Filmarksで人気の国内リーガルドラマとは？ 弁護士や検事などといった法律の専門家たちが、法律という武器を片手に大奮闘！今回は、そんな国内リーガルドラマの中からFilmarksで評価が高い作品10本をご紹介します。
『カバチタレ！』（2001）
同名人気コミックをTVドラマ化。『ブザー・ビート～崖っぷちのヒーロー』などの大森美香が脚本を担当。常盤貴子、深津絵里、山下智久、篠原涼子、岡田義徳、小林聡美、陣内孝則出演。
理不尽な理由で仕事をクビになった田村希美と、行政書士の栄田千春。ひょんなことから出会った、性格も育った環境も正反対の2人が、社会の理不尽な出来事に果敢に立ち向かう。2人の友情と恋愛模様、千春が勤務する行政書士事務所の依頼者と相手とのバトルを、ユーモアも交えながら描く。
『HERO シーズン1』（2001）
視聴率が全話30％超えを記録した大ヒットドラマ。木村拓哉、小日向文世、八嶋智人、田中要次、正名僕蔵、角野卓造、松たか子出演。
東京地検に赴任してきた検事の久利生公平。中卒で逮捕歴あり、ラフな服装の型破りな久利生に周囲は驚きを隠せない。久利生の検察事務官となった雨宮舞子も唖然とするが、正義感が強く、独自の着眼点と行動力で事件を徹底的に調べ上げる久利生の姿に、周囲は徐々に信頼を寄せていく。東京地検の個性的な仲間たちと共に事件の真相解明に奔走する、新たな検事像を描いている。
スペシャルドラマと続編のほか、劇場版2作品が公開されており、長年のファンも多いヒット作。
『ビギナー』（2003）
『スカーレット』などの水橋文美江が脚本を担当。美村里江（ミムラ）、オダギリジョー、堤真一、奥菜恵、我修院達也、横山めぐみ、北村総一朗、松雪泰子出演。
一念発起して司法試験に挑戦し、奇跡の合格を果たした元派遣社員の楓由子。法律の基本知識がない楓は、司法研修所の研修初日からつまずいてしまう。そこに偶然居合わせた楓を含む8人は、共に課題に取り組むことになる。さまざまなバックグラウンドを持つ8人の司法修習生たちの奮闘を描いた青春群像劇。
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『離婚弁護士』（2004）
「BOSS」「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」シリーズなどの林宏司が脚本を担当。天海祐希、玉山鉄二、美村里江（ミムラ）、佐々木蔵之介出演。
大手事務所で企業担当として活躍する東大卒の敏腕弁護士・間宮貴子は、同僚の広澤と独立を果たす。しかし前職からの妨害によって弁護士たち全員が辞めてしまい、残ったのは貴子と受付嬢の吉田香織だけだった。企業ばかりを担当してきた貴子は、やむなく離婚問題などの民事事件を手掛けるが、やがて本当の弁護士のあり方を見つめ直していく……。
05年にはスペシャルドラマと続編が放送された。林宏司脚本と天海祐希主演のタッグ作品「BOSS」シリーズには、小粋な演出でカメオ出演を果たしている。
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『弁護士のくず』（2006）
井浦秀夫による同名コミックをTVドラマ化。『プリティが多すぎる』などの荒井修子、『dele』などの瀧本智行らが脚本を担当。豊川悦司、伊藤英明、モト冬樹、北村総一朗、高島礼子出演。
だらしがないがやり手で、勝つためなら手段を選ばない”弁護士のくず”こと九頭元人が所属する弁護士事務所に、正義感あふれる熱血新人弁護士の武田真実がやって来る。正反対のタイプの二人がコンビを組んで依頼解決のために奮闘するさまを描いた、コメディリーガルドラマ。
『リーガル・ハイ』（2012）
『コンフィデンスマンJP』などの古沢良太が脚本を担当。堺雅人、新垣結衣、田口淳之介、生瀬勝久、小池栄子、里見浩太朗出演。
正義感が人一倍強く、真面目な新人弁護士の黛真知子と、毒舌で偏屈な最低の人間だが、訴訟無敗記録を持つ凄腕弁護士の古美門研介。とある殺人事件の弁護がきっかけで出会った2人は、正反対の信念を持ち、対立しながらも、共に依頼解決に向けて奮闘する。
破天荒な古美門と真知子の絶妙な掛け合いも見どころの一つ。コメディタッチの中にも熱い弁護士魂をしっかりと描き出し、大ヒットを記録した。13年の続編のほか、スペシャルドラマ2作品も放送された。
『99.9 -刑事専門弁護士-』（2016）
『探偵が早すぎる』などの宇田学が脚本を担当。松本潤、香川照之（市川中車）、榮倉奈々、青木崇高、片桐仁、マギー出演。
金にならない刑事事件ばかりを引き受ける弁護士の深山大翔は、その腕を買われて大手弁護士事務所の刑事事件専門部署ににスカウトされる。しかし、室長の佐田篤弘は民事事件のトッププレイヤーで刑事事件に興味はなく、もう1人の弁護士・立花彩乃も仕方なく異動してきた。そんな中、殺人事件の依頼が舞い込む……。逆転不可能な状態の中で、0.1％の可能性に賭けて難事件に挑む弁護士たちを描いたリーガル・エンターテイメント。18年に続編が放送された。
『正義のセ』（2018）
阿川佐和子による同名小説をTVドラマ化。「花咲舞が黙ってない」シリーズなどの松田裕子が脚本を担当。吉高由里子、安田顕、三浦翔平、広瀬アリス、塚地武雅出演。
検事2年目の竹村凜々子は、正義感が人一倍強く、真面目で真っすぐな性格。感情が表に出やすく不器用なため失敗も多いが、事件に真っ向から向き合い、解決のために奮闘する。恋に仕事に全力で取り組む女性を描いた、お仕事系ヒューマンドラマ。
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『イノセンス 冤罪弁護士』（2019）
『LIAR GAME シーズン１』などの古家和尚が脚本を担当。坂口健太郎、川口春奈、趣里、小市慢太郎、正名僕蔵、藤木直人出演。
冤罪事件において圧倒的な実績を誇る弁護士の黒川拓は、凄腕だが変わり者。拓のサポートに就いた中途採用の新人弁護士・和倉楓は、拓の破天荒なやり方に振り回される日々。そんなある日、放火事件を担当することになった拓は、科学者の協力を得て実証事件を行い、真相解明にあたる……。科学的実証で冤罪事件に立ち向かう弁護士の姿を描いた、ヒューマンエンターテインメント。
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『グッドワイフ』（2019）
リドリー・スコットが製作総指揮を執ったアメリカのTVドラマが原作。『まれ』などの篠﨑絵里子が脚本を担当、『アンナチュラル』などの塚原あゆ子が演出を務める。常盤貴子、小泉孝太郎、水原希子、北村匠海、中林大樹出演。
出産を機に弁護士を辞めて専業主婦になった蓮見杏子は、エリート検事の夫を支え、幸せな生活を送ってきた。ところが、夫の汚職容疑と女性スキャンダルが発覚。子どもたちを守るため、杏子は16年ぶりに弁護士として復帰する……。困難に立ち向かう女性弁護士の奮闘を描いたヒューマンリーガルドラマ。『カバチタレ！』では法の力に助けられる役柄を演じた常盤貴子が、本作では大人の女性弁護士を演じている。
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※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks（フィルマークス）」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2020年5月8日時点の情報です。
