本記事では、大人気シリーズ第5弾となる『ミッション：インポッシブル／デッドレコニング PART ONE』や第75回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した『CLOSE／クロース』など、2023年7月に公開される注目の洋画作品を一覧形式でご紹介します。
映画セレクト基準は？
本記事で紹介する映画は、国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks（フィルマークス）のデータに基づきセレクトされています。
2023年7月7日（金）公開
『キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩』（2021）
オレシア・モルグレッツ=イサイェンコ監督作。ヤナ・コロリョーヴァ、アンドリー・モストレーンコ、ヨアンナ・オポズダ、ポリナ・グロモヴァ、フルィスティーナ・オレヒヴナ・ウシーツカほか出演。
1939年1月、ポーランドのスタニスワヴフ（現ウクライナ、イヴァーノ＝フランキーウシク）にあるユダヤ人が住む母屋に店子としてウクライナ人とポーランド人の家族が引越ししてくる。ウクライナの⺠謡「シェドリック」＝「キャロル・オブ・ザ・ベル」を通し、交流を深める３家族だったが、第2次⼤戦が開戦し、ポーランド⼈とユダヤ⼈の両親たちは迫害によって連⾏される。ウクライナ⼈の母親で歌の先⽣であるソフィアは、残されたユダヤ⼈の娘ディナ、ポーランド⼈の娘テレサを、⾃分の娘と分け隔てなく守り⽣き抜くことを誓うが。
『Pearl パール』（2022）
『サプライズ』（11）などのタイ・ウェスト監督作。主演のミア・ゴスは脚本と製作総指揮も務めている。そのほかデヴィッド・コレンスウェット、タンディ・ライト、マシュー・サンダーランド、エマ・ジェンキンス＝プーロ出演。
Xシリーズ3部作の2作目、前作『X エックス』（22）の前日譚が描かれる。舞台は1918年のテキサス。スターの華やかな世界に憧れるパールは、人里離れた農場で、厳格な母と体が不自由な父に育てられていた。彼女の愛への渇望が、スターへの夢を育み、両親からの異常な愛が、その夢を腐らせていく。籠の中の無垢なる少女が抑圧から解き放たれたとき、比類なき無邪気さと残酷さをあわせもつシリアルキラーが誕生する。
『大いなる自由』（2021）
セバスティアン・マイゼが監督及び脚本を担当。フランツ・ロゴフスキ、ゲオルク・フリードリヒ、アントン・フォン・ルケ、トーマス・プレンほか出演。第74回カンヌ国際映画祭ある視点部門審査員賞受賞、第94回アカデミー賞国際長編映画賞オーストリア代表作品。
第二次世界大戦後のドイツ、男性同性愛を禁じた刑法175条の下、ハンスは自身の性的指向を理由に繰り返し投獄される。同房の殺人犯ヴィクトールは「175条違反者」の彼を嫌悪し遠ざけようとするが、ハンスがナチスの強制収容所から直接刑務所に送られたことを知る。反発から始まった2人の関係は、長い年月を経て互いを尊重する絆へと変わっていく。
『愛しのクノール』（2022）
マッシャ・ハルバースタッド監督作。Hiba Ghafry、イェルカ・ファン・ハウテン、Henry van Loon、Matsen Montsma、ルス・ルカほか出演。原作はヨーロッパでベストセラーとなっているトスカ・メンテンの小説「Die Wraak Van Knor クノールの復讐（原題）」。
9歳の誕生日プレゼントに仔犬が欲しかったバブスは、代わりに祖父から子豚をプレゼントされる。最初は不満に思っていたが、子豚にクノールと名付け一緒に過ごすうちにかけがえのない存在となっていく。しかし、祖父が子豚をプレゼントした理由には、恐ろしい秘密が隠されていた。
2023年7月14日（金）公開
『K.G.F:CHAPTER 1』（2018）
プラシャント・ニールが監督及び脚本を担当。ヤシュ、シュリニーディ・シェティ、ラマチャンドラ・ラジュ、Archana Jois、アナント・ナグほか出演。
