映画『るろうに剣心 京都大火編 』あらすじ&キャスト・見どころまとめ【「るろうに剣心」屈指の人気エピソード「京都編」を実写化】

大ヒット漫画「るろうに剣心」の実写化シリーズ第2弾『るろうに剣心 京都大火編』が、2022年9月2日(金)に金曜ロードショーにて放映決定。原作屈指の人気エピソード「京都編」を基に、主人公・緋村剣心と新たな強敵・志々雄真実(ししおまこと)との戦いを、圧倒的なアクションと共に描く2部作の前編となっている。

FILMAGAでは、映画『るろうに剣心 京都大火編』のあらすじ、キャスト、見どころをご紹介します。

るろうに剣心 京都大火編』(2014)あらすじ

激動の幕末を刀1本で生き抜いた伝説の人斬り「緋村剣心」。かつては「人斬り抜刀斎(ばっとうさい)」として恐れられていた彼だったが、新時代の訪れとともに、穏やかな生活を送っていた。ある日、内務卿大久保利通から呼び出される。剣心の後継者として「影の人斬り役」を引き継いだ男、「志々雄真実(ししおまこと)」が京都で暗躍しているというのだ。剣の腕も頭の回転の早さも剣心とほぼ互角。しかし刀を置いた剣心に対し、志々雄は野心を捨てることはなかった。

知りすぎた情報を利用される事を恐れた政府は、志々雄の身体に火をつけた。しかし、志々雄は一命を取り留め、全身包帯の姿で戻り、明治政府へ復讐を仕掛けてきたのだった。志々雄は、平和を妬み嫌う戦好きや武器商人などを集め、一大兵力を形成。政府の送り込んだ討伐隊はことごとく壊滅していた。「頼みの綱はもうお前しかいない。お前が動かなければこの国は滅びる」と、最後の望みを託された剣心。やっと手に入れた平穏な日々だったが、逃れられない運命を背負い、斬れない刀〈逆刃刀(さかばとう)〉を手に、仲間と別れ一人で京都へと向かう。剣心“最期の戦い”が遂に始まる―。

『るろうに剣心 京都大火編』キャスト

緋村剣心 / 佐藤健

かつて「人斬り抜刀斎」として恐れられていた幕末最強の剣士。戦いのない世の到来とともに“不殺(ころさず)の誓い”を立てた後は、道場で平和に暮らしている。

神谷薫 / 武井咲

父から受け継いだ道場「神谷活心流」の師範を担い、剣心を居候させている。活発で正義感が強く、思ったことは口に出すタイプのため危険に晒されることも多い。

相楽左之助/青木崇高

直情型の喧嘩屋。兄貴肌の一面もあり、剣心の良き友。

志々雄真実 / 藤原竜也

幕末に剣心から「影の人斬り」の座を受けついだ、凄腕の剣客。強大な野心や支配欲の強さから危険人物とみなされ、仲間であった維新志士達に奇襲をかけられ、全身を包帯で包まれた現在の姿になっている。

四乃森蒼紫/伊勢谷友介

幕府の諜報部隊を務めた隠密御庭番衆の、最後の御頭。

瀬田宗次郎/神木隆之介

志々雄率いる戦闘集団“十本刀”最強の剣士。“天剣の宗次郎”の異名を持つ。喜怒哀楽の「楽」以外の感情が欠落しており、一見優男風情だが、人を殺すことも厭わない残忍な男。

斎藤 一/江口洋介

幕末時代から剣心とライバル関係にある、元新撰組三番隊組長。

巻町操/土屋太鳳

御庭番衆・先代御頭の孫娘。幼い頃から四乃森蒼紫達に大切に育てられる。

沢下条張/三浦涼介

十本刀の一人で、“刀狩”の張と呼ばれている。宗次郎同様、何の躊躇いもなく人を殺せる。

『るろうに剣心 京都大火編』見どころは?

藤原竜也が演じる最狂の敵役・志々雄真実の登場により、スケールアップしたアクションと人間ドラマが見どころの本作。

前作に続いてアクション監督を務めたのは、香港映画界で修行を積んだ谷垣健治。剣心をはじめ、対戦する敵役たちが画面狭しと暴れまくる迫力満点の戦闘シーンは、息をつく間もないほどに圧巻。

さらに、神木隆之介が演じる“十本刀”最年少にして最強の剣士・瀬田宗次郎をはじめとした、豪華キャストが演じる魅力的なキャラクターにも注目。

剣心を執拗に追いかけ回し、特異な存在感を放つ隠密御庭番衆・四乃森蒼紫を演じるのは、伊勢谷友介。四乃森蒼紫に育てられた拳法の使い手・巻町操を演じるのは、土屋太鳳。陽気な関西弁を話すが、十本刀の一人であり残虐な人斬りの沢下条張を演じるのは、三浦涼介。

原作でも「京都編」の人気が高いのは、悪役の過去をしっかりと描き、屈折した正義を抱える彼らの人間的な魅力が溢れる内容になっていることも所以の一つ。果たして、志々雄たち“十本刀”と剣心の勝負の行方は? 2部作後編『るろうに剣心 伝説の最期編』にどう繋がっていくのか? 是非、この機会にご鑑賞ください。

『るろうに剣心 京都大火編』作品情報

■上映時間:139分
■監督: 大友啓史
■脚本:藤井清美、大友啓史
■アクション監督:谷垣健治
■音楽:佐藤直紀
■原作:和月伸宏「るろうに剣心 –明治剣客浪漫譚-」(集英社ジャンプ コミックス刊)
■配給:ワーナー・ブラザース
(C)和月伸宏/集英社 ©2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会

※本記事で紹介した映画は、国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」でのデータに基づきセレクトされたものです。

※2022年9月2日時点での情報です。

記事をシェア

公式アカウントをフォロー

  • RSS