2020年11月公開予定の映画の中で、Filmarksで映画ファンの間で話題となる作品を10本厳選してご紹介!
『おらおらでひとりいぐも』(2020年11月6日公開)
75歳、ひとり暮らしの“桃子さん”(田中裕子)。突然夫に先立たれ、ひとり孤独な日々を送ることになる。しかし、毎日本を読みあさり46億年の歴史に関するノートを作るうちに、万事に対してその意味を探求するようになる。すると、桃子さんの“心の声=寂しさたち”が音楽に乗せて、内から外へと沸き上がってきた。その日から桃子さんの生活は賑やかな毎日へと変わっていく……。
『トルーマン・カポーティ 真実のテープ』(2020年11月6日公開)
ニューヨーク文壇の寵児として、また、ゲイのセレブリティのアイコンとして社交界を席巻したトルーマン・カポーティ。「冷血」の大成功を経て長年出版が待ち望まれた新作「叶えられた祈り」は、ニューヨークのの実態を描いた最高傑作となるはずだった。しかし第一章が発表されるや否や、そのスキャンダラスな内容によって激しい論争を巻き起こす。社交界から追放され、多くの友人を失ったカポーティは、アルコールと薬物中毒に苦しみ、作品の完成を待たずしてこの世を去ることとなる。なぜ彼は、多くの人を傷つけるような本を執筆したのだろうか……。
『ストックホルム・ケース』(2020年11月6日公開)
何をやっても上手くいかない悪党のラース(イーサン・ホーク)は自由の国アメリカに逃れるために、アメリカ人に扮装してストックホルムの銀行強盗を実行する。彼は幼い娘を持つブリジッタ(ノオミ・ラパス)を含む3人を人質に取り、犯罪仲間であるクラーク(マーク・ストロング)を刑務所から釈放させることに成功。続いてラースは人質と交換に金と逃走車を要求し、クラークと共に逃走する計画だったが、警察は彼らを銀行の中に封じ込める作戦に打って出る。現場には報道陣が押し寄せ、事件は長期戦となっていく。すると犯人と人質の関係だったラースとブリジッタたちの間に、不思議な共感が芽生え始める……。
『ドクター・デスの遺産 -BLACK FILE-』(2020年11月13日公開)
ある闇サイトで依頼を受け、人を安楽死させる連続殺人犯ドクター・デス。 警視庁のNo.1コンビ犬養と高千穂は捜査に乗り出すが、遺族は犯人に感謝し嘘の証言で守る。ドクター・デスは猟奇殺人犯なのか?救いの神なのか?
『タイトル、拒絶』(2020年11月13日公開)
雑居ビルにあるデリヘルの事務所。 カノウ(伊藤沙莉)は、この店でデリヘル嬢たちの世話係をしていた。彼女たちはさまざまな文句を言い始め、その対応に右往左往する日々を送るカノウ。 そんなある時、若くてモデルのような体系のオンナが入店してきた。彼女が入店したことにより、店の人気嬢は一変していった。その不満は他のオンナたちに火をつけ、店の中での人間関係や、それぞれの人生背景がガタガタと崩れていくのだった……。
『さくら』(2020年11月13日公開)
長谷川家の次男・薫(北村匠海)は、年の暮れに実家へと向かった。けれど兄の一(ハジメ)(吉沢亮)の姿はない。薫にとって幼い頃からヒーローのような憧れの存在だったハジメは、2年前のあの日、亡くなった。そしてハジメの死をきっかけに家族はバラバラになり、その灯火はいまにも消えそうだ。そのつながりを繋ぎ止めるかのように、薫は幼い頃の記憶を回想する。やがて、壊れかけた家族をもう一度つなぐ奇跡のような出来事が、大晦日に訪れようとしていた……。
『STAND BY ME ドラえもん2』(2020年11月20日公開)
ある日のび太は、古いくまのぬいぐるみを見つける。それは、優しかったおばあちゃんとの思い出の品だった。おばあちゃんに会いたくなったのび太は、ドラえもんの反対を押し切り、タイムマシンで過去へ向かう。 おばあちゃんは突然やってきた少年を、のび太と信じて受け入れてくれる。そして、「あんたのお嫁さんをひと目見たくなっちゃった」というおばあちゃんの一言から、ドラえもんとのび太の大冒険が始まる……。
『ばるぼら』(2020年11月20日公開)
人気小説家の美倉洋介(稲垣吾郎)は、新宿駅の片隅で、ホームレスのような酔っぱらった少女ばるぼら(二階堂ふみ)に出会い、つい家に連れて帰る。大酒飲みでだらしないばるぼらだが、美倉はなぜか奇妙な魅力を感じて追い出すことができなかった。彼女を手元に置いておくと不思議と美倉の手は動きだし、新たな小説を創造する意欲がわき起こるのだ。ばるぼらはあたかも芸術家を守るミューズのようだった……。
『泣く子はいねぇが』(2020年11月20日公開)
秋田県・男鹿半島で暮らす、たすく(仲野太賀(太賀))は、娘が生まれ喜びの中にいた。一方、妻・ことね(吉岡里帆)は、子供じみていて父になる覚悟が見えないたすくに苛立っていた。大晦日の夜、たすくはことねに「酒を飲まずに早く帰る」と約束を交わし、地元の伝統行事「ナマハゲ」に例年通り参加するのだが、“ある事件”を起こす。ことねには愛想をつかされ、地元にも到底いられず、逃げるように上京したものの、そこにも居場所は見つからず、くすぶった生活を送っていた。そんな矢先、親友の志波(寛一郎)からことねの近況を聞く。ことねと娘への強い想いを再認識したたすくは、ようやく自らの愚行と向き合い、地元に戻る決意をする。だが、現実はそう容易いものではなかった…。
『アンダードッグ 前編』(2020年11月27日公開)
一度は手にしかけたチャンピオンへの道、そこからはずれた今も“咬ませ犬”としてリングに上がり、ボクシングにしがみつく日々をおくる崖っぷちボクサー・末永晃(森山未來)。児童養護施設で育ち、過去にある秘密をもつが、ボクシングの才能が認められ、将来を期待される才能豊かな若きボクサー・大村龍太(北村匠海)。大物俳優の二世タレントで、芸人としても鳴かず飛ばずの芸人ボクサー・宮木瞬(勝地涼)。 リングの上で、人生から見放された三匹の負け犬たちのドラマが交錯する……。
※2020年10月26日時点の情報です。
※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づいてセレクトしたものです。