映画『ソウルメイト』あらすじ&キャスト情報・見どころは?

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なつほ

唯一無二の親友との絆と“ある秘密”を描いた友情物語。映画『ソウルメイト』のあらすじ&キャスト情報・見どころをまとめてご紹介!

第93回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた『少年の君』(19)のデレク・ツァン監督の『ソウルメイト/七月と安生』(16)を、ミン・ヨングン監督が舞台を韓国の済州島に移しリメイク。

本記事では、映画『ソウルメイト』のあらすじ&キャスト情報、見どころをまとめてご紹介します。

ソウルメイト』(2023)あらすじ

公募展で大賞を受賞したのは“作者ハウン”とだけ記された絵画だった。ハウンと連絡を取りたかったギャラリーの担当者は、絵画に描かれていたミソに連絡をするが、ハウンのブログにはミソとの深い関係が綴られているにも関わらず、「ハウンとは幼い頃に遊んだだけだ」と言われてしまう。

小学生の頃にソウルから済州島に引っ越してきたミソは、ハウンと出会い大親友になる。性格、価値観、育ってきた環境、多くのことが正反対な二人だったが、唯一の共通点は「絵を描くことが好き」なことだった。しかし、高校生になりハウンに恋人ジヌができたことで、二人の運命は大きく変わっていく。高校卒業を機に、ミソは済州島を離れソウルで暮らすことを決め、“ある誤解”を抱えたまま二人は別れてしまう。ソウルでの暮らしは想像以上に過酷だったが、ハウンには「絵の勉強をしながら旅をしている」と嘘の内容の手紙を送り、二人の関係は続いていた。それから5年の時が経ち、時が経ち久しぶりの再会を果たした二人は、価値観の違いから再び疎遠になってしまう。16年目の月日が流れたある日、ハウンは“ある秘密”を残し、忽然と姿を消してしまった……。

『ソウルメイト』キャスト情報

ミソ/キム・ダミ

自由奔放な性格だが複雑な家庭環境で育った。いつか絵の勉強をしながら世界を旅したいと夢見ている。済州島でハウンと出会い、いつも優しいハウンに心をひらく。性格も価値観も育ってきた環境も違うがソウルメイトとなる。高校卒業間近のある日、済州島を去る決心をし、ハウンにある誤解を与えたまま別れを告げることになる。

ハウン/チョン・ソニ

自由に生きるミソに憧れを抱くが自身はとても堅実な性格。済州島に越してきたミソと親友になる。高校生になり出会ったジヌの恋人になり仲を深めていく。ある誤解を抱えたままミソと別れることになり、自らの人生と向き合うことになる。

サークル活動で出会い、ハウンの恋人となりミソも含めた三人で過ごすようになる。済州島に残されたハウンを支えていたが、自身の医師になる夢を叶えるためにソウルに上京し、偶然ミソと再会する。

スタッフ

◼︎監督:ミン・ヨングン

◼︎原題:소울메이트

◼︎英題:Soulmate

◼︎字幕翻訳:本田恵子

『ソウルメイト』見どころは?

運命的な出会いを果たした二人の少女が、すれ違いながらも大切に育んできた絆を16年の歳月と共に描いた本作。正反対だからこそ惹かれ、反発してしまう、誰もが人生で一度は経験をした記憶を思い起こさせる。胸がきゅっと締め付けられるような切なさを感じながらも、大切な誰かとの優しい記憶を蘇らせ、温かな気持ちにさせてくれるような作品となっている。

自由奔放に生きるミソを演じるのは『The Witch/魔女』(18)で国内外の数々の映画祭で新人賞を席巻し『梨泰院クラス』(20)ではこれまでのヒロイン像にはないキャラクターを演じたキム・ダミ。ミソの親友ハウンを演じるのは『チョ・ピロ 怒りの逆襲』(18)や待機作として漫画「寄生獣」を原作としたドラマ『寄生獣 -ザ・グレイ-』(22)で主演を務めることが発表されているチョン・ソニ。ハウンの恋人で二人の運命が変わるきっかけとなるジヌを『青春の記録』(20)や『20世紀のキミ』(22)での出演も記憶に新しいピョン・ウソクが演じる。

四半世紀に渡る二人の軌跡を描いた友情物語『ソウルメイト』は、2024年2月23日(金)より劇場公開。是非、この機会にチェックしてみては?

『ソウルメイト』作品情報

◼︎上映日:2024年2月23日(金)
◼︎配給:クロックワークス
◼︎公式HP:https://klockworx-asia.com/soulmatejp/

(C)2023 CLIMAX STUDIO, INC & STUDIO&NEW. ALL RIGHTS RESERVED.

※2024年1月26日時点の情報です。

※最新の配信状況は、各動画配信事業者の公式サイトにてご確認ください。

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