マックスより強さMAX!? トム・ハーディ主演ゲキ熱格闘ドラマ『ウォーリアー』

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2015年、映画ファンを熱狂させた話題作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が10/21(水)にBlu-ray・DVDが発売となり、その熱狂はまだまだ続きそうです。むしろ盛り上がっている!?

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を観て、寡黙な主人公・マックスを演じたトム・ハーディのファンになった方も多いのではないでしょうか。英国出身の38歳で、『ダークナイト・ライジング』『インセプション』等のヒット作にも出演、近年は『オン・ザ・ハイウェイ』等の話題作でも主演を張り、今後が大注目の俳優です。

そんなトム・ハーディに魅了された紳士淑女の皆様! 是非!何とか!彼が主演した超ゲキ熱むせび泣く男の格闘ドラマ『ウォーリアー』を観て欲しいのです!!

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男たちはそれぞれの想いを胸に戦いのリングに上がる… 目頭が熱くなりっ放し!

『ウォーリアー』のアメリカ公開は2011年。それまで日本では劇場公開はまだしもDVDリリースもないままでした。が、2015年、遂に日本でもBlu-ray・DVDリリースが決定。このタイミングでのリリース、間違いなく『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の影響に他ならないでしょう!

 

 

教師ながら病を抱える娘のために戦う兄(ジョエル・エドガートン)。元軍人ながら戦場で死んだ親友の家族のためにリングに上がる弟(トム・ハーディ)。そしてアル中が原因で家族を不幸に陥れてしまった父親… 離れ離れになったそれぞれが、総合格闘技という世界で今、運命と共に交錯する!

渋い。ストーリー、そしてトーンを抑えた映像、俳優たちの演技ととにかく渋い! ジャンルとしては総合格闘技をテーマにしたスポーツ映画かもしれませんが、根底にあるのはそれぞれの家族の絆と戦う男たちの姿を熱く描いた人間ドラマです。

男なら拳を握りっぱなし、目頭熱くなりっぱなし! 女性は登場人物たちの鍛え抜かれたボデーに酔いしれっぱなしなこと間違いナシ!

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今までの格闘技映画を凌駕する!? 壮絶かつ大迫力な格闘シーンが凄い!

男たちの熱い物語がこの映画の魅力であるのは勿論ですが、総合格闘技による大迫力のリング上のバトルがあってこその本作。その格闘シーンの迫力が凄いのなんのって!

出典:https://www.youtube.com/watch?v=RbiGC7Ga_Ag

この格闘シーンの撮り方が非常に臨場感があり物凄い迫力を演出しております。カット割りも見せ方がとてもうまく、物凄いリアルさ! 生々しい音も手伝って総合格闘技ファンでも納得のファイトシーンではないでしょうか。実在の格闘家も相手役で多数出演しており説得力が違います。

打撃だけではなく関節技や壁を使った攻防、投げ技等の総合格闘技らしい戦い方の応酬は見応え満点。今までの総合格闘技を描いた映画とは一線を画すファイトシーンの凄さです。何より本当に痛そうだし関節技とか本当に極まってそう。

そして主演のジョエル・エドガートン、トム・ハーディの鍛え抜かれた肉体に説得力は倍増! 女性はウットリ、男性なら鑑賞後即筋トレをおっ始めるに違いありません(筆者もそのクチ)。

マックスよりも超寡黙!? トム・ハーディの魅力がこれでもかと炸裂!

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』ではほとんど喋らない寡黙なマックスを好演したトム・ハーディ。本作では元海兵隊で主人公の弟トミー・コンロンを演じておりますがマックス以上に超寡黙! そしてマックス以上に強そう!

兄や父親に執念にも近い怒りを抱え目が野獣のように終始ギラつき、無音・無言で総合格闘技のリングに上がっては相手を瞬殺し颯爽と立ち去るアウトローっぷりを見せつけるトミーをトム・ハーディが熱演。というかハマり役です!

