「Dr.コトー診療所」シリーズ一覧!ドラマ・映画は全部で何作品ある?スピンオフを含めた全5作品を放送・公開順に紹介

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「Dr.コトー診療所」のドラマ・映画一覧!シリーズをまとめてご紹介。

累計発行部数1200万部を突破する、山田貴敏による同名の人気コミックを原作とした「Dr.コトー診療所」シリーズ。自然豊かな孤島を舞台に、一人の青年医師・五島健助=コトー(吉岡秀隆)が、人々のために奮闘する姿を描いた物語。医療ヒューマンドラマの原点にして頂点との呼び声高い本作では、離島医療の厳しい現実、尊い命の輝きと病気、人との繋がりなどのテーマを濃密に描いた作品として人気を博しました。

本記事では、ドラマシリーズと映画作品を放送・公開順にまとめてご紹介します。

Dr.コトー診療所』(2003)

「Dr.コトー診療所」は、離島医療に情熱をかけ、命の尊さに執着する青年医師、五島健助(吉岡秀隆)の熱い闘いを描きます。人間関係が希薄な都市と違い、島民がみな家族と言われるほど、人の結びつきが強い共同体を舞台に、親子、夫婦、友人といった人と人とのつながりを深く見つめていきます。島には、手つかずの自然が息づき、そのすばらしさとともに、漁業など自然の恩恵にも預っています。しかし同時に、自然の厳しさと共存していかなくてはならない島の生活があり、そこには、愛も憎しみも孤独も喜びも、すべてイキのいい直球勝負の感動があるのです。満足な医療設備も整わない孤島の診療所にもかかわらず、健助は、決してあきらめません。どんな困難なオペにも、そのテクニックと情熱で立ち向かいます。「病気を見ずに、人を見ろ!人が人を治すんだ。」 医療の原点。人が生きていくという事。「Dr.コトー診療所」は、病気、命、家族といった普遍的テーマを、濃密な人間関係、手つかずな大自然が残る南海の孤島を舞台に描く、スケールの大きなヒューマンドラマです。

吉岡秀隆演じるコトーを始めとし、柴咲コウ(KOH+)、時任三郎、小林薫、泉谷しげるなど豪華俳優陣が出演。物語に寄り添う楽曲は、当時大旋風を巻き起こした中島みゆきのヒット曲「銀の龍の背に乗って」。

Dr.コトー診療所 特別編』(2004)

退職願を残し、ひとり志木那島を離れた青年医師・五島健助=コトー(吉岡秀隆)は、以前勤めていた大学病院からの執刀依頼を受けるため、東京へと向かっていた。そこで健助を待っていたのは、胃がんを発症したかつての担当患者だった。困難な手術にも関わらず、無事に成功させることができた健助。健助の助手であり後輩の三上新一(山崎樹範)は、その姿を見て心を打たれる。そして、かつての健介のように北海道にある離島の診療所へ赴任するが……。

2004年1月にフジテレビ系列にて放送された2夜連続スペシャルドラマ。これまでに放送された様々なエピソードの中から選りすぐったストーリーと、新たに撮りおろしたもう一人の“Dr.コトー”三上新一医師にまつわるエピソードを併せた特別編です。

Dr.コトー診療所2004』(2004)

志木那島にコトーがやって来て、1年が経った。彩佳(柴咲コウ(KOH+))、和田(筧利夫)と共にやっている診療所は順調に進み、彩佳の両親である正一(小林薫)と昌代(朝加真由美)は、重雄(泉谷しげる)を巻き込んで、コトーと彩佳の結婚を考え始めていた。そんなある日、新任教師の小沢(光石研)が島に赴任してくる。剛洋(冨岡涼)は、小沢の一人娘であるひな(尾﨑千瑛)に一目惚れ。そして、島では豊漁祭の日を迎え、診療所は多くの急患を抱えることに。やっとの思いで全ての診療を終えて家に帰宅した彩佳は、母・昌代が倒れているのを見つけてしまい……。

2003年に放送された『Dr.コトー診療所』の続編であり、前編と後編に分かれた二部構成で制作されています。本作では、コトーの身近な人の身に起きる悲劇や、それに伴う人々の絆や家族愛といったものが、これまでのシリーズよりも色濃く描かれています。

Dr.コトー診療所2006』(2006)

南海の離島を舞台に、青年医師・コトー(吉岡秀隆)と島の人々とのふれあいや命の輝きを描くヒューマンドラマ『Dr.コトー』の3シリーズ目。彩佳(柴咲コウ)は理学療法士学校の下見という口実で、東京の総合病院へ検診を受けにいく。その帰りのフェリーで、村長が乗客のいざこざに巻き込まれ意識不明の重体に。動揺する彩佳だったが、無線で医師・コトーの指示を受け処置を試みる。

『Dr.コトー診療所2004』の続編。前シーズンを遥かに上回る平均視聴率22.4%、最高視聴率25.9%を獲得するなど、驚異的な人気を記録。コトー役・吉岡秀隆を始めとし、柴咲コウ(KOH+)、大塚寧々、筧利夫、時任三郎などの実力派豪華キャストも続投しています。その他、蒼井優、堺雅人など実力は俳優も出演。前作に続き、見応えのある人間ドラマが繰り広げられていきます。

映画『Dr.コトー診療所』(2022)

日本の西の端にぽつんと在る美しい島・志木那島。本土からフェリーで6時間かかるこの絶海の孤島に、19年前東京からやってきた五島健助=コトー(吉岡秀隆)。以来、島に“たったひとりの医師”として、島民すべての命を背負ってきた。長い年月をかけ、島民はコトーに、コトーは島民に信頼をよせ、今や彼は、島にとってかけがえのない存在であり、家族となった。数年前、長年コトーを支えてきた看護師の星野彩佳(柴咲コウ)と結婚し、彩佳は現在妊娠7ヶ月。もうすぐ、コトーは父親になる。二人と共に暮らす彩佳の両親・正一と昌代、漁師の原剛利、ご意見番の重雄や漁師仲間、スナックを営む茉莉子、診療所を手伝う和田らが、今日もそこで静かに暮らしている。2022年現在、日本の多くの地方がそうであるように、志木那島もまた過疎高齢化が進んでいる。現実を前にしながらも、コトーの居る診療所があればまあ大丈夫だろうと、皆心のどこかで思っていた。16年間経った今も蒼く広がる海や水平線、波の音、夜空の星の輝きは変わらないが、島は少しずつ変化している。そんな診療所の穏やかな日常にもある変化が忍び寄っていることを、誰もまだ気づいてはいない……。

『Dr.コトー診療所2006』の放送から16年が経ち、満を持して映画化された本作の監督は、ドラマシリーズでも演出を担当していた中江功。吉岡秀隆が16年ぶりに五島健助(コトー)を演じ、柴咲コウ(KOH+)、時任三郎、大塚寧々、大森南朋、朝加真由美、泉谷しげる、筧利夫、小林薫など、シリーズを代表する名優たちと共に、一度俳優を引退した冨岡涼が本作のために復帰。その他、新キャストとしてKing & Princeの髙橋海人、生田絵梨花が出演しています。映画『Dr.コトー診療所』は、2022年12月16日より全国順次公開。

(C)山田貴敏(C)2022映画 「Dr.コトー診療所」製作委員会

※本記事で紹介した映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づきセレクトされたものです。

※2022年11月2日時点での情報です。

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