原作は、グリム童話「髪長姫」。ウォルト・ディズニー・スタジオ長編アニメ作品で、記念すべき第50作目となる本作。長年ディズニーのアニメーターとして活躍したグレン・キーンが企画から制作総指揮までを務めており、公開当時は数多くの長編アニメ映画賞や主題歌賞にノミネートされる。
FILMAGAでは、映画『塔の上のラプンツェル』のあらすじ・キャスト・見どころをまとめてご紹介いたします。
『塔の上のラプンツェル』(2010)あらすじ
深い森に囲まれた高い塔の上で18年間も暮らす少女ラプンツェル。魔法の髪を持つ彼女は、大泥棒フリンとの出会いによって、初めて外の世界に旅立つ。 それは、彼女自身の秘密を解き明かす驚くべき冒険の始まりだった……。
『塔の上のラプンツェル』キャスト一覧
ラプンツェル/マンディ・ムーア
本作のヒロイン。実は、幼い頃にゴーデルによって連れ去られたコロナ王国の王女である。長く美しい金髪を持つ明るい性格の少女で、その髪の長さは21メートルにも及ぶ。長く美しい髪には、どんな病気ををも治す黄色の花の成分が含まれている。不思議な魔力の力を持つため、ディズニープリンセスとしては珍しいグリーンの瞳をしている。
フリン・ライダー(ユージーン・フィッツハーバート)/ザッカリー・リーヴァイ
イケメンでキザな性格で、悪名高き泥棒で指名手犯。塔に侵入したことから、ラプンツェルと出会う。18年間外出したことのないラプンツェルから、外に連れてってという頼みを聞き入れ、ラプンツェルを外に連れ出し行動を共にする。
ゴーデル/ドナ・マーフィー
ラプンツェルの養母。ずる賢く執念深い性格で、本来の姿は400歳の老婆。若さを保ちたいが為に、ラプンツェルの不思議な力を持つ髪を利用して、美貌を保ってきた。
酒場の荒くれ者たち
フックハンド/ブラッド・ギャレッド
ビッグノーズ/ジェフリー・タンバー
ウラジーミル/リチャード・キール
ショーティー/ポール・F・トンプキンス
ウルフ
その他キャスト
パスカル/フランク・ウェルカー
マキシマス/フランク・ウェルカー
スタビントン兄弟/ロン・パールマン
警護隊長/M・C・ゲイニー
スタッフ
■脚本:ダン・フォーゲルマン
■音楽:アラン・メンケン
『塔の上のラプンツェル』見どころ
Filmarksでも、192,455Mark! を誇る本作(※2022年3月15日時点)。投稿されたレビューを見てみると、「何度も見返してしまう」「ディズニー映画の中で1番好き!」「作曲が好き」など、魅力的なキャラクターやテンポの良いストーリー、そして劇中を彩る音楽についてなど、本作の虜なったファンが多く見受けられる。
本作は、ディズニー映画史上初の3Dプリンセスアニメーションとして制作され、クオリティの高い温かみのある映像美が目を引く作品に仕上がっている。特に、こだわりを持って描かれている、ラプンツェルの煌びやかで美しい髪の質感と動きには注目して鑑賞して頂きたい。
また、イケメン指名手配犯フリンと、王女ラプンツェル。本来なら関わることがなかったであろう2人が、ひょんなことから行動を共にする内に芽生えてゆく純愛にも胸が高鳴ること間違いなし。
「When Will My Life Begin(自由への扉)」「I’ve Got a Dream(誰にでも夢はある)」など、印象的な音楽については、アカデミー賞に過去8度ノミネートされた作曲家、アラン・メンケンが手掛けている。
キャストには、ドラマ『THIS IS US』シリーズなど話題作に女優として出演し、ポップス歌手としての活躍も見せるマンディ・ムーアが主演を務める。そして、大人気TVドラマシリーズ『CHUCK /チャック』や、DCコミックス原作のヒーロー映画『シャザム!』の主人公役として知られるザッカリー・リーヴァイが、フリン役に抜擢。その他にも、ドナ・マーフィー、ブラッド・ギャレッド、ジェフリー・タンバーなどの豪華キャストが共演を果たしている。
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※本記事で紹介した映画は、国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づき、セレクトされたものです。
※2022年3月9日時点での情報です。