インドで大ヒットを記録した「K.G.F」のシリーズ第1作。1951年、金鉱（KGF）を発見したスーリヤワルダンが巨万の富を築く一方、労働者は奴隷のように働かされていた。同じ年にスラム街で生まれた少年ロッキーは、母を10歳で亡くし、生き残るためにマフィアの下で働き始める。やがて最強となったロッキーは、ボスからスーリヤワルダンの息子を暗殺するよう指令を受ける。
『K.G.F:CHAPTER 2』（2022）
プラシャント・ニールが監督及び脚本を担当。ヤシュ、サンジャイ・ダット、ラヴィーナー・タンドン、プラカーシュ・ラージ、シュリニーディ・シェティほか出演。
「K.G.F」シリーズの第2作。KGFを支配下に置いたロッキーは、新たな金鉱を発見し事業を拡大していく。しかし敵対勢力も黙ってはいなかった。スーリヤワルダンの弟で、死んだと思われていたアディーラが現れ、KGF奪還を目指し勢力を束ねていく。果たして彼はKGFを守り、生き残ることができるのか⁉︎
『ランガスタラム』（2018）
スクマールが監督及び脚本を担当。ラーム・チャラン、サマンサ・ルス・プラブ、プラカーシュ・ラージ、ジャガパティ・バブー、アーディ・ピニシェッティほか出演。
1980年代半ば、ランガスタラム村は「プレジデント」を自称する金貸し兼地主のブーパティによって牛耳られていた。労働者のチッティ・バーブは、難聴だが、さほど気にせずに毎日を楽しく暮らしている。中東ドバイで働く兄のクマールは、故郷の村の有様に心を痛め、村長選挙に立候補して村を改善していこうと思い立つ。
『DASHCAM ダッシュカム』（2021）
『ズーム／見えない参加者』（20）などのロブ・サヴェッジが監督及び脚本を担当。アニー・ハーディ、アマール・チャーダ・パテル、アンジェラ・エナホロ、セイラン・バクスター、ジェームズ・スワントンほか出演。
ロスに住む迷惑系ライブ配信者アニーはコロナ規制にうんざりして、イギリスに住んでいる昔の音楽仲間であるストレッチを訪ねる。しかし迷惑がられ追い出されたアニーは、ストレッチの車とスマホを拝借し、大金につられて奇妙な“配達依頼”を受ける。だがそれは想像を絶する恐怖の幕開けであった。
『CLOSE／クロース』（2022）
『Girl／ガール』（18）などのルーカス・ドンが監督及び脚本を担当。エデン・ダンブリン、グスタフ・ドゥ・ワエル、エミリー・ドゥケンヌ、レア・ドリュッケール、ケヴィン・ヤンセンス、イゴール・ヴァン・デッセル、マーク・ワイスほか出演。第75回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞し、第95回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされるなど、各国の映画賞で47受賞104ノミネートを果たした。
花き農家の息子のレオと幼馴染のレミ。24時間365日ともに時間を過ごしてきた2人は、親友以上で兄弟のような関係だった。中学校に入学し、親密すぎるあまりクラスメイトにからかわれたレオは、レミにそっけない態度をとり、些細なことで大喧嘩になってしまう。
『ヴァチカンのエクソシスト』（2023）
『オーヴァーロード』（18）などのジュリアス・エイヴァリー監督作。ラッセル・クロウ、アレックス・エッソー、フランコ・ネロ、ラルフ・アイネソン、ダニエル・ゼヴァットほか出演。生涯で数万回の悪魔祓いを行った実在のチーフ・エクソシスト、ガブリエーレ・アモルト神父の著書「エクソシストは語る」を基に映画化。
1987年7月サン・セバスチャン修道院。アモルト神父はローマ教皇から直接依頼を受け、ある少年の「悪魔祓い」に向かう。そこで悪魔の仕業だと確信したアモルトは、トマース神父とともに本格的な調査に乗り出し、ある古い記録に辿り着く。全てが繋がった時、ヴァチカンの命運を握る凄惨なエクソシズムが始まる。
『金持を喰いちぎれ デジタルリマスター版』（1987）
『チャーチルズ・ウォー』（04）などのピーター・リチャードソンが監督及び脚本を担当。ロナルド・アレン、ラナー・ペレー、サンドラ・ドーン、ミランダ・リチャードソン、ノシャー・パウエルほか出演。
