映画ファンから人気の森山未來出演映画まとめ!『モテキ』『苦役列車』から最新作「アンダードック」まで10本

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タナカリオ

『世界の中心で、愛をさけぶ』から最新作の『アンダードッグ 前編』まで、森山未來が出演する映画を10本ご紹介。

舞台やダンスなど多彩な才能を見せる森山未來。今回はそんな森山未來の実力を実感できる映画を役どころを含めて10作品ご紹介します。

世界の中心で、愛をさけぶ』(2004)

社会に純愛ブームを巻き起こした片山恭一原作のベストセラー小説を、行定勲監督がアレンジを加えて映画化。

朔太郎(森山未來)とアキ(長澤まさみ)は、高校2年生の夏、純粋で淡い恋を育んでいた。しかしアキに白血病が見つかり、2人の運命は急変していく。アキは懸命に生きようとするが、朔太郎は現実と自分の無力さに嘆く。朔太郎はアキが行きたがっていたオーストラリアへの旅を計画し、闘病中のアキを病院から連れ出そうとするが……。

森山未來は恋人の病を受け止めようともがく主人公を熱演し、観客の感動を呼んだ。

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僕たちの戦争』(2006)

荻原浩の小説を原作に、TBSで製作された長編ドラマ。現代と太平洋戦争の戦禍に生きる青年を入れ替えることで戦争の悲惨さを見つめ直す。

2005年夏、台風後の荒れた海でサーフィンをする尾島健太(森山未來)は、戦時中の1944年夏、飛行訓練を行っていた石庭吾一(森山未來)とタイムスリップし入れ替わってしまう。健太と吾一は異なる時代に戸惑いながらも、それぞれの時代を懸命に生きる。そして1944年の健太は、特攻兵器・回天の部隊に配属されることになる。

森山未來は現代と戦時中に生きる青年を見事に演じ分け、戦争の悲惨さを表現した。

百万円と苦虫女』(2008)

『ロマンスドール』などのタナダユキ監督がおくる青春ロードムービー。

ひょんなことから事件に巻き込まれ、前科持ちになってしまった鈴子(蒼井優)は、居づらくなった実家を出て「百万円貯まったら次の場所に引っ越す」という生活を始める。海辺の町で働いたり、ホームセンターで素敵な恋に出会ったりしながら、鈴子は自分の生き方を見つけていく。

森山未來は地方都市のホームセンターで鈴子と恋仲になる店員・中島亮平を演じ、ヒロインとの恋を切なく展開させる。

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フィッシュストーリー』(2009)

『アヒルと鴨のコインロッカー』や『ゴールデンスランバー』と同じく、伊坂幸太郎の人気小説を中村義洋監督が映画化。

売れないパンクバンド“逆鱗”のメンバーは、解散前最後のレコーディングに励んでいた。いつかこの曲が世界を救うことを夢見て「フィッシュストーリー」という曲をレコーディングする。それから数十年後の2012年、地球は小惑星の衝突により滅亡まであと数時間という状況に迫られていた。そんな時、“逆鱗”の一曲、「フィッシュストーリー」が奇跡を起こす。

森山未來は2009年に正義の味方を名乗るフェリーのコックを演じる。シージャック犯との華麗な戦闘シーンを繰り広げ、森山未來の身体能力の高さを実感できる。

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その街のこども 劇場版』(2010)

2010年、阪神・淡路大震災の15年特別企画として制作されたNHKドラマをリメイクした劇場版。

幼い頃に阪神・淡路大震災を体験した勇治(森山未來)と美夏(佐藤江梨子)。2人は追悼のつどいが行われる数日前に神戸で知り合う。全く異なる震災体験をした2人は、共に過ごしながら、それぞれの過去と向き合っていく。

幼い頃の震災の傷を抱える若者を森山未來が熱演。実際に阪神・淡路大震災で被災した経験を持つ森山未來のリアルな演技が反響を呼んだ。

モテキ』(2011)

実写ドラマ化した久保ミツロウの同名人気漫画をオリジナルストーリーで映画化。

1年前、今までモテたことがなかった藤本幸世(森山未來)に突然訪れたモテ期。今はもう女の子たちとの関係は終わっていたが、新しい就職先で、新たな女の子たちが幸世に接近し始める。幸世に再びモテ期がやって来ようとしていた。

森山未來は突然のモテ期到来に翻弄される不器用な主人公を、草食系男子のリアルな内面を表現しつつコミカルに演じた。

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苦役列車』(2012)

芥川賞を受賞した西村賢太の同名小説を『オーバー・フェンス』の山下敦弘監督が映画化。

19歳の北町貫多(森山未來)は、日雇い労働で得た金を酒や風俗に使い、家賃も滞納する生活を送っていた。そんな中、初めて友達と呼べる存在の人に出会ったり、一目惚れした女性と友達になったりしながら、不器用に生きていく。

森山未來は底辺を生きるダメ男の主人公の役で、ダメ男なのにどこか憎めないキャラクターを演じている。

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怒り』(2016)

吉田修一の同名ミステリー小説を『悪人』の李相日監督が映画化。

ある日、東京・八王子で夫婦が惨殺される事件が起き、事件現場には「怒」と書かれた血文字が残されていた。事件から1年後、今なお逃亡を続ける犯人を捕まえるため、警察は新たな手配写真を公開する。その後、千葉、東京、沖縄に犯人の顔によく似た素性の知れない3人の男が現れた。3人の周辺の人間は信頼と疑いの狭間で苦悩することに。

森山未來は沖縄に現れる犯人の候補の1人を演じる。圧巻の演技で巧みな演技力を見せつけた。

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“隠れビッチ”やってました。』(2019)

あらいぴろよの人気コミックエッセイを『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』の三木康一郎監督が実写映画化。

26歳のひろみ(佐久間由衣)の趣味は異性にモテること。清楚な見た目ながら、計算された会話や仕草で相手の気持ちを弄ぶことから“隠れビッチ”と呼ばれる。気にしないひろみだったが、ある日本気の恋に出会ったことで、自分の過去と本心に向き合い始める。

森山未來は主人公ひろみの職場の上司に扮し、ひろみが自分自身と向き合うきっかけになる大事な役どころを演じている。

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アンダードッグ 前編』(2020)

『百円の恋』の武正晴監督が再びボクシングを題材に挑んだ作品。『アンダードッグ 後編』にも出演。

“かませ犬”(アンダードッグ)としてリングに上がる崖っぷちボクサーの末永晃(森山未來)は、チャンピオンの夢を諦めきれずボクシングにしがみついていた。そんな時、若き天才ボクサー・大村龍太(北村匠海)と芸人ボクサーの宮木瞬(勝地涼)と出会う。そこから負け犬からの再起をかけた戦いが始まる。

森山未來はプロも顔負けの本格的なトレーニングでボクサー役に挑んだ。プロボクサーにしか見えない大迫力の試合シーンは見逃せない。

(C)2010NHK(C)2011映画「モテキ」製作委員会(C)2012「苦役列車」製作委員会(C)2016 映画「怒り」製作委員会(C)「“隠れビッチ”やってました。」フィルムパートナーズ/光文社(C)2020「アンダードッグ」製作委員会

※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2020年11月21日時点の情報です。

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