神聖かまってちゃんの元マネージャー・劔樹人によるハロー!プロジェクトへの熱い愛と、大切な仲間たちとの出会いと別れを描いた自伝的青春コミックエッ
映画『あの頃。』(2021)あらすじ
大学院受験に失敗し、彼女なし、お金なし、楽しいことなど何もなく、どん底の生活を送っていた劔(松坂桃李)。ある日、松浦亜弥の「♡桃色片想い♡」のMVを見たことをきっかけに、劔は一気にハロー!プロジェクトのアイドルたちにドハマりし、オタ活にのめり込んでいく。藤本美貴の魅力を熱く語るプライドが高くてひねくれ者のコズミン(仲野太賀(太賀))をはじめ個性的なオタク仲間と共に、「恋愛研究会。」を結成した劔。トークイベントや学園祭でのアイドルの啓蒙活動、ライブを開催したりと、くだらなくも愛おしい青春の日々を謳歌する。しかし、時は流れ、仲間たちはアイドルよりも大切なものを見つけて、次第に離れ離れになり……。
映画『あの頃。』キャスト
劔(つるぎ)/松坂桃李
ハロー!プロジェクトのアイドルにのめり込んでいく主人公。
松坂桃李コメント
誰しもが持っているであろう”あの頃 “。
その時間にどんな思いがあって、どんな出来事があって今の自分が生きているのか。
原作者の劔さんのお話を伺った時、自分も”あの頃”に触れた時、ふと感じ入るものがありました。
初めてご一緒する今泉監督と共に作りあげていく「あの頃。」をスタッフ、キャストで楽しみながら形にし、お届けできればと思います。
コズミン/仲野太賀(太賀)
藤本美貴の魅力を熱く語るプライドが高くてひねくれ者。
仲野太賀(太賀)プロフィール
1993年2月7日生まれ、東京都出身。
2006年に俳優デビュー。主な出演映画に、『桐島、部活やめるってよ』(12/吉田大八監督)、『走れ、絶望に追いつかれない速さで』(16/中川龍太郎監督)、『淵に立つ』(16/深田晃司監督)、『アズミ・ハルコは行方不明』(16/松居大悟監督)、『南瓜とマヨネーズ』(17/冨永昌敬監督)、『海を駆ける』(18/深田晃司監督)、『母さんがどんなに僕を嫌いでも』(18/御法川修監督)、『静かな雨』(20/中川龍太郎監督)、『今日から俺は‼劇場版』(20/福田雄一監督)など。公開待機作に『生きちゃった』(20/石井裕也監督)、『泣く子はいねぇが』(20/佐藤快磨監督)、『すばらしき世界』(21/西川美和監督)などがある。
仲野太賀(太賀)コメント
コズミンという役は、感じも悪く、陰口は叩くわ、調子に乗るわ、器も小さい。ただ、何故だか憎みきれない。なんなら少し愛おしい。その、“少し愛おしい”部分に沢山の想いがつまった原作を読んだ時、とても感動しました。矛盾してるような人物ですが、それすら人間味のように感じるコズミンに出会えて、本当に良かったです。今泉監督のもと、恋愛研究会。のメンバーで過ごした日々は、紛れもなくキラキラした青春でした。
ロビ/山中崇
石川梨華推しでリーダー格。
山中崇プロフィール
1978年3月18日生まれ、東京都出身。
学生の頃より演劇を始め、野田秀樹演出の「オイル」(03)、「透明人間の蒸気」(04)など多くの舞台に出演。また、数々の映画、テレビドラマ、CMなどでも幅広く活躍している。近年の主な映画出演作に、『恋人たち』(15/橋口亮輔監督)、『あゝ、荒野』(17/岸善幸監督)、『菊とギロチン』(18/瀬々敬久監督)、『閉鎖病棟―それぞれの朝―』(19/平山秀幸監督)、『燕 Yan』(20/今村圭佑監督)、『宇宙でいちばんあかるい屋根』(20/藤井道人監督)など。公開待機作に『おらおらでひとりいぐも』(20/沖田修一監督)、『泣く子はいねぇが』(20/佐藤快磨監督)などがある。
山中崇コメント
結局みんなモテたかったんでしょうね。撮影中にそんなことを思いました。自分の過ごした「あの頃。」を思い出しながら。うん、自分もそうだった。こいつらアホだなあ、ダメだなあ、でもわかるわぁー。そんな瞬間をたくさん見つけてくれたら嬉しいです。
西野/若葉竜也
痛車や自作のオタグッズを制作する。
若葉竜也プロフィール
1989年6月10日生まれ、東京都出身。