ロンドンの高級レストラン「バスターズ」をクビになったアレックスは、底辺部隊を率いてバスターズに突撃し、「イート・ザ・リッチ」に改名、金持ちをコケにする商法で大繁盛となった。だが「イート・ザ・リッチ」の誰にも言えない秘密とともに、最上位と最底辺の対決のときが迫っていた。
『サントメール ある被告』（2022）
『私たち』（21）などのアリス・ディオップが監督及び脚本を担当。カイジ・カガメ、ガスラジー・マランダ、ロバート・カンタレラ、オレリア・プティ、Ege Güner、Atillahan Karagedikほか出演。第79回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞（審査員大賞）と新人監督賞をＷ受賞し、第48回セザール賞最優秀新人監督賞を受賞した。
フランス北部の町、サントメール。作家ラマは、生後15ヶ月の娘を海辺に置き去りにし、殺人罪に問われた女性ロランスの裁判を傍聴していた。セネガルからフランスに留学し、完璧な美しいフランス語を話す彼女は本当に我が子を殺したのか？
『マッド・ハイジ』（2022）
ヨハンズ・ハートマン監督作。アリス・ルーシー、キャスパー・ヴァン・ディーン、デヴィッド・スコフィールド、Katja Kolm、レベッカ・ダイソン＝スミスほか出演。ヨハンナ・シュピリの児童書「アルプスの少女ハイジ」を基にした作品。
チーズ製造会社の社長でスイス大統領のマイリは、自社製品以外のチーズを禁止する法律を制定し、独裁者として君臨していた。20年後、アルプスに暮らすハイジだったが、ヤギのチーズを闇で売りさばいていたペーターが処刑され、おじいさんもマイリの手下に殺されてしまう。2人を失ったハイジは、血塗られた戦士へと変貌を遂げる。
2023年7月21日（金）公開
『世界のはしっこ、ちいさな教室』（2021）
エミリー・テロン監督作。サンドリーヌ・ゾンゴ、スヴェトラーナ・ヴァシレヴァ、タスリマ・アクテルほか出演。
1億2100万人。これは就学費用がない、近くに学校がない、学校に先生がいないなど、さまざまな理由から学ぶことのできない子供の数。子供達に広い世界を知ってほしいという情熱を胸に、信じる道を進み続ける3人の先生に注目した感動の教室ドキュメンタリー。
『古の王子と3つの花』（2022）
『ディリリとパリの時間旅行』（18）などのミッシェル・オスロが監督及び脚本を担当。オスカル・ルサージュ、クレア・デ・ラ・ルー・デュ・キャン、アイサ・マイガほか出演。
結婚を認めてもらうため、エジプト遠征の旅に出るクシュ王国の王子。中世フランスの酷薄な城主に追いやられた王子。モロッコ王宮を追われた王子。自分を信じることで自らの運命を変え幸福を手にする、至福の映像美で巡る3つの都、3つの時代の物語。
『裸足になって』（2022）
『パピチャ 未来へのランウェイ』（19）などのムニア・メドゥールが監督及び脚本を担当。リナ・クードリ、ラシダ・ブラクニ、ナディア・カシほか出演。製作総指揮は『コーダ あいのうた』（21）でアカデミー助演男優賞を受賞したトロイ・コッツァーが務める。
北アフリカのイスラム国家、アルジェリア。不安定な社会の中でバレエダンサーになることを夢見るフーリアは、貧しくもささやかな生活を送っていた。しかしある夜、大怪我を負ったフーリアは、踊ることも声を出すこともできなくなってしまう。そんな失意の中、リハビリ施設で出会ったのは、それぞれ心に傷を抱えたろう者の女性たちだった。
『ナチスに仕掛けたチェスゲーム』（2021）
『ゲーテの恋 〜君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」〜』（10）などのフィリップ・シュテルツェル監督作。オリヴァー・マスッチ、アルブレヒト・シュッヘ、ビルギット・ミニヒマイアーほか出演。原作はオーストリアの作家、シュテファン・ツヴァイクの「チェスの話」。
ヨーゼフは妻と共に、ロッテルダム港からアメリカへ向かう豪華客船に乗っていた。かつてウィーンで公証人を務めていたヨーゼフは、ナチスに脅迫、監禁された過去を抱えていた。一方船内ではチェスの大会が開かれ、船のオーナーに世界王者との一騎打ちを依頼される。白熱の試合の行方と共に、衝撃の真実が明かされる。
