「インシディアス」は、『ソウ』(04)などのジェームズ・ワン監督×脚本家 リー・ワネルがタッグを組み製作した人気ホラーシリーズ。恐怖心を煽られる映像や音の演出はもちろん、伏線が散りばめられ、作り込まれたストーリー構成にも高評価が集まっている。今回はそんな「インシディアス」シリーズを公開順&時系列順に紹介する。
『インシディアス』(2010)
ある家にジョシュ(パトリック・ウィルソン)とルネ(ローズ・バーン)の夫婦は、3人の子供たちと共に新居に引っ越してくる。しかし引っ越し後、次々と家族に不可解な出来事が襲う。そんな時、長男のダルトン(タイ・シンプスキン)が梯子から落ち昏睡状態となってしまう。この新居が呪われていると考えた夫婦は別の家に引っ越すが、怪奇現象は止まらず。超常現象の専門家であるエリーズ(リン・シェイ)へ解決を依頼したことで、次々に明らかになっていく衝撃の事実に戦慄することとなる……。
暴力的な描写はなく、音や演出で観ている者の恐怖を誘う。『ソウ』のジェームズ・ワン&リー・ワネルと『パラノーマル・アクティビティ』のオーレン・ペリがタッグを組んだことも話題となり、期待を裏切らない完成度となっている。
Amazon Prime Videoで観る【30日間無料】
『インシディアス 第2章』(2013)
前作の危機を脱し、平和を取り戻したかのように見えたランバート一家。しかし、夫のジョシュは息子を救う時に何者かの霊に憑かれてしまっていた。ジョシュの母親の家に身を寄せる一家だったが、そこでまたしても不可解な現象が襲う。解決に奮闘する中、ジョシュの子供時代の出来事に原因があることがわかり、ジョシュの記憶の世界を探っていく……。
ホラー要素の強かった前作に比べ、今作では謎解き要素も含まれる。ストーリーは作り込まれており、前作の伏線もしっかり回収され、前作の倍以上の興行収入を叩き出した。
Amazon Prime Videoで観る【30日間無料】
『インシディアス 序章』(2015)
ランバート一家の事件より数年前、超常現象の専門家であるエリーズ(リン・シェイ)の元に、死んだ母親と霊界交信を求める女子高生のクイン(ステファニー・スコット)が訪れる。クインに悪霊が取り憑いていくことに気づいたエリーズは、母との交信をやめるように説得するが、その後クインに不幸な出来事が襲う。エリーズは悪霊と戦うため、深い闇の霊界へ向かう。
「インシディアス」シリーズ第3弾。前作の続編ではなく物語の原点にスポットを当てる前日譚。前2作品で脚本&出演を務めたリー・ワネルが本作では監督も務め、ジェームズ・ワンが製作を担当した。
Amazon Prime Videoで観る【30日間無料】
『インシディアス 最後の鍵』(2018)
超常現象の専門家であるエリーズは、1本のある依頼を受ける。その依頼場所は、かつて自分が幼い頃霊によって悩まされていた家だった……。自分の霊感が元凶となり家族が崩壊した幼少期を思い出したエリーズは依頼を断ろうとしたが、過去を清算する必要があると感じ、依頼を引き受けることに。しかし、その依頼を受けたことで思わぬ事態に遭遇することとなり……。
監督は『パラノーマル・アクティビティ5』の脚本を担当したアダム・ロビテル。脚本はリー・ワネル。ジェームズ・ワンが製作に加わった。シリーズの人気キャラクター「エリーズ」にスポットが当てられる。
Amazon Prime Videoで観る【30日間無料】
時系列順に観るなら?
本編以外にも、前日譚、スピンオフシリーズがある「インシディアス」シリーズ。公開順ではなく、時系列順でシリーズを観ると、伏線がスムーズに回収されてより楽しめるかも。時系列順に観たい方はこの順番でどうぞ!
(1)『インシディアス 最後の鍵』(2018)
(2)『インシディアス 序章』(2015)
(3)『インシディアス』(2010)
(4)『インシディアス 第2章』(2013)
Amazon Prime Videoで観る【30日間無料】