性格や見た目が正反対な「凸凹コンビ」を描いた作品では、物語が進んでいくにつれて深まっていく2人の友情や、お互いの足りない部分を補う姿に胸が熱くなります。
本記事では、そんな凸凹コンビを描いた映画の中から、絶対熱い気持ちになるおすすめの作品を8本厳選してご紹介します。
『テッド』（2012）
『SING／シング』（16）などのセス・マクファーレンが監督を務める。出演は、マーク・ウォールバーグ、ミラ・クニス、セス・マクファーレン、ジョエル・マクヘイル、ジョヴァンニ・リビシほか。
孤独な少年・ジョンは、クリスマスプレゼントでもらったテディベアをテッドと名づけ、友達になれるよう星に祈る。すると翌朝、テッドに魂が宿りジョンはテッドと無二の親友に。27年後、未だにつるんでいる2人であったが、うだつの上がらない日々を送るジョンに恋人は愛想を尽かし、テッドと距離を置くことに。
見た目は可愛い毒舌テディベア・テッドと、外見だけ大人になったジョンの中年コンビが織りなすブラックコメディ。
『ツインズ』（1988）
『ゴーストバスターズ』（84）などのアイヴァン・ライトマンが監督・脚本を務める。出演は、アーノルド・シュワルツェネッガー、ダニー・デヴィート、ケリー・プレストン、クロエ・ウェッブ、ボニー・バートレットほか。
アメリカ政府による極秘の遺伝子実験で生まれた双子の兄弟。研究対象として温室で育てられたジュリアスは、35歳の誕生日に双子の兄の存在を知らされる。兄を捜す旅に出たジュリアスは、問題児に育ったビンセントと運命の再会を果たす。
離れ離れで育った双子の再会によって巻き起こる騒動を描いたコメディ。全てが正反対な、まさに凸凹名コンビ。
『ナイスガイズ！』（2016）
『アイアンマン3』（13）などのシェーン・ブラックが監督・脚本を務める。出演は、ラッセル・クロウ、ライアン・ゴズリング、アンガーリー・ライス、マット・ボマー、マーガレット･クアリーほか。
シングルファーザーで酒浸りの私立探偵マーチは、腕力で揉め事を解決する示談屋ヒーリーに強引に相棒にされ、失踪した少女の捜索をする羽目に。そこにマーチの娘・ホリーが加わり、捜索を進めていくと、1本の映画にまつわる連続不審死事件へと繋がり、やがて3人はアメリカ国家を揺るがす巨大な陰謀に巻き込まれていく。
70年代のLAで珍騒動を繰り広げる、間抜けな私立探偵マーチと非情な示談屋ヒーリーの探偵バディムービー。
『探偵はBARにいる』（2011）
『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』（21）などの橋本一が監督を務める。出演は、大泉洋、松田龍平、小雪、西田敏行、田口トモロヲ、波岡一喜、有薗芳記、竹下景子、石橋蓮司。
札幌・ススキノ。探偵はいつものように行きつけのBARで相棒兼運転手の高田と酒を飲み、オセロに興じていた。“コンドウキョウコ”と名乗る女から電話で依頼を引き受けたが、その直後に拉致され、半殺しの目に遭ってしまう。怒りが収まらぬ探偵の元に再び“コンドウキョウコ”から電話が……。探偵と高田はその依頼を渋々こなし、自力での報復に動き出す。
探偵と相棒、どこか抜けている2人の絶妙なコンビネーションを描き出すハードボイルドミステリー。
『ズートピア』（2016）
『塔の上のラプンツェル』（10）などのバイロン・ハワードと、『シュガー・ラッシュ』（12）などのリッチ・ムーアが監督を務める。出演は、ジニファー・グッドウィン、ジェイソン・ベイトマン、アラン・テュディック、ケイティ・ロウズ、シャキーラほか。
動物が人間のように暮らす大都会、 ズートピア。立派な警察官になることを夢見るウサギのジュディは自分の能力を認めさせるため、詐欺師のキツネ・ニックを相棒に行方不明事件を捜査する。与えられた48時間の中で彼女は奇跡を起こすことができるのか……？
夢に真っ直ぐなジュディと、夢を信じなくなってしまったニックが楽園ズートピアの秘密に迫る、感動のファンタジー・アドベンチャー。
『グリーンブック』（2018）
『メリーに首ったけ』（98）などのピーター・ファレリーが監督を務める。出演は、ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ、リンダ・カーデリーニ、ドン・スターク、セバスティアン・マニスカルコほか。
1962年。ニューヨークのナイトクラブで用心棒を務めるトニー・リップは、粗暴だが家族や周囲から愛されていた。ある日、トニーは黒人の天才ピアニスト、ドクター・シャーリーにコンサートツアーの運転手兼ボディーガードとして雇われる。人種差別がまだ根強く残る時代になぜか、黒人にとって制約と危険の多い南部でのツアーを目論むシャーリー。ふたりは「黒人用旅行ガイド〈グリーンブック〉」を頼りにツアーへ旅立つ。
粗野で無教養なイタリア系用心棒と、インテリな天才黒人ピアニストという正反対な2人の旅を描く友情ドラマ。
『ラッシュアワー』（1998）
『天使のくれた時間』（00）などのブレット・ラトナーが監督を務める。出演は、クリス・タッカー、ジャッキー・チェン、エリザベス・ペーニャ、トム・ウィルキンソン、フィリップ・ベイカー・ホールほか。
ロサンゼルスで中国領事の令嬢が何者かに誘拐された。領事は娘を取り戻すため、香港の敏腕刑事リーを呼び寄せる。リーの護衛係を命じられたのは、ロス市警きっての問題児である刑事カーター。コンビを組んで事件を追う中、リーは事件の黒幕が香港で行方を追っていた謎の男シャンタオであることを掴む。
東洋一手が速い男・リーと、西洋一口が減らない男・カーターによるパンチとギャグが飛び交うアクション・コメディー。
『ブルース・ブラザース』（1980）
『星の王子ニューヨークへ行く』（88）などのジョン・ランディスが監督を務める。出演は、ジョン・ベルーシ、ダン・エイクロイド、キャリー・フィッシャー、キャブ・キャロウェイ、ジョン・キャンディほか。
全身黒ずくめジェイク・ブルースとエルウッド・ブルースは、世話になった孤児院が資金難で存亡の危機に陥っていることを知る。孤児院を救うため、ふたりはかつての仲間を集めて“ブルース・ブラザース・バンド”を再結成し、コンサートで稼いだ金を寄付しようと考える。
アメリカの番組「サタデー・ナイト・ライブ」の人気コーナーを基にした、ブルース兄弟の大騒動を描いたミュージカル・コメディ。
※2023年12月18日時点の情報です。
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