映画「シャイニング」シリーズまとめ!続編『ドクター・スリープ』までのあらすじ&キャスト情報

旅と映画と哲学と

タナカリオ

ホラー映画の最高傑作『シャイニング』とその続編『ドクター・スリープ』をまとめてご紹介。

映画『シャイニング』は、スティーヴン・キング原作の小説をスタンリー・キューブリック監督が実写化したホラー映画の最高傑作と名高い作品。2019年には続編とされる『ドクター・スリープ』も公開され、再び注目を集めています。今回は2作品をまとめてご紹介します。

シャイニング』(1980)

冬の間閉鎖されるホテルに、小説家志望のジャック・トランス(ジャック・ニコルソン)とその一家が管理人としてやってくる。そのホテルは過去に、精神に異常をきたした管理人が家族を惨殺するという事件が起きていた。最初は気にならなかったジャックだったが、次第に何かの存在を感じ始め、精神を蝕まれていく。息子のダニー(ダニー・ロイド)は、“シャイニング”という不思議な能力を持ち、様々な超常現象を目の当たりにする。やがて一家は、邪悪なホテルの呪いに飲み込まれていく。

スタンリー・キューブリック監督がスティーヴン・キングのホラー小説の原作を大幅に改変し映画化。スタンリー・キューブリックの綿密に計算された映像演出ならではの不気味さが、怖さを支配する。ホテルの呪いによってだんだん狂気に満ちていくジャック・ニコルソンや妻役のシェリー・デュバルの怯えた演技など、俳優たちの名演技も見どころ。

典型的な怨霊による恐怖ではなく、不気味さや違和感によって観客を徐々に恐怖に陥れていく。謎も残しながら観客の想像力も刺激し、ホラー映画の傑作と名高い作品となった。

Amazon Prime Videoで観る【30日間無料】

 

ドクター・スリープ』(2019)

ホテルの惨劇から40年。ダニー(ユアン・マクレガー)は死んだ父・ジャックのトラウマを抱え、酒に溺れ荒れた生活をしていた。しかし自らの特殊能力“シャイニング”を使い、ホスピスで患者を癒し“ドクター・スリープ”と呼ばれるようになっていた。そんなダニーの周囲で、児童ばかりを狙う連続殺人事件が起こる。その事件の現場を目撃したという少女・アブラ(カイリー・カラン)は、ダニーのように特殊な能力を持つ少女だった。ダニーとアブラは2人で事件を追うことになり、あの惨劇が起きたホテルへとたどり着く。

前作から40年後を描く続編。ホラー映画を多く手がけるマイク・フラナガン監督と「スター・ウォーズ」シリーズのオビ=ワン・ケノービ役で知られるユアン・マクレガー主演によって実現。

今作では、前作ではほとんどストーリーに絡んで来なかった“シャイニング”の能力を前面に出している。見どころは前作の恐怖の舞台を再現しているところ。キューブリックが創り上げたホテルの恐怖が再び観客を襲う。原作の設定を押し出しながらも、映画の世界観も受け継ぐ作品となった。

Amazon Prime Videoで観る【30日間無料】

 

(C)2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2021年2月6日時点の情報です。

記事をシェア

公式アカウントをフォロー

  • RSS