジーンと来ちゃったたして。 そんなキャストでは、ジョウ・シュンは持ち味をしっかり出してたし・・・ジャン・ズーリンがチャーミングだったなぁ。
  • なつこ
    -
    チャイ語の授業で見た。 内容は覚えてないが、生徒たちとワイワイ話しながらみて、楽しかったし、コメディちっくだった気がする。
  • カン
    -
    近頃、気になったトン・ダーウェイの映画をみたくて… 吹き替え、やっぱり好きじゃない そしてトン・ダーウェイってこう云うキャラが多いのかな… まだまだ他にもみたいな✨
更年奇的な彼女
のレビュー(335件)