ヤクザや犯罪などアウトローな世界や、身体改造など映画じゃないと知る事ができない、なかなか体験できない……そんなアングラな世界を描く映画を6本まとめてご紹介します。
『オアシス』(2024)
あらすじ:ともに青春時代を過ごした幼馴染だったが、“ある事件”をきっかけにバラバラの人生を歩んでいった富井と金森。現在は、地元のヤクザ・菅原組の構成員と犯罪組織のメンバーとして一触即発の関係になっていた2人の前に、互いの心の拠りどころであり、“ある事件”から記憶障害になっていた幼馴染・紅花が現れる。さらに、彼女が組長の一人息子をめぐる事件に巻き込まれたことにより、3人は組織から追われる身になってしまう……。
監督は、本作が初監督作品となる岩屋拓郎。キャスト陣は、『さがす』(22)の清水尋也と、『見えない目撃者』(19)の高杉真宙がW主演を務める。また、ヒロイン役は『サマーフィルムにのって』(20)の伊藤万理華が務める。社会からはみ出した若者たちが、居場所と存在を求めて葛藤する姿を描く青春物語。
2024年11月15日(金)より劇場公開予定。
『孤狼の血』(2018)
あらすじ:昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島。所轄署に配属となった日岡秀一は、暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾とともに、金融会社社員失踪事件の捜査を担当する。常軌を逸した大上の捜査に戸惑う日岡。失踪事件を発端に、対立する暴力団組同士の抗争が激化し……。
原作は柚月裕子による長編小説シリーズ。監督は『死刑にいたる病』(22)の白石和彌。出演は役所広司、松坂桃李、真木よう子、滝藤賢一ほか。昭和の過激な暴力団抗争を大胆に描き出している。
『ヤクザと家族 The Family』(2021)
あらすじ:ヤクザという生き方を選んだ男の壮大なヒューマンストーリー。自暴自棄になっていた少年期にヤクザの世界へ足を踏み入れた男を中心に、暴対法によって変わっていった環境と共に1999年、2005年、2019年と3つの時代で見つめていく、一人の男とその【家族・ファミリー】の壮大な物語。
監督・脚本は『余命10年』(22)の藤井道人。出演は綾野剛、舘ひろし、尾野真千子ほか。1999年、2005年、2019年と、変わりゆく時代を経て、社会から排除されていくヤクザの姿を映し出す群像劇。
『蛇にピアス』(2008)
あらすじ:渋谷を徘徊する19歳の少女ルイは、クラブで知り合ったアマの蛇みたいに割れた舌“スプリットタン”に心を奪われる。後日、アマに連れて行かれた妖しげな店で、全身に刺青を施し、顔じゅうにピアスのある店長のシバに、舌ピアスをあけてもらう。少しずつ穴を拡張しスプリットタンにするつもりだ。その日以来、彫り師のシバに強い憧れを抱いたルイは、自分にも最高の絵を刻みたいと思うようになる。
原作は金原ひとみによる同名小説。監督は日本を代表する演出家である故・蜷川幸雄。出演は吉高由里子、高良健吾、井浦新、あびる優、ソニンほか。人生に絶望している主人公が、痛みを感じることで生の実感を得るために身体改造に溺れていく。
『凶気の桜』(2002)
あらすじ:山口、市川、小菅の3人は、特注の白い戦闘服を身にまとい、半端な不良を狩っていた。それは自分たちの育った渋谷の街から汚いゴミを掃除することでもあった。そんな中、右翼系の暴力団・青修連合の会長・青田が、3人をかわいがるようになり……。
原作はヒキタクニオによる同名小説。監督は『鳶がクルリと』(05)の薗田賢次。出演は窪塚洋介、高橋マリ子、RIKIYA、須藤元気ほか。右翼グループに参加し、ナショナリズムに傾倒していく若者たちを描く。
『花と雨』(2019)
あらすじ:幼少期をロンドンで過ごした吉田は閉塞的な日本の空気に馴染めないまま、高校生活を送っていた。次第に学校から距離を置く吉田にとって唯一HIP HOPだけが彼の拠り所だった。海外での活躍を目指す姉・麻里との約束を胸に、アーティストとして独り立ちするべく練習や活動に没頭する。しかし初めて自分の居場所を見つけたと思った矢先、チャンスを掴みかけては裏切られ、現実の厳しさに晒され次第に自分を見失っていく。そして追い打ちをかけるように、ある悲劇が訪れる。このままでは、俺は負ける。吉田はラッパーとして、1人の人間として、現実を乗り越えるべく立ち上がる……。
監督は本作が商業映画デビュー作となった土屋貴史。出演は笠松将、大西礼芳、岡本智礼、中村織央、光根恭平ほか。ヒップホップアーティストであるSEEDAが2006年に発表した、同名の伝説的アルバムを原案としている。
(C)2024『オアシス』製作委員会 (C)2018「孤狼の血」製作委員会 (C)2021『ヤクザと家族 The Family』製作委員会 「蛇にピアス」フィルムパートナーズ (C)2019「花と雨」製作委員会






