映画『ゴールデンカムイ』あらすじ&実写キャスト情報・見どころは?

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映画『ゴールデンカムイ』あらすじ&実写キャスト情報・見どころを、まとめてご紹介!

2014年から2022年まで「週刊ヤングジャンプ」(集英社)にて連載され、コミックスの累計は2,500万部を突破した、漫画家・野田サトルのベストセラーサバイバル・コミック「ゴールンデンカムイ」が、山﨑賢人や玉木宏を主演に迎え、満を持して待望の実写映画化!

本記事では、映画『ゴールデンカムイ』の、あらすじ&実写キャスト情報・見どころをまとめてご紹介します。

ゴールデンカムイ』(2024)あらすじ

舞台は気高き北の大地・北海道。時代は、激動の明治後期……。日露戦争での鬼神のごとき戦いぶりに「不死身の杉元」と異名を付けられた杉元佐一は、ある目的のために大金を手に入れるべく、北海道で砂金採りに明け暮れていた。そこで杉元は、アイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知る。金塊を奪った男「のっぺら坊」は捕まる直前に金塊を隠し、そのありかを記した刺青を24人の囚人の身体に彫り、彼らを脱獄させた。その刺青は24人全員で一つの暗号になるという。そんな折、野生のヒグマの襲撃を受けた杉元を、ひとりのアイヌの少女が救う。「アシㇼパ」という名の少女は、金塊を奪った男に父親を殺されていた。金塊を追う杉元と、父の仇を討ちたいアシㇼパは、行動を共にすることとなる。同じく金塊を狙うのは、大日本帝国陸軍第七師団の鶴見篤四郎中尉。日露戦争で命を懸けて戦いながらも報われなかった師団員のため、北海道征服を目論んでいる。そして、もう一人、戊辰戦争で戦死したとされていた新選組の「鬼の副長」こと土方歳三。脱獄囚となっていた彼は、かつての盟友・永倉新八と合流し自らの野望実現のため、金塊争奪戦に名乗りを上げる。杉元&アシㇼパVS第七師団VS土方歳三……! 雄大な北の大地を舞台に、一攫千金! 三つ巴のサバイバル・バトルが、今始まるッ……!!!!

『ゴールデンカムイ』実写キャスト一覧

(C)野田サトル/集英社(C)2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会

杉本一行

杉元佐一(すぎもと さいち):山﨑賢人

本作の主人公。元大日本帝国陸軍第一師団・隊員。日露戦争での鬼神のごとき戦いぶりと、並外れた度胸、驚異的な回復力から「不死身の杉元」の呼び名で知られている。第一師団除隊後は、とある理由からゴールドラッシュに沸いた北海道へ出向き、アイヌの村から奪われた埋蔵金の存在を知る。強敵・陸軍第七師団や、埋蔵金の在処を示す刺青が施された凶悪な脱獄囚らを相手に、激しい争奪戦を繰り広げていく。

アシㇼパ:山田杏奈

杉元が北の大地で出会った、アイヌの少女。アイヌの村から金塊を奪った男に父親を殺された過去を持ち、亡き父の仇を討つため、優秀だと認めた杉元と行動を共にする。自らを「新しい時代のアイヌの女」と称し、伝統的な歴史や古めかしい因習だけに囚われない、現実的な思考の持ち主。和人(アイヌ以外の日本人)の言葉を理解し、幼いながらも山中での暮らし方や狩猟の知識に非常に長けている。

白石由竹(しらいし よしたけ):矢本悠馬

収監されては脱獄を繰り返してきたことから「脱獄王」の異名を持つ、天才的な脱獄囚。不意に拘束されてしまった時のために、釘や針金といった小道具を身体のあちこちに忍ばせている。埋蔵金の在処を示す刺青が施された、24人の脱獄囚のうちの一人。杉元たちの埋蔵金探しに協力する。

大日本帝国陸軍第七師軍

鶴見篤四郎(つるみ とくしろう):玉木宏

大日本帝国陸軍第七師団・中尉。情報収集や分析力に長けている人物であり、勘の鋭さは上官から危険視されるほど。日露戦争での上層部の誤った判断により、命を落としてしまった戦友たちの無念を晴らすべく、第七師団本隊の乗っ取りを計画している。アイヌの金塊を軍資金として、自が率いる軍事政権の実現を野望に抱く。前頭部をプロテクターで覆った異様な風貌は、過去の戦いでの大怪我を保護するためのものである。

尾形百之助(おがた ひゃくのすけ):眞栄田郷敦

大日本帝国陸軍第七師団・上等兵で、元・第七師団長の父を持つ。淡々とした冷静な性格で精密射撃を得意とする凄腕であり、300メートル以内であれば確実に相手の頭を撃ち抜くことができる。また、情勢によって身振りを変える狡猾さから「コウモリ野郎」とも呼ばれている。

月島基(つきしま はじめ):工藤阿須加

大日本帝国陸軍第七師団・軍曹。鶴見中尉の補佐役として、日露戦争に参加。終戦後も、鶴見中尉が掲げる狂気的な野望を実現させるべく自らが手足となって動く。実直な性格をしており、曲者揃いな第七師団の中では、比較的常識的な人物である。

