テレビドラマから映画まで幅広く出演し、数々の名演技を生み出してきた濱田岳。今回は、そんな濱田岳が出演する人気作品10本をまとめてご紹介します。『アヒルと鴨のコインロッカー』(2006)や『サケボム』(2013)、『おらおらでひとりいぐも』(2020)など、役柄も合わせてチェック!
『アヒルと鴨のコインロッカー』(2006)
『チーム・バチスタの栄光』(2008)などの中村義洋監督作。原作は伊坂幸太郎の小説で、映像化が難しいと言われていた作品。濱田岳、永山瑛太(瑛太)、関めぐみ、田村圭生、関暁夫出演。
大学に入学し仙台へやってきた椎名は、奇妙な隣人・河崎と出会う。河崎は、同じアパートに住むブータン人留学生に広辞苑を贈るため、本屋を襲撃しようと椎名に話す。乗り気じゃなかった椎名だが、なぜか河崎の口車に乗せられて、モデルガンを手に本屋の裏口に立っていた。
気が弱く、流されやすい性格の主人公・椎名を濱田岳が演じる。
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『フィッシュストーリー』(2009)
『アヒルと鴨とコインロッカー』(2006)と同じく中村義洋監督作。原作も同様、伊坂幸太郎の小説が元となっている。伊藤淳史、高良健吾、多部未華子、濱田岳出演。
1975年、解散前最後のレコーディングをしていたパンクバンド“逆鱗”。時代を先取りしすぎて、世間に理解されぬまま解散してしまったが、時を超えて2012年、逆鱗の1曲が奇跡を起こす。地球滅亡まで数時間に迫った日、逆鱗の“フィッシュストーリー”という楽曲が、あるレコード店から流れ始める……。
濱田岳は、1982年の時代に出てくる気弱な大学生・雅史を演じる。
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『鴨川ホルモー』(2009)
『空飛ぶタイヤ』(2018)などの本木克英監督作。万城目学の小説が原作。山田孝之、栗山千明、濱田岳、石田卓也出演。
京都大学に入学した安倍は、美しい鼻を持つ早良に一目惚れし、“京都青竜会”という怪しいサークルに入会してしまう。そのサークルには変わったメンバーばかりが集まっていた。その後、安倍はそのサークルが、“オニ”と呼ばれる式神を操り戦わせる謎のバトル“ホルモー”を行うことを知る。
安倍と一緒に京都青竜会に入会する帰国子女の学生・高村を濱田岳が演じる。
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『ポテチ』(2012)
中村義洋が脚本・監督を担当。原作は伊坂幸太郎の小説。濱田岳、木村文乃、大森南朋、石田えり出演。
生まれた年も日にちも全く同じである今村と尾崎は、全く違う人生を歩んでいた。空き巣を生業にしていた今村は、恋人の若葉と共に、地元のプロ野球選手・尾崎の自宅に盗みに入るが……。
空き巣を繰り返す青年・今村を濱田岳が演じる。プロ野球選手の尾崎とは同じ日に同じベッドで生まれたが、全く違う人生を歩んできている。
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『みなさん、さようなら』(2012)
中村義洋監督作。濱田岳、倉科カナ、永山絢斗、波瑠出演。
1980年代に団地で生まれた少年・悟は、小学校を卒業する際に団地から一歩も出ずに生きると決める。中学校へは通わず、やがて団地内のケーキ屋へ就職する。そして、同級生と結婚し、満足した生活を送っていたが、次第に周囲の仲間は団地から卒業し始めるのだった。
地元の団地を愛する悟を濱田岳が演じる。13歳から30歳まで成長していく姿を演じ切る。
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『サケボム』(2013)
サキノジュンヤ監督作。濱田岳、ユージン・キム、マーレン・バーンズ、渡辺裕之、でんでん出演。
創業300年となる老舗酒蔵で働くナオトは、自分を振ってアメリカへ戻ってしまった恋人オリビアを追ってアメリカへ行く。ひょんなことから、ひねくれ者の従兄弟セバスチャンと共に広大なアメリカの地を旅することとなる。
主人公のナオトを濱田岳が演じる。アメリカを舞台に、初となる全編英語のセリフで挑んだロードムービー。
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『ヒメアノ〜ル』(2016)
吉田恵輔監督作。森田剛、濱田岳、佐津川愛美、ムロツヨシ、駒木根隆介出演。古谷実の同名コミックが原作。
ビル清掃会社で働く岡田は、同僚の安藤から、安藤とユカとの恋の橋渡し役になることを頼まれる。ユカが働くカフェに行くと、岡田は同級生の森田と再会。そして、ユカから、森田にストーカーされていると相談を受けるのだった……。
ごく普通の生活を送るパートタイマーの岡田を濱田岳が演じる。岡田に対して、サイコキラーの森田が対照的に描かれていく。
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『引っ越し大名!』(2019)
『のぼうの城』(2012)などの犬童一心監督作。土橋章宏の小説「引っ越し大名三千里」を原作に映画化。星野源、高橋一生、高畑充希、小澤征悦出演。
姫路藩書庫番の片桐春之介は、人と話すのが苦手でいつも書庫にこもっていた。そのため、付いたあだ名は“かたつむり”。ある時、藩まるごと引っ越す“国替え”を命じられた姫路藩は、費用や労力から大ピンチに。そこで、いつも本ばかりを読んでいる春之介なら、引越しの知識があるだろうと決めつけられ、引越し奉行を務めることとなるが……。
姫路藩勘定頭・中西監物を濱田岳が演じる。引越しには関与していなかったが、次第に春之介を手伝うようになっていく。
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『喜劇 愛妻物語』(2020)
足立紳が脚本・監督を担当。濱田岳、水川あさみ、新津ちせ、夏帆出演。
売れない脚本家の豪太は、愛する妻・チカから冷たくされ、日々機嫌を取って過ごしていた。そんな中、豪太の元へうどんを打つ女子高生の話の脚本依頼が舞い込み、豪太は家族旅行を兼ねて香川へ向かうことにする。チカとの夫婦仲もあわよくば良くしたいと考える豪太だが、香川でさまざまな出来事に苛まれるのだった。
舞い込んできた脚本の話を成功させ、妻のチカとの夫婦仲を良くさせたい気持ちで張り切っている主人公の豪太を濱田岳が演じる。
『おらおらでひとりいぐも』(2020)
『横道世之介』(2013)などの沖田修一監督作。田中裕子、蒼井優、東出昌大、濱田岳出演。芥川賞と文藝賞を受賞した岩竹千佐子の同名小説が原作。
夫に旅立たれ、孤独な生活を送っていた75歳の桃子さんは、毎日本を読み、46億年の歴史に関するノートを作ることに。すると、次第に生活が賑やかに変わっていく。心の声(寂しさたち)を音楽に乗せて、桃子さんは新たな世界へと一歩踏み出す。
桃子さんの心の声(寂しさ1)を濱田岳が演じる。紡ぎ出される音楽に注目したい。
(C)2009「鴨川ホルモー」フィルムパートナーズ(C)2007 伊坂幸太郎/新潮社 (C)2012「ポテチ」製作委員会(C)2012「みなさん、さようなら」製作委員会(C)2013 pictures dept./Sake Bomb Films, LLC(C)古谷実・講談社/2016「ヒメアノ~ル」製作委員会(C)2019「引っ越し大名!」製作委員会(C)2020「喜劇 愛妻物語」製作委員会(C)2020「おらおらでひとりいぐも」製作委員会
※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2020年12月13日時点の情報です。