ファンタジー映画の金字塔『ハリー・ポッター』シリーズのスピンオフ作品として製作され、世界的メガヒットを記録した『ファンタスティック・ビースト』シリーズ第3弾が遂に公開決定。
原作者であるJ・K・ローリングが脚本を手掛け、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』（2007）以降シリーズ全ての作品を手掛けた、デヴィッド・イェーツ監督がメガホンを取る。
FILMAGAでは、映画『ファンタステック・ビーストとダンブルドアの秘密』のあらすじ・キャスト・見どころをまとめてご紹介致します。
『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』（2022）あらすじ
魔法動物を愛するシャイでおっちょこちょいな魔法使いニュートが、ダンブルドア先生や魔法使いの仲間達、そしてなんとマグルと寄せ集めのデコボコチームを結成！ 史上最悪の魔法使い、グリンデルバルドに立ち向かう。そして明かされる、ダンブルドア先生の過去に隠された誰も知らない秘密とは……!?
『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』キャスト一覧
ニュート・スキャマンダー／エディ・レッドメイン
本作の主人公。シャイでおっちょこちょいな性格で、魔法動物をこよなく愛している。魔法動物を守るため、魔法がかかったトランクをいつも持ち歩いている。ホグワーツ魔法魔術学校ハッフルパフ寮出身。ダンブルドアの教え子であり、彼のことは尊敬している。
アルバス・ダンブルドア／ジュード・ロウ
魔法界史上最も偉大なる魔法使いの1人で、後にホグワーツ魔法魔術学校の校長の座に就く。かつて、グリンデルバルドとは、共に志を誓った仲であったが……。
ジェイコブ／ダン・フォグラー
パン屋を経営する陽気なマグル（人間）。ひょんなことからニュートたちに巻き込まれ、魔法界の存在を知る。そこで知り合った魔女のクイニーと恋に落ちるが……。
テセウス・スキャマンダー／カラム・ターナー
ニュートの兄で、魔法省で優秀な闇祓いとして活躍。規律を重んじる真面目な性格。
ユーラリー／ジェシカ・ウィリアムズ
アメリカ・イルヴァーモーニー魔法魔術学校の呪文学教師。“賢者の石”を作ったニコラス・フラメルに、本を通して助言をしている。今作よりダンブルドアのチームに加わる。
ユスフ・カーマ／ウィリアム・ナディアム
名門魔法族の末裔。リタ・レストレンジとは異父兄。今作より、ダンブルドアチームに加わる。
バンティ／ヴィクトリア・イェーツ
ニュートと魔法動物が大好きな、ニュートの助手。
その他キャスト
ゲラート・グリンデルバルド／マッツ・ミケルセン
強靭な力と、人の心も支配するカリスマ性を持ち合わせた史上最悪の魔法使い。“魔法族が堂々と世界の頂点にたつべきであり、その野望を叶えるためには手段を選ばない”という高い理想のもとに動いている。法を無視した“革命”は急激に勢力を増し、目的の為とあらばどんな犠牲も躊躇わない。
クリーデンス・ベアボーン／エズラ・ミラー
オブキュラスとして圧倒的な力を持つ青年。自らの出生を知る中で、グリンデルバルドに導かれる。またグリンデルバルドにより杖を授かり、自分がダンブルドアの実の弟であるということ、一族の窮地に現れる不死鳥の言い伝えからダンブルドア一族に関わりがあると知らされる。
クイニー・ゴールドスタイン／アリソン・スドル
ティナの妹で、読心術を得意とする魔法使い。MACUSA（アメリカ合衆国魔法議会）で働いている。ジェイコブとは愛を誓い合う仲だったが、アメリカでは魔法族と非魔法族（ノー・マジ）の交流が厳しく取締まれているため、徐々にグリンデルバルドの思想に陶酔していく。
『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』見どころ
本作はホグズミード村やホグワーツ魔法魔術学校がメイン舞台の一つとなり、ハリー・ポッター シリーズファンにとってはお馴染みの場所やアイテムが多数登場する。
ダンブルドアが悪の魔法使い・グリンデルバルドに対抗するために即席で立ち上げたデコボコチームは、“ダンブルドア軍団”や“不死鳥の騎士団”を彷彿とさせる。グリンデルバルドが所有するニワトコの杖や不死鳥の登場など、これまで以上にハリーポッター シリーズとリンクする部分が増えており、ファンにとっては胸熱の展開が待ち受けている。