二階堂浩平・洋平(にかいどう こうへい・ようへい):栁俊太郎

大日本帝国陸軍第七師団・一等卒。双子の兄弟・洋平とは、外見・挙動・好戦的な性格までもが似通っている。とある理由から、杉元の命を奪うことに強い執着心を見せる。

谷垣源次郎(たにがき げんじろう):大谷亮平

大日本帝国陸軍第七師団・一等卒。狩猟を生業とする秋田生まれのマタギであり、山で生きる術を心得ている。くしゃみや咳なども山中では禁ずるマタギの習慣が身についているせいか、普段から物静かで多くを語ることはしない。ある目的を果たすために故郷・秋田を捨て、屯田兵に志願し、日露戦争後も軍に残った。

元・新撰組

土方歳三(ひじかた としぞう):舘ひろし

元・新撰組「鬼の副長」。明治2年・箱館戦争で戦死したと思われていたが、政治犯として30年余り幽閉されたまま生き続けていた。網走監獄収監中に、アイヌの埋蔵金を奪った男と関わりを持つ。すでに70を超える高齢でありながら、佇まいは精気に満ち溢れ、太刀筋にも全く衰えを見せない。

永倉新八(ながくら しんぱち):木場勝己

元・新撰組の中で一番の実力と謳われた剣豪。普段は穏やかだが、剣の腕は劣ることなく、ひとたび戦闘となれば凄まじい剣捌きで相手を血の海に沈める。樺太集治監で二十余年に土方歳三と再会を果たし、土方の脱獄後は行動を共にする。若かりしころのあだ名はガムシン。

その他

牛山辰馬(うしやま たつうま):勝矢

現役時代からの猛稽古によって鍛え上げた強靭な肉体を持ち、10年間無敗を誇ったことから「不敗の牛山」と呼ばれる柔道の達人。刺青を持つ脱獄囚の一人であり、利害が一致した元新撰組・土方歳三の一味に加わる。

オソマ:永尾柚乃

アシㇼパの従妹であるアイヌの少女。その名には“魔除け”の意味が込められている。

フチ:大方斐紗子

アシㇼパの祖母で、大きな口の刺青が特徴的。死別した夫が村で一番偉い人物だったため、村人たちからは一目置かれている存在。アシㇼパとは違って、和人の言葉は話せない。

大叔父(おおおじ):秋辺デボ

アシㇼパの叔父。

後藤竹千代(ごとう たけちよ):マキタスポーツ

24人の囚人の一人。脱走後は刺青を隠して生きているが、杉本が砂金掘りをしている時に酔った勢いでアイヌの金塊の秘密を漏らしてしまう。

梅子(うめこ) :高畑充希

杉本の幼馴染。寅次と結婚するが、目の病気を患う。

寅次(とらじ) :泉澤祐希

杉本の幼馴染。杉本と共に日露戦争へ赴くが……。

スタッフ

◼︎監督:久保茂昭

◼︎脚本:黒岩勉

◼︎原作:野田サトル「ゴールデンカムイ」(「週刊ヤングジャンプ」集英社)

◼︎主題歌:「輝けるもの」/ACIDMAN

ゴールデンカムイ』見どころは?

気高き北の大地を舞台に、アイヌの莫大な埋蔵金を巡った激しい争奪サバイバル・バトルが展開される本作。主人公・杉元&アシㇼパ、第七師団、土方歳三……それぞれが野望を抱き、運命が交錯していく物語だ。「不死身の杉本」の名を体現する熾烈なバトル、鶴見中尉の底知れぬ狂気、土方歳三の剣捌きや掴みどこのない尾形百之助の行動など見どころが満載。

原作漫画からそのまま飛び出てきたような、完成度の高いビジュアルとぴったりなキャスティングにも注目だ。杉元やアシㇼパはもちろん、実写では難しい印象がある尾形、鶴見中尉、牛山などはまさに本物のよう。人気の高いキャラクターたちを実力派俳優陣たちはどう演じるのだろうか。

また、『ゴールデンカムイ』はバトル以外にも、北海道の自然素材をふんだんに活かしたアシㇼパの料理も魅力のひとつ。大スクリーンでの“チタタ(プ)*”に期待が膨らむ。※プは小文字が正式表記

監督は、「HiGH&LOW」シリーズで知られる、久保茂昭がメガホンをとる。また、『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室』(23)『キングダム』(19)『キングダム 運命の炎』(23)などのヒット作を手掛けた、黒岩勉が脚本を務める。

キャスト陣では、「キングダム」シリーズなどの山崎賢人、『哀愁しんでれら』(21)の山田杏奈がメインキャラクターをそれぞれ演じる。木場勝己、舘ひろし、玉木宏ら豪華俳優陣が名を連ねた。

映画『ゴールデンカムイ』は、2024年1月19日より劇場公開。

ゴールデンカムイ』作品情報

◼︎上映日:2024年1月19日(金)
◼︎製作国:日本
◼︎配給:東宝
◼︎公式HP:https://kamuy-movie.com/

(C)野田サトル/集英社(C)2024 映画「ゴールデンカムイ」製作委員会

※2023年9月1日時点の情報です。

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