『ミッション：インポッシブル／デッドレコニング PART ONE』（2023）
「ミッション：インポッシブル」シリーズ第5弾から監督を務めるクリストファー・マッカリーが本作でも監督及び脚本を担当。トム・クルーズ、ヘイリー・アトウェル、ヴィング・レイムス、サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソン、ヴァネッサ・カービー、イーサイ・モラレス、ポム・クレメンティーフ、ヘンリー・ツェーニーほか出演。
スパイ組織IMFに所属するイーサン・ハントと、彼率いるチームの活躍を描く大人気シリーズ7作目。シリーズ初の前後編にして、トム・クルーズ演じるイーサン・ハントの軌跡をたどる集大成。イーサンの過去、そして現在までの旅路の果てに待ち受ける運命とは。
2023年7月28日（金）公開
『猫と、とうさん』（2022）
マイ・ホン監督作。ネイサン・ケーン、ジェフ・ジャドキンス、デヴィッド・ジョバンニほか出演。
俳優として飛躍したいネイサン、ベイエリアでエンジニアとして働くジェフ、ニューヨークの路上で生活するデイビッド、消防士のジョーダン。様々な背景を持つ彼らは、家や職場で共に生活する猫たちをこよなく愛している。前例のない試練となった2020年を共に過ごした、猫と彼らの絆が描かれる。
『プレジデント』（2021）
カミラ・ニールセン監督作。ネルソン・チャミサ、エマソン・ダンブゾ・ムナンガグワ、ロバート・ガブリエル・ムガベ、ジャスティス・プリシラ・チグンバ、モーガン・ツァンギライほか出演。2021年サンダンス国際映画祭にてワールドシネマ・ドキュメンタリー審査員特別賞を受賞。
ジンバブエ共和国が1980年に独立して以来、37年間にわたり政権を支配してきたムガベ大統領が、クーデターにより失脚。変わらぬ支配を目論む与党、長年の腐敗に疲弊し、国内政治体制の変革を求める民衆に後押しされる野党。国内外のマスコミや国民が注目するなか、国の未来を決める投票が始まるが……。
『不安は魂を食いつくす／不安と魂』（1974）
『あやつり糸の世界』（73）などのライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作。ブリギッテ・ミラ、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー、エル・へディ・ベン・サレム、バーバラ・ヴァレンティン、イルム・ヘルマン、マルクヴァルト・ボームほか出演。ダグラス・サーク監督の『天はすべて許し給う』（55）の物語を下敷きにした作品。第27回カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞。
ある雨の夜、未亡人の掃除婦エミは近所の酒場で年下の移民労働者の男、アリと出会う。愛し合い、あっという間に結婚を決める彼らだったが、エミの子供たちや仕事仲間からは冷ややかな視線を向けられる。年齢や文化、何もかもが異なる2人の愛の行方とは。
『天使の影』（1976）
『ヘカテ』（82）などのダニエル・シュミット監督作。イングリット・カーフェン、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー、アンネマリー・デューリンガー、クラウス・レーヴィチュ、アードリアン・ホーヴェンほか出演。ファスビンダーの戯曲「ゴミ、都市そして死」を映像化した作品。
とある都会の片隅に立つ娼婦リリーは、その繊細な性格から仲間内では浮いた存在だった。家に帰ればヒモ男のラウールに金をせびられる日々。そんなある日、リリーは闇社会の大物であるユダヤ人に見初められるが、次第に破滅願望が強くなっていく。
『シモーヌ フランスに最も愛された政治家』（2022）
『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』（14）などのオリヴィエ・ダアンが監督及び脚本を担当。エルザ・ジルベルスタイン、レベッカ・マルデール、オリヴィエ・グルメ、エロディ・ブシェーズ、ジュディット・シュムラほか出演。
