映画「スピード」シリーズ一覧！各作品のあらすじ＆キャスト情報をまとめて紹介

映画「スピード」シリーズは、止められない乗り物に爆弾が仕掛けられるノンストップ・アクションムービー。その名の通りスピード感に溢れ、次々訪れる危機的展開に終始目が離せない人気シリーズです。今回は『スピード』と続編の『スピード2』をまとめてご紹介します。

『スピード』（1994）

ロサンゼルスの高層ビルのエレベーターに乗客が閉じ込められ、爆弾が仕掛けられる事件が発生する。SWAT隊員のジャック・トラヴェン（キアヌ・リーヴス）は爆弾の除去と乗客の救出に成功するも、犯人を逃してしまう。後日、同じ犯人がラッシュアワー時のバスに一定の速度より遅くなると爆発する爆弾を仕掛ける。乗客を救出するためバスに乗り込むジャックだったが、バスには次々とトラブルが訪れる。それでもバスの速度は落とせない。無事乗客を救出し、バスを止めることができるのか。

止まることのできない動く密室の中で、次々訪れる危機を頭脳的に回避していくヤン・デ・ボン監督のノンストップ・アクションムービー。黒澤明原案の『暴走機関車』から着想を得たそのストーリーは、従来のアクション映画になかった臨場感をもたらし、後のアクション映画に大きな影響を与えることとなった。一時も休めない展開に日本も含め全世界が夢中になり、高い興行収入を叩き出した。

優秀なSWAT隊員であるジャック役のキアヌ・リーヴスと、負傷したバスの運転手の代わりにバスを運転したアニー役のサンドラ・ブロックをスターに押し上げた作品となった。

『スピード2』（1997）

ジャックと別れたアニーは、同じくSWATの隊員であるアレックス（ジェイソン・パトリック）と付き合っていた。2人はジュエリー・コンベンションが行われる豪華客船に乗るが、そこでこの船の元プログラマーのガイガーによって爆弾が仕掛けられてしまう。アレックスは船を止め、ガイガーの逮捕に乗り出すが、コントロールを奪われた船は重油タンカーへ衝突しようとしていた……。

前作の大ヒットを受けてヤン・デ・ボン監督が続編を製作。舞台を豪華客船に変えたことで、前作では見られない海の波しぶきとともに激しいアクションが展開され、派手さがパワーアップ。次々起こる危機を一つずつ解決していくハラハラ感とスピード感は健在であった。

キアヌ・リーヴスが降板し、代わりにサンドラ・ブロックとジェイソン・パトリックを主演に据えたストーリーに変更されている。

※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks（フィルマークス）」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2020年10月19日時点の情報です。