Filmarksで行われる初日満足度ランキングで1位に輝き、公開から4日間(2月9日~12日)で興行収入1億8620万円突破する大ヒット中の映画『夜明けのすべて』。
2019年に本屋大賞を受賞した「そして、バトンは渡された」の瀬尾まいこの同名小説を、『ケイコ 目を澄ませて』(22)の三宅唱監督が映画化。松村北斗と上白石萌音がW主演を務める。
本記事では、映画『夜明けのすべて』のみんなの感想・評価とともに、あらすじ&キャスト情報、見どころをまとめてご紹介します。
『夜明けのすべて』(2024)みんなの評価は?
大ヒットを記録中の『夜明けのすべて』。ヒットの理由と作品の魅力をFilmarksに寄せられた映画ファンからの感想と一緒にご紹介します。(レビューは一部抜粋)
あたたかい光とあたたかい人々、全ては変わりゆく中で、お互いがお互いを照らし合う。宇宙の刹那の中で、その存在が苦しみからほんの少しだけ救ってくれる。大傑作!!
わかりやすく言うと、暖かい布団のような映画だった。
それぞれ病気と向き合う彼らをエンターテイメント的に消費することは一切無く、ただただ純粋に寄り添ってくれる優しい映画。
『ケイコ 目を澄ませて』に引き続き、押しつけがましくない優しさに溢れた映画で非常に感動した。
観てるときよりも、観たあとに、いろいろ思い出して、じわじわといいなぁと味わえるような映画。
とてもあたたかい映画だった。優しく寄り添ってくれるそんな映画。この先も一生大好きな映画だ。
優しさ100%で作られたような作品。
『夜明けのすべて』(2024)あらすじ
月に1回訪れるPMS(月経前症候群)の影響で感情を抑えられなくなってしまう藤沢美沙(上白石萌音)。転職してきたばかりだというのに、何事にもやる気がなさそうな山添孝俊(松村北斗)に怒りをぶつけてしまう。しかしそんな山添もパニック障害を患っており、様々な事を諦め、生きる希望を失っていた。生きにくさを抱えた二人は次第に、それぞれの症状は改善されなくても、相手を助けることはできるのではないかと思うようになる。
『夜明けのすべて』キャスト情報
山添孝俊/松村北斗
恋も仕事も順調だったが、パニック障害を患ったことをきっかけに生きる希望を失ってしまった。
藤沢美沙/上白石萌音
普段は落ち着いた性格だが、月に1回訪れるPMSの影響でイライラが抑えられず怒りやすくなってしまう。
栗田和夫/光石研
山添くんと藤沢さんが勤務している栗田科学の社長。
藤沢倫子/りょう
藤沢さんの母親。
辻本憲彦/渋川清彦
山添くんが以前勤めていた職場の上司。
大島千尋/芋生悠
山添くんの恋人。
岩田真奈美/藤間爽子
藤沢さんの友人。
その他キャスト
スタッフ
◼︎監督:三宅唱
◼︎原作:瀬尾まいこ「夜明けのすべて」(水鈴社/文春文庫刊)
『夜明けのすべて』見どころは?
本作は原作者の瀬尾まいこ自身も患ったパニック障害の経験が元になっている。パニック障害をもつ山添はかつての職場への復帰を望んでいるが、電車に乗ることもできず、以前のような日常を送れなくなってしまっていた。一方、藤沢は毎月のPMS(月経前症候群)で自らをコントロールできなくなり、新卒で入社した会社を辞め栗田科学に勤めている。現在の職場ではぶっきらぼうな対応しかしない山添と、周りへの気遣いを忘れない穏やかな藤沢。症状や、発作のタイミングも異なるが、お互いの“生きにくさ”を知ることでやがてある感情が芽生え始める。最初こそ印象の悪い2人だが、少しずつ歩み寄り、手を取り合う姿に注目してほしい。いつかやってくる“夜明け”に、山添と藤沢はどのような景色を見るのだろうか。
監督は『ケイコ 目を澄ませて』(22)で第77回毎日映画コンクールで日本映画大賞・監督賞他5部門を受賞した三宅唱。キャスト陣はNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を務めた松村北斗と上白石萌音。今作では、友人でも恋人でもなく、同志のような特別な気持ちを持つ同僚役を演じている。また「バイプレイヤーズ」シリーズの光石研、「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」シリーズのりょう、『怪物の木こり』(23)の渋川清彦ら実力派俳優陣が脇を固める。
心がほっとして、少しだけ明日を待ち遠しく感じられる『夜明けのすべて』は、2024年2月9日(金)より劇場公開中。是非、この機会にチェックしてみては?
『夜明けのすべて』作品情報
◼︎上映日:2024年2月9日(金)
◼︎配給:バンダイナムコフィルムワークス、アスミック・エース
◼︎公式HP:https://yoakenosubete-movie.asmik-ace.co.jp/
(C)瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
※2024年2月14日時点の情報です。
※最新の配信状況は、各動画配信事業者の公式サイトにてご確認ください。