映画『カイジ ファイナルゲーム』(2020)あらすじ
2020年、国を挙げて盛大に開かれた東京オリンピックの終了を機に、この国の景気は恐ろしい速さで失速していった。今この国では、金を持つ強者だけが生き残り、金のない弱者は簡単に踏みつぶされ、身を寄せ合うことで何とか今を生きていた。自堕落な生活を送っていたカイジ(藤原竜也)は、派遣会社からクズと罵られ、薄っぺらい給料袋を手渡される。憤りを感じながらも一缶千円に値上がりしたビールを買うかどうか迷っていた。そんなある日、スーツに身を包んだかつてのハンチョウ・大槻(松尾スズキ)に声をかけられる。帝愛グループ企業のひとつを任される社長に出世したという。そんな彼から、あるイベントのチラシを見せられる。一攫千金のチャンスを感じたカイジは、ゲームへの参加を決めるが……。
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映画『カイジ ファイナルゲーム』キャスト一覧
伊藤カイジ/藤原竜也
いつも借金まみれのダメ人間。派遣会社で働きながら、怠惰な生活を送っている。しかし人の良さとここぞとばかりの勝負強さで、数々の困難を乗り越えてきた。
桐野加奈子/関水渚
ある出来事がきっかけでカイジと共に行動する。
廣瀬湊/新田真剣佑(真剣佑)
大槻太郎/松尾スズキ
坂崎孝太郎/生瀬勝久
遠藤凛子/天海祐希
西野佳志/山崎育三郎
高瀬強士/前田公輝
菅原太一/瀬戸利樹
渋沢総一郎/金田明夫
東郷滋/伊武雅刀
Filmarksに集まる評価&レビューは?
人気シリーズ最終作にあたり、Filmarksで15,800Mark(※2021年2月12日現在)を超える本作。「藤原竜也の演技が好き」「とにかく藤原竜也の映画」など主人公・カイジを演じた藤原竜也に関するレビューがとにかく多かったです。『Diner ダイナー』や『22年目の告白 私が殺人犯です』など数々のヒット作を演じている藤原竜也ですが、彼の代表作=カイジと大半の人が答えるであろうほどのはまり役で、本作でもその魅力はもちろん健在です。ちなみに「ビールのお決まり台詞に沸いた」とのレビューがあるように、モノマネ番組でたくさん引用されたセリフが本作でも登場。ファンにはたまらない演出になっています。
また「相変わらずテンポが速く見やすい」「これまで出演した人達が出るところはファイナルっぽい」などシリーズ作品ならではの共通したドキドキ感が本作の見どころになっています。前作から9年経っての公開ということもあり、ファンからしてみれば待望だった本作。しかし「ファイナル」であることに寂しさも感じます。1・2作目のキャラクターも多数出演しているので、全作観た上でカイジの最後の大勝負を目撃しましょう!
『カイジ 人生逆転ゲーム』(2009)
26歳になってもフリーターを続けるカイジ(藤原竜也)は、友人の借金の保証人を引き受けてしまったことから多額の負債をかかえる。そんなカイジに金融会社の社長である遠藤(天海祐希)が乗船すれば大金を稼ぐことが出来るという船の存在を教える。その誘いに乗り、豪華客船で一攫千金のゲームに参加することになるのだが……。
累計1800万部を売り上げた福本伸行による大人気コミックを、今や中堅として活躍する演技派俳優・藤原竜也主演で実写化。監督はテレビドラマ「ごくせん」シリーズ(2002〜2008)など数々の大ヒットドラマを手掛けてきた佐藤東弥が担当。原作で登場人物たちが繰り広げる巧みな心理描写を映像で見事に表現した。
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『カイジ2 人生奪回ゲーム』(2011)
何とか借金を完済出来たカイジ(藤原竜也)であったが、またしても多額の借金をかかえてしまう。この地獄から抜け出すため、当たりが出れば10億円も稼げるという驚異のパチンコ台「沼」に挑む。しかし裏カジノの支配人でカイジのライバルでもある一条聖也(伊勢谷友介)が立ちふさがるのだった……。
福本伸行による人気コミックの実写化第2弾となる本作。今回も一攫千金を狙い命がけのゲームで熱戦を繰り広げる多種多様なキャラクターたちが圧倒的なドラマを展開する。主人公カイジは引き続き藤原竜也が演じ、他にも香川照之、吉高由里子、伊勢谷友介、生瀬勝久ら豪華キャスト陣が揃った。
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【文・チャーリー】
(c)福本伸行・講談社/2020映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会
※2021年2月12日時点の情報です。