トム・ハーディの鍛えまくった肉体と高過ぎない身長(175センチ)が妙にリアリティがあって地で本当に喧嘩強そう。兄役のジョエル・エドガートンもイイ身体してますが、すみませんトム・ハーディの方がどうみても強そうです。

そして『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でも見せたドスの効いた低音ボイスもその迫力に拍車をかけてます。マックスのキャラクターにもとても近いので違和感なく観れるはず。むしろそのままマッドマックスの世界で大暴れ出来そう!? 今一番強そうな俳優はトム・ハーディで間違いない!

ニック・ノルティの悲哀に満ちた素晴らしい演技が絶妙なスパイスとして物語を演出する!

アル中の父親役を演じたニック・ノルティがのアカデミー助演男優賞にノミネートされたことも本作は話題となりました。『48時間』等でアクション、コメディを中心に80年代、90年代をメインに活躍した彼が還暦を過ぎた今になって本作で素晴らしい演技を披露しております。

アル中が原因で家族を離散させた過去を持ち、息子たちに忌み嫌われながらも彼らを想い続ける切ない(息子たちからの扱いもかなり可哀そう)な父親をニック・ノルティが大熱演! 彼の演技と役回りが物語により一層深みと熱さを持たせています。

過去に主演を張っていた俳優が年を重ねてこういった渋い演技で魅せれるようになる姿はとても嬉しいし素晴らしい。経験が演技に幅を持たせるとは正にこのこと。色々あったんでしょうねえ… 一番リアリティとインパクトがあったのは実はニック・ノルティの演技に他なりません!

このニック・ノルティとダブるのが『レスラー』のミッキー・ローク。経歴、アメリカン過ぎる顔(笑)、役どころも似ている気がします。

過去のスターがまたこういった形でスクリーンに戻ってくる姿は映画ファンにとってはとても嬉しい。若いときとは違う魅力でまた私たちを魅了させて欲しい!

こんな傑作が今まで日本で公開されなかったなんて何たるバチアタリ!映画ファンなら今年マストな一本!!

色々本作の魅力を紹介してきたつもりですが、結論は「とにかく本当に素晴らしい作品」ということです(語彙力が足りず申し訳ない)。製作は4年前ながら日本の映画ファンにとって2015年の忘れられない一本となるでしょう。

評判が評判を呼び、新宿シネマカリテ でも2015年10月に劇場公開されました。筆者も観に行きましたが映画館で観れば迫力は段違い! もっと劇場で上映され色々な人に観られるべき作品。

今後上映のタイミングがあれば是非とも劇場で!特に格闘シーンの音の迫力は凄いの一言(地面に叩きつける音とか)。後悔は絶対しないことをお約束致します。

因みにシネマカリテでは11月7日(土)~13日(金)にかけてトム・ハーディ主演の『ブロンソン』が期間限定で公開されます! ここでもトム・ハーディが凄いガタイを惜しみなく披露(スキンヘッドも)。鑑賞料金が500円と超お得なのでお見逃し無く!

そして同じ総合格闘技モノで言えば2013年製作の香港映画『激戦 ハート・オブ・ファイト』も素晴らしいのでそちらも大推薦させてください。近年のスポーツドラマは総合格闘技モノが熱い!?

 

