アリス・ウォーカーによる同名小説を原作に、スティーヴン・スピルバーグが映画化した『カラーパープル』(1985)を、38年の時を経てブリッツ・バザウレ監督がミュージカル作品としてリメイクした『カラーパープル』。
本記事では、映画『カラーパープル』のあらすじ&キャスト情報、見どころをまとめてご紹介します。
『カラーパープル』(2023)あらすじ
優しい母を亡くし横暴な父の言いなりとなったセリー(ファンテイジア・バリーノ)は、父の決めた相手と結婚し、自由のない生活を送っていた。さらに、唯一の心の支えだった最愛の妹ネティ(ハリー・ベイリー)とも生き別れてしまう。そんな中、セリーは自立した強い女性ソフィア(ダニエル・ブルックス)と、歌手になる夢を叶えたシュグ(タラジ・P・ヘンソン)に出会う。彼女たちの生き方に心を動かされたセリーは、少しずつ自分を愛し未来を変えていこうとする。そして遂に、セリーは家を出る決意をし、運命が大きく動き出す。
『カラーパープル』キャスト情報
セリー/ファンテイジア・バリーノ
その他キャスト
シュグ・エイブリー/タラジ・P・ヘンソン
ソフィア/ダニエル・ブルックス
ミスター/コールマン・ドミンゴ
ハーポ/コーリー・ホーキンス
スクイーク/H.E.R.
ネティ/ハリー・ベイリー
スタッフ
◼︎監督:ブリッツ・バザウレ
◼︎脚本:マーカス・ガードリー
◼︎原作:アリス・ウォーカー「カラーパープル」
『カラーパープル』見どころは?
父に虐待され10代にして望まぬ結婚をさせられた主人公・セリーが、自立した強い女性・ソフィアと歌手になる夢を叶えたシュグに出会い、少しずつ未来を変えていこうとする姿を描いた物語。型破りな女性たちとの出会いによって、セリーは自分の価値に気づき、自らが輝く場所を見つけていく。立ち塞がる運命を前にしても未来を信じる彼女たち、“希望”と“自己肯定感”を求める女性たちをエモーショナルにとらえた本作。魂を揺さぶる歌声と、不屈の魂とユーモアで何度でも立ち上がる姿から目が離せない。
1985年にスティーヴン・スピルバーグが、ピューリッツァー賞受賞のアリス・ウォーカーによる同名小説を映画化した『カラーパープル』。新たに誕生した今作は、スピルバーグとともに、オリジナル版に主演したオプラ・ウィンフリー、音楽を担当したクインシー・ジョーンズがプロデュース。ブリッツ・バザウーレ監督によってミュージカル作品として再映画化した。主人公・セリーを演じるのはグラミー賞受賞歌手のファンテイジア・バリーノ。『リトル・マーメイド』(2023)のハリー・ベイリーと、第93回アカデミー歌曲賞とグラミー賞受賞のH.E.Rが共演として肩を並べ期待が高まる。
圧巻の歌声が心を奮い立たせる“シスターフッド”の物語。ミュージカル作品『カラーパープル』は、2024年2月9日(金)より劇場公開。是非、この機会にチェックしてみては?
『カラーパープル』作品情報
◼︎上映日:2024年2月9日(金)
◼︎配給:ワーナー・ブラザース映画
◼︎公式HP:colorpurple.jp
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※2024年1月29日時点の情報です。
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