世紀の女性を描いたオリヴィエ・ダアンの3部作『エディット・ピアフ 愛の讃歌』（07）、『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』（14）に続く3作目。弱き者たちの人権のために闘い、フランス人に最も敬愛された政治家シモーヌ・ヴェイユ。その信念を貫く不屈の意志は、かつてアウシュビッツ収容所に送られ、壮絶な体験から培われたものだった。
『コンサート・フォー・ジョージ』（2022）
『あなたがいたら／少女リンダ』（87）などのデヴィッド・リーランド監督作。エリック・クラプトン、ポール・マッカートニー、トム・ペティ、ジェフ・リン、リンゴ・スター、ジョー・ブラウン、サム・ブラウン、ジュールズ・ホランド、ビリー・プレストン、レイ・クーパー、アヌーシュカ・シャンカール、ラヴィ・シャンカール、モンティ・パイソン、トム・ハンクスほか出演。
2001年11月29日、多くの人々に惜しまれながら58歳で世を去ったジョージ・ハリスン。その1年後、ジョージの音楽と人生を称えるトリビュート・コンサート「コンサート・フォー・ジョージ」が盟友エリック・クラプトンによって開催された。昨年海外で上映された高音質リマスター版に、妻オリヴィエと息子ダニーからのメッセージが追加された特別な劇場独占バージョンを上映。
『イノセンツ』（2021）
『わたしは最悪。』（21）などの脚本家エスキル・フォクトが監督及び脚本を担当。ラーケル・レノーラ・フレットゥム、アルヴァ・ブリンスモ・ラームスタ、サム・アシュラフ、ミナ・ヤスミン・ブレムセット・アシェイム、エレン・ドリト・ピーターセン、モーテン・シュバラほか出演。
ノルウェー郊外の住宅団地。夏休みに友達になった4人の子供たちは、親たちの目の届かないところで隠れた力に目覚める。近所の庭や遊び場で新しい力を試す中、無邪気な遊びが影を落とし、奇妙なことが起こりはじめる……。
『ひまわり デジタルリマスター版』（1970）
『自転車泥棒』（48）などのヴィットリオ・デ・シーカ監督作。ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ、リュドミラ・サベリーエワ、アンナ・カレナほか出演。
第二次世界大戦下、陽気なアントニオと結婚したジョバンナは、夫を戦争に行かせないために狂言芝居までするが、アントニオは地獄のソ連戦線に送られてしまう。終戦後も戻らない夫を探すために、ジョバンナはソ連に向かうが、広大なひまわり畑の果てに待っていたのは、美しいロシアの娘と結婚し、子供に恵まれた幸せなアントニオの姿だった……。
『イビルアイ』（2022）
『パラドクス』（14）などのアイザック・エスバンが監督及び脚本を担当。オフェリア・メディーナ、パオラ・ミゲル、サマンサ・カスティーロほか出演。
13歳の少女ナラは、妹の奇妙な病気を治すため、祖母が住むラスアニマスという村を訪れる。しかし、次第に不穏な空気が漂い始め、ナラは祖母の不可解な行動から、彼女が人間ではない何者かであると疑い始める。この村と祖母に隠された秘密とは一体。
『キングダム エクソダス〈脱出〉』（2022）
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』（00）などのラース・フォン・トリアーが監督及び脚本を担当。ボディル・ヨルゲンセン、ミカエル・パーシュブラント、ラース・ミケルセン、ニコラス・ブロ、アレクサンダー・スカルスガルド、ウド・キアほか出演。
夢遊病者のカレンは、助けを呼ぶ謎の声を夢に見て巨大病院キングダムにたどり着く。カレンは病院に憑く呪いを解くために、病院の用務係のブルザーと心臓外科医のユディットと手を組む。一方、キングダムに赴任してきて間もない医師のヘルマー・ジュニアは、亡くなった父スティグ・ヘルマーの秘密を探り始める。
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※2023年6月27日時点の情報です。
※2023年6月27日時点で、100Clip!以下作品を除いた一覧となります。