※2022年1月30日時点のVOD配信情報です。

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  • ゆかちび
    4
    最強の兄弟喧嘩🤜🏻🤛🏻 ラストのシーンが余韻で頭に残る。 アルコール依存症の父に育てられた兄のブレンダンと母について行った弟のトミー。 ある事がきっかけで14年ぶりに故郷にもどる弟と賞金を賭けてリングで再会する兄弟のお話。 映画だからこそ簡潔にわかりやすいストーリー。 ただ感情入り込む余白が少なかったかな……それでもこの評価。 父の反省は遅い。 10代の心の傷は一生モノ。 反省はもちろん、その事はずっと忘れないで 生きて欲しいね。 兄、弟のそれぞれの想いを賭けた喧嘩も 事情が事情で闘い方も想いも違うけれど熱い気持ちが悲しくもあり目が離せなかった。 ちゃんと決勝戦で当たるあたりはさすがにドラマチック!! 個人的にトミーが幸せになって欲しすぎる😭 それにしても賞金現実味なくない??! 500万ドル🟰796,917,525 あれ、円安がすごいことの方が驚くかも。
  • ume0214
    3.4
    レンタル視聴 ドラマ・スポーツ ギャヴィン・オコナー監督作品、トム・ハーディ、ニック・ノルティ、ジョエル・エドガートン出演 ペンシルバニア州ピッツバーグ、トミー・コンロンが14年ぶりに故郷に帰ってくる。アル中だった父・バディの暴力から母と一緒に逃げ出したのだが、母は病死しトミーは海兵隊に入隊していた。優勝賞金500万ドルの総合格闘技大会「スパルタ」に出場するのにトレーナーが必要で仕方がなく父に依頼しに帰ってきたというのだ。 一方でフィラデルフィアにいる元格闘家の物理教師である兄・ブレンダンも娘の病気治療費のために「スパルタ」に参加する。 大会の行われるアトランティックシティで再会する兄弟。今までのわだかまりがぶつかり合う。そして最終日を前にして再びぶつかり合うトミーとバディ、バディは再び酒を口にし許しを請う。 実はイラク戦争の脱走兵だったトミーが大会に参加する理由とは...。 アル中だったけどヤク中には厳しい父親。 2週間前でも出場者16人中10人しか決まってない。世界最高の賞金が出る総合格闘技大会に特に実績のない兄弟が所属ジムの推薦で出場できちゃう謎。 「あの!」と枕詞が付く以外強さが謎で物理教師に負けちゃうロシアの伝説の格闘家コーバ。 罪人だった父親は更生し、息子は信仰を棄て罪人になり復讐者として帰ってくる。トミー=エイハブ船長だと気付いたから決勝での負けはわかってた。 家族と贖罪と赦しの物語。 キリスト教と白鯨、イラク戦争とサブプライム住宅ローン危機とオバマ政権から見捨てられた白人の町、ベートーヴェン交響曲第9番第4楽章「歓喜の歌」、、、ご都合主義過ぎて不思議な物語だったけど、こういった事に対する理解で評価が変わるんだろうな。
  • うにどん
    4
    壊れたものは 元には戻らない。 でも 隣に立つことはできる。 『ウォーリアー』は 兄弟の映画だ。 一見すると 総合格闘技トーナメントを描いた 王道のスポーツドラマ。 無名のファイターたちが 人生を賭けて戦う物語に見える。 世間でもこの映画は 「兄弟が決勝で戦う格闘技映画」として 語られることが多い。 だが この映画の本質は 格闘技ではない。 むしろこれは 壊れた家族が もう一度向き合う物語だ。 トム・ハーディ演じるトミーは 圧倒的に強い。 だがその強さは 栄光でも夢でもない。 彼を動かしているのは 過去への怒りだ。 怒りは 人を強くする。 だが同時に 人を壊していく。 対照的なのが 兄ブレンダン。 高校教師で 二人の娘を育てる父親。 格闘家としては 決してエリートではない。 体も衰えている。 技術も最先端ではない。 それでも 家族を守るため もう一度リングに上がる。 怒りで戦う弟。 愛で戦う兄。 同じ父を持ちながら 二人の戦いの意味は まったく違う。 そしてその中心にいるのが 父だ。 かつて アルコールで家族を壊した男。 この映画は 父と息子の物語でもある。 すれ違い 壊れ 離れてしまった家族が どうやって向き合うのか。 そのすべてが 最後の試合に集まっていく。 あの試合は タイトルマッチではない。 兄弟の 長い対話だ。 殴り合いながら 二人は ずっと言えなかった感情を ぶつけ合う。 怒り。 後悔。 愛情。 すべてを 拳で語り合う。 そして 最後に残るのは 勝敗ではない。 赦しだ。 壊れた弟に 兄が静かに言う。 「もういい」 あの一言で この映画は 格闘映画から 家族の映画になる。 試合が終わったあと 胸に残るのは カタルシスではない。 静かな救いだ。 これは 赦しの映画だ。
  • ねるねるねるね
    5
    紛うことなき傑作。
  • 123
    -
    薄っぺらい言葉では到底表しきれないほど、心に残る素晴らしい映画でした。ラストシーンはあまりにも雄弁で、多くの余韻を残します。ぜひ観てほしい一本です。 みんなあまり正直じゃないようですね☺️
ウォーリアー
のレビュー(8423件)