また本作では、なんとダンブルドアが、ジェイコブに杖をプレゼントする衝撃的なシーンが予告で公開されている。職業も年齢もバラバラの寄せ集めチームに“マグル”（人間）であるジェイコブも加担し、如何にしてグリンデルバルドに立ち向かっていくのかも見どころの一つとなっている。
“血の誓い”を交わしたことが前作のラストで明らかになった、ダンブルドアとグリンデルバルド。この魔法契約を交わしたことで、直接対決を避けられていた2人。しかしニフラーがグリンデルバルドの血の誓いのペンダントを盗み、ニュートはそれを偶然手に入れた。破壊できるか否かダンブルドアに尋ねると、返事は曖昧であったところまでは前作で描かれている。本作でそのペンダントを破壊し契いを壊すことができるのかにも注目したい。
また、魔法界の法律によって引き裂かれたクイニーとジェイコブの恋の行方、ニュートとテセウスの間に生まれる協力関係など、様々な事情を抱えたキャラクターたちの複雑な関係性に注目して鑑賞して頂きたい。
シャイな主人公ニュート役にはエディ・レッドメインが続投。本作のキーパーソンとも言える若かりし頃のダンブルドアも、引き続きジュード・ロウが演じている。ニュートの兄で優秀な闇祓いであるテセウスは、カラム・ターナー。グリンデルバルドに対抗する勇敢なマグル（人間）ジェイコブを、ダン・フォグラーが演じる。
その他にも、エズラ・ミラー、ジェシカ・ウィリアムズ、アリソン・スドルなど、ファンタビオリジナルキャストが大集結。ジョニー・デップの降板によって、新たに悪の魔法使い・グリンデルバルドを演じるのは、デンマークを代表する名優マッツ・ミケルセン。
今作でも心優しいニュートと、ダンブルドア率いる個性豊かな仲間たち、そして魔法動物たちの華麗なる活躍から目が離せない。
映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は、2022年4月8日公開予定。
最新作公開記念として、シリーズ作品をおさらい！
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの世界』（2016）
舞台は、アメリカ。主人公は、ホグワーツ魔法魔術学校で学んだ魔法使いニュート・スキャマンダー。誰よりも優秀だが、おっちょこちょいな魔法動物をこよなく愛する変わり者。世界中の魔法動物を収集するために、どんなものでも入ってしまうという不思議な魔法のトランクを肌身離さず持っている。ある時ニュートは、旅の途中でニューヨークへ立ち寄ったが、ひょんなことから自分のトランクが普通の人間のトランクと入れ替わってしまう！トランクの中から魔法動物たちは逃げ出してしまい、ニューヨーク中を巻き込む大騒動に！そこで出会う仲間たちや奇想天外な魔法動物とともに、ニュートの新しい冒険が始まる！
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『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』（2018）
今度の舞台は、ロンドンとパリ。 イギリスにもどってきた魔法動物学者の主人公ニュートは、強大な敵の魔法使い、グリンデルバルドが逃げ出したことを知る。魔法界、そして人間界をもおびやかしかねない彼を追い、ダンブルドア先生とニュートがタッグを組み、ニュートの仲間、魔法動物（ビースト）たちとともに、一同はパリへと向かう。
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まだ見たことがない方も、これから最新作を楽しみにしている方も、是非この機会にこちらの過去作を鑑賞してみてはいかがでしょうか？ 彼らが見せてくれる新たな魔法体験に、きっとあなたも虜になるはず。
『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』作品情報
■監督：デヴィッド・イェーツ
■脚本・原作：J・K・ローリング
■公式HP：https://wwws.warnerbros.co.jp/fantasticbeasts/index.html
■配給：ワーナー・ブラザース映画
■公開日：2022年4月8日
（C） 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights （C）J.K.R.
※本記事で紹介する映画は、国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks（フィルマークス）」のデータに基づきセレクトされたものです。
※2022年3月12日時点での情報です。
