映画『スマホを落としただけなのに』あらすじ＆キャスト情報！続編「囚われの殺人鬼」とまとめて紹介

『スマホを落としただけなのに』はそのタイトル通り、スマートフォンを落としたことをきっかけに命まで狙われることになったSNSミステリー。若者を中心として共感を呼び大ヒット作品となりました。今回は続編の『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』と合わせてご紹介します。

『スマホを落としただけなのに』（2018）

麻美（北川景子）の彼氏・誠（田中圭）は仕事中にスマホを落としてしまう。麻美は誠のスマホに電話をかけると知らない人が電話口に出るが、その人のおかけで無事麻美の手に渡る。しかし、その日を境に麻美のスマホの情報が流出したと思われる不可解な出来事が起こり始める。ネットセキュリティに詳しい浦野（成田凌）にスマホの安全対策設定を行ってもらい安心する麻美だったが、その晩、SNSのアカウントが乗っ取られ、意図しない投稿がされていた。一方その頃、長い黒髪の女性ばかりを狙う連続殺人事件が起きていた。

志駕晃の同名小説を『リング』の中田秀夫が映画化。スマホを落としたことで起きる悲劇という、現代人なら誰もが当てはまる恐怖を描き話題を集めた。スマホが乗っ取られる恐怖と同時に、連続殺人事件の恐怖も絡み合い、さらには主人公・麻美の秘密まで明かされ予想外の展開に休まる暇がない。

ストーリー以外にも、主人公を演じた北川景子の鬼気迫る表情の演技や、犯人の怪演が印象的で最後まで目が離せない。

『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』（2020）

長い黒髪の女性ばかりを狙った連続殺人事件は、刑事の加賀谷（千葉雄大）が犯人の浦野を逮捕したことにより幕を閉じたかと思われた。しかし再び若い女性を狙った連続殺人事件が起こり、捜査に行き詰まった加賀谷は浦野に面会を申し込む。浦野はそこで自身の師であるという謎の人物「M」の存在を明かす。仕方なく浦野に捜査協力を依頼する加賀谷だったが、一方で恋人の美乃里（白石麻衣）が謎の男に狙われていることを知る。

前作で事件を解決に導いた刑事・加賀谷を主人公に、再びスマホを落としたことによる恐怖を展開させる。前作同様、スマホによる恐怖、先の読めない展開、どんでん返しと続き期待を裏切らない続編となった。前作にはなかった新たなネットの怖さが描かれ、現代人へ警笛を鳴らす。

前作から続投の千葉雄大と成田凌の熱演の中、ヒロインを演じた白石麻衣によって新鮮味が加わった。

(C)2018映画「スマホを落としただけなのに」製作委員会(C)2020 映画「スマホを落としただけなのに2」製作委員会

※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks（フィルマークス）」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2020年10月19日時点の情報です。