講談社「ヤングマガジン」で連載中の四葉夕トと小川亮による同名漫画を原作とした、フジテレビ系ドラマ『パリピ孔明』。三国志の時代から現代に転生してきた向井理演じる諸葛孔明が、その頭脳をいかして音楽シーンに旋風を巻き起こす様を痛快に描き話題となっている本作。第5話のあらすじや今後の見どころを、Filmarksのレビューと一緒に紹介します。
*以下、『パリピ孔明』5話のネタバレを含みます。
ドラマ『パリピ孔明』第5話あらすじ
現代に転生した三国時代の天才軍師・諸葛孔明(向井理)が、アマチュアシンガー・月見英子(上白石萌歌/adieu)の軍師として天下泰平の世を目指す物語。
第5話で孔明は3人組女性ユニット「AZALEA」のプロデューサー・唐澤を探るべく、小林(森山未來)の協力を得て事務所に潜入。会議室に入ることは成功するもすぐに正体がバレ、追い出されてしまう。しかし、会議室のホワイトボードに書かれていた消えかけの文字を見た孔明は唐澤の目論見を読み解くことに成功していた。
一方、英子はスティーブ・キド(長岡亮介)に「自分がない」と言われたことに悩んでいた。久遠七海(八木莉可子)は、お揃いのギターストラップをプレゼントして励ますが、英子からサマーソニアのことやAZALEAの名を出されると動揺し始める。路上ライブを中止した七海と英子は、「困ったときの巾着袋」から出てきたドリンクチケットを手にモールへ足を向ける。モールで楽しいひとときを終えたのち、七海は、自身がAZALEAのベース・ボーカルだと明かす。そして経緯と葛藤を語り始める。元々は3ピースバンドをしていた七海だったが、唐澤から説得され、強制的にダンスユニットに方向転換させられたこと。本当にやりたいことは何だったのかと悩んでいること。話を聞いた英子は、「音楽で生きたいという夢を叶えて、たくさんの人に元気と勇気を与えている」と励まし、自身の曲を披露。次会うときは敵同士だと去る七海に、また一緒に歌おうと伝える英子だった。
歌詞を完成させて、さらに歌う意味を理解した英子にスティーブ・キドは納得。ついに曲は完成した。そして迎えるXデー。10万いいねを獲得するべくそれぞれが動き出す。AZALEAは抽選で100万円がもらえるゲリラライブを予告。ライブの場所を特定したファンたちが集まる中、彼らの前に現れたのはAZALEAに扮した英子だった。「なければ借りればいい」孔明率いる英子とAZALEAの「10万いいね借りの戦い」の火ぶたが切られるのだった。
幾田りら書き下ろし「DREAMER」初披露!ドラマ『パリピ孔明』第5話の見どころは?みんなの感想をチェック
スティーブ・キドから「自分がない」と言われてしまった英子。第5話では、好敵手になりうる、と言われた七海の正体が判明。七海とのやりとりを通して何故自分が歌うのか、ようやくその理由を見つけた英子は、歌詞を完成させた。披露された「DREAMER」は、YOASOBIではikura名義で活動する幾田りらがドラマ用に書き下ろしした曲だ。この楽曲について幾田りらは、
「原作を拝見してさまざまな資料も読ませて頂きました。本作の主人公の英子と自分が重なる部分があり、私の人生も投影できたらいいな、という思いでリアル感を込めて、作詞・作曲をさせて頂きました。」
(幾田りらインタビューより抜粋)
また、上白石萌歌との初タッグについて、
「私は萌歌ちゃんの歌声が本当に大好きで、まず自分の作った楽曲を萌歌ちゃんの声で聴けるなんて…という感動がすごくありました。英子を演じる萌歌ちゃん自身の歌に対する思いが、この曲に乗って歌ってくれてるんだな、と思ったら胸がグッと熱くなりました。」
(幾田りらインタビューより抜粋)
とコメントしている。七海の苦悩に寄り添った「DREAMER」には、「今までで1番良かった!」などの感想も寄せられた。
そして、今話もゲストが登場。AZALEAのプロデューサー・唐澤を演じるのは俳優・和田聰宏。七海らの意にそぐわないプロデュースをしており、一見イヤなヤツだが、楽器をチューニングするAZALEAをバカにするスタッフに対して「プレイヤーにはプレイヤーの誇りがある」と嗜めるなど、アーティストを慮る一面を覗かせた。
またAZALEAの古参ファンとして登場したのが平成ノブシコブシ・徳井健太。徳井は元々アイドル好きを公言しており、「古参ファンの説得力を持たせたい!」という理由で抜擢したという。
AZALEAのゲリラライブをYouTubeで紹介したのは、人気YouTuber・スカイピースの☆イニ☆(じん)とテオくん。本人役で出演しており、ドラマに華を添えていた。
他にも、レビューにはスーツを着た孔明のルックスに対する感想が多く寄せられている。以下Filarksドラマレビュー。
潜入なのに、帽子をとろうとしない孔明、めちゃくちゃ面白い。まさに超孔明。七海の話を聞いてから、英子が歌った歌は良かったと思う。今まで英子が歌ってきた歌の中では一番心に来た。またまた次回が気になる展開。孔明&英子はアザリエに勝つことができるのか。楽しみ。
転生物なので突っ込んでもしょうがない展開だが、それ以上に音楽モノとして爽快感がある。実写化して大正解だと思う。
スーツ姿でも、ジャージ姿でも、あのデカイ帽子はとらない孔明さん。 ウサギの着ぐるみ着てても姿勢の良さでバレバレな孔明さん。 向井理さんハマりすぎ。 役者さんたちみんなノリノリなのが本当に楽しい。 気楽に観られるのがよい。
来週いよいよ10万いいね決戦ですね! 今回エイコの歌、今までで1番良かった! けど、本番は来週。策はあるけど、10万良いね獲得する、全視聴者が納得する、圧巻の歌唱を期待しております。あの歌、YOASOBIのイクラちゃんのオリジナル ですよね、イクラちゃん バージョンも聞いてみたいですが、先ずはエイコ萌歌ちゃんの本気の歌唱、 宜しくお願いします。 しかし、スーツに煙出る帽子の孔明、本当に違和感無し(笑)。
アニメの時にも思ったけど「着るものぐらいでは変わらないと思ってた」このセリフを彼女に言わせたことがすごいな、と。その業界にしがみついていながら抱えている後悔や葛藤を一言で表していると思った。 で……終わり方めっちゃカッコいい!来週が待てないよ……まぁ待つけどね。
あんなアウェーななか歌うのやだよー次どうなるんだ。
第6話では、ついにライブ開演。予告ではすでに「帰れ」コールを受けていた英子だが……? 10万いいねを「借りる」ため、AZALEAに扮する計略を立てた孔明。英子はもちろん七海も救ってくれるだろうか?
ドラマ『パリピ孔明』作品情報
◼︎原作 :『パリピ孔明』四葉夕ト(原作)小川 亮(漫画) (講談社『ヤングマガジン』連載)
◼︎制作:フジテレビ
◼︎放送日:毎週水曜夜10時〜
◼︎配信情報:各話放送終了後より、最新話を広告付き無料配信サービス「TVer」にて、見逃し配信。「FOD」では1話から最新話、次のエピソードを先行配信。
◼︎公式HP:https://www.fujitv.co.jp/paripikoumei/index.html
画像提供:(c)フジテレビ
※2023年10月26日時点の情報です。
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