2016年、映画『葛城事件』で第8回TAMA映画賞・最優秀新進男優賞を受賞。作品によって違った表情を見せる幅広い演技力で数多くの作品に出演。主な出演作品に、TVドラマ「ブラックスキャンダル」(18/YTV)、連続ドラマW「コールドケース2~真実の扉〜』(18/WOWOW)、『美しい星』(17/吉田大八監督)、『南瓜とマヨネーズ』(17/冨永昌敬監督)、『サラバ静寂』(18/宇賀那健一監督)、『パンク侍、斬られて候』(18/石井岳龍監督)、『愛がなんだ』(19/今泉力哉監督)、『台風家族』(19/市井昌秀監督)など多数。今後の出演待機作に、2020年後期 NHK連続テレビ小説 第103作「おちょやん」、『生きちゃった』(20/石井裕也監督)、『朝が来る』(20/河瀬直美監督)、『罪の声』(20/土井裕泰監督)、『AWAKE』(20/山田篤宏監督)、『街の上で』(21/今泉力哉監督)などがある。
若葉竜也コメント
「あの頃。」みんなにある「あの頃。」。楽しかったね。辛かったね。そんな時間を少しでも映画に閉じ込められたら、と思いながら参加しました。お楽しみに。
ナカウチ/芹澤興人
CDショップの店員で、劔がオタク仲間と出会うきっかけを作る。
芹澤興人プロフィール
1980年12月1日生まれ、静岡県出身。
中央大学卒業後、清水崇監督の『稀人』(04)で映画デビュー。2009年に今泉力哉監督作品の『最低』に主演し、第10回TAMA NEW WAVEコンペティションベスト男優賞を受賞。主な出演作品として、『ソーローなんてくだらない』(11/吉田浩太監督)、『福福荘の福ちゃん』(14/藤田容介監督)、『知らない、ふたり』(16/今泉力哉監督)、『リップヴァンウィンクルの花嫁』(16/岩井俊二監督)、『岬の兄妹』(18/片山慎三監督)、『いのちスケッチ』(19/瀬木直貴監督)、『蜜蜂と遠雷』(19/石川慶監督)、『音楽』(20/岩井澤健治監督)、『生きちゃった』(20/石井裕也監督)など。公開待機作に『街の上で』(21/今泉力哉監督)などがある。
芹澤興人コメント
原作「あの頃。」に出てくるエピソードが嘘みたいな事ばかりで、こんな事ある?と思っていたのですが、恋愛研究会。の方々にお会いした時嬉々として話していて、この人たちもっとぶっ飛んでる!と思い直し畏怖と憧れを抱きました。どこまでがふざけてて、どこから本気なのか、その境界線の曖昧さは芝居する上で凄く面白かったです。男達のモーニング娘。の熱唱。僕たちは本気で原キーを目指してます。ここはおふざけなしです。
イトウ/コカドケンタロウ(ロッチ)
ハロプロ全般を推す。
コカドケンタロウプロフィール
1978年8月8日生まれ、大阪府出身。
お笑いコンビ・ロッチのネタ作り担当。趣味は、料理、古着(収集、知識、元古着店勤務)、脳トレクイズ、ゴルフ、ドライブ、ベース、ギター、ビンテージ家具、カードゲーム、ボードゲーム。特技は剣道。BSTBS「勝ち抜き!女子ゴルフ大戦」、BSTBS「ゴルフ3キングダム女子No.1チーム決定戦」、Eテレ「2355 BAR仮説」、「0655仮設小学生」にレギュラー出演中。今作で映画初出演を飾った。
コカドケンタロウコメント
「コカドさん『愛がなんだ』好きですよねぇ?」ある日マネージャーからそんな連絡がきて、聞けば今泉力哉監督の作品に役者としてのオファーを頂いているとの事。自分には一生縁がないと思っていた、コント以外の演技のお仕事。結果、やらせてもらって本当に良かったです。劔さんの素晴らしくバカな日々を綴った物語。昔から友達だったかと錯覚するくらい気の合う共演者の皆さん。プロの仕事を目の前で見せてくれたスタッフの皆さん。毎日の撮影が本当に楽しくて刺激的で夢みたいな日々でした。この興奮を皆様にも味わって頂ければ幸いです。最後に、一生言う事がないと思っていた言葉を言わせてください。「スクリーンで会いましょう」
その他、キャスト
映画『あの頃。』監督
今泉力哉監督コメント
お楽しみに。
映画『あの頃。』作品情報
2021年2月公開予定
監督:今泉力哉 脚本:冨永昌敬
原作:劔樹人「あの頃。 男子かしまし物語」(イースト・プレス刊)
製作幹事:日活 ファントム・フィルム 配給:ファントム・フィルム
(c)2020『あの頃。』製作委員会
公式サイト:https://phantom-film.com/anokoro/
公式twitter:@eiga_anokoro
※2020年10月20日時点の情報です。