映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』あらすじ&キャスト情報!前2作品との違いなど見どころと合わせて紹介

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映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(2004)あらすじ&キャスト情報一覧!シリウス・ブラックが登場する人気作の見どころも合わせて紹介。

J・K・ローリング原作のファンタジー映画「ハリー・ポッター」シリーズ第三弾。今作では、『ROMA/ローマ』(2018)にて第91回アカデミー賞監督賞を受賞したアルフォンソ・キュアロンが監督を担当。前二作を担当したクリス・コロンバスは製作に回った。また、キャストとしては、アルバス・ダンブルドア役が変更となり、マイケル・ガンボンが新たに担当する。そして、シリーズの中でも重要キャラクターとされるシリウス・ブラック役には、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(2017)で第90回アカデミー賞主演男優賞を受賞した実力派俳優ゲイリー・オールドマンが担当する。13歳となったハリーの元へ、両親を死に追いやったと言われているシリウス・ブラックが命を狙ってやっってくるという噂を聞きつける……。ハリーの両親の死の秘密や過去について、これまで知らされてこなかった真相が明らかとなる。

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(2004)あらすじ

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

ホグワーツ魔法学校3年生となり、新学期が始まる前日、ハリー(ダニエル・ラドクリフ)は、ロン(ルパート・グリント)の両親の会話を立ち聞きし、アズカバンから脱獄した囚人シリウス・ブラック(ゲイリー・オールドマン)がハリーの命を狙っていることを知る。シリウスは、かつてハリーの両親を裏切って死に追いやったと言われている人物で、ヴォルデモートのしもべであるという。そして次の日、ハリーは、ロン、ハーマイオニー(エマ・ワトソン)と共に列車でホグワーツへと向かっている途中で、ディメンターと言われる吸魂鬼に襲われてしまう。列車に同席していた新任講師のルーピン(デイビッド・シューリス)先生が助けてくれたおかげで、魂を吸われそうになっていたハリーは、その危機から逃れられたのであった。そして、その後もクィディッチの試合でプレイしていたハリーを再びディメンターが襲いにやってくる。度々やってきては魂を吸い取ろうとするディメンターと戦うため、ハリーは闇の魔術に対する防衛術を専門にするルーピン先生の元、“守護霊の呪文”を教わることとする。その後、ハリーはロンの兄であるフレッドとジョージから“忍びの地図”といわれるホグワーツにいる人物の位置がわかる地図をもらう。そしてある夜、その地図を見ていたハリーは、死んだと言われているピーター・ペティグリュー(ティモシー・スポール)が城内を歩いている表示を見つけるのだった……。

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キャスト&スタッフ紹介

ハリー・ポッター:ダニエル・ラドクリフ

ロン・ウィーズリー:ルパート・グリント

ハーマイオニー・グレンジャー:エマ・ワトソン

アルバス・ダンブルドア:マイケル・ガンボン

ミネルバ・マクゴナガル:マギー・スミス

ルビウス・ハグリッド:ロビー・コルトレーン

セブルス・スネイプ:アラン・リックマン

ドラコ・マルフォイ:トム・フェルトン

シリウス・ブラック:ゲイリー・オールドマン

リーマス・ルーピン:デヴィッド・シューリス

ピーター・ペティグリュー:ティモシー・スポール

監督:アルフォンソ・キュアロン

脚本:スティーヴ・クローヴス

原作:J・K・ローリング

製作:デヴィッド・ハイマン/クリス・コロンバスマーク・ラドクリフ

製作総指揮:マイケル・バーナサン/カラム・マクドゥガル/ターニャ・セガーチェン

撮影:マイケル・セレシン

音楽:ジョン・ウィリアムズ

 

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』の見どころ

タイム・ターナーについて

物語の後半、無実の人たちを助けるのに重要なアイテムとして登場するのが“タイム・ターナー”。これまでの物語の前半で不自然であったハーマイオニーの行動やハリーたちが出くわしたあらゆる謎が解けるキーアイテムである。これは、砂時計の周りに三重にリングがついているデザインで、首から下げられるようなチェーンもついているもの。砂時計の部分を回して、時間を巻き戻すことができるので、過去に戻って自分たちを助けることができるのだ。ハーマイオニーは、多くの授業に参加するため、このタイム・ターナーを使いこなしていたそう。こんなにも便利なタイム・ターナーだが、使い方には注意が必要だという。時間を戻している間は、人に見られてはならないのだ。自分や自分に近い人に見られると、それが自分であると認識できず、混乱を生む可能性があるためである。ハリーとハーマイオニーが、このタイム・ターナーを使って活躍するシーンに注目してもらいたい。

ダンブルドア校長のキャスト交代の理由

前2作でダンブルドア校長を演じていたのはリチャード・ハリスでしたが、今作から俳優が交代し、マイケル・ガンボンがその役を演じている。その理由は、名優リチャード・ハリスが亡くなったからである。『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(2002)のプレミア上映2週間前に亡くなったそうだ。元々、ダンブルドア役を断るつもりだったというリチャード・ハリスだが、孫娘の熱烈なお願いからその役を受けることにしたというエピソードも。そして、ハリーたちが全幅の信頼をおける校長先生として、絶対的な存在感を確立し、「ハリー・ポッター」シリーズにおいて欠かせない人物となった。そんな彼の後任を決める際には様々な俳優が候補に上がったが、リチャード・ハリスと同じアイヌランド出身のマイケル・ガンボンが選ばれたそうだ。マイケル・ガンボンは、シリーズ最後までその役を担当することとなる。

「ハリー・ポッター」シリーズについて

これまでの前2作ではクリス・コロンバス監督の元、明るく子供向けな演出で製作されてきたが、今作ではアルフォンソ・キュアロン監督の元、ガラッと雰囲気が大人向けに変わったと話題になった。これまでとは違い、シリアスでダークな演出も多く加わり、より物語が複雑化されたと言われている。まだ小さかったハリーたちも一気に大きく成長したことにより、その変化にも対応した大人向けな作風となっている。今後続いていく物語では、知られざるハリーの両親の過去や、登場人物たちそれぞれの思いや葛藤などが描かれるため、より深く、より複雑化する物語への導入としてはぴったりな演出となっている。今作で描かれている、ハリーの両親にまつわるあらゆる真相に注目しつつ、今後の「ハリー・ポッター」シリーズをチェックしていってもらいたい。

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(C)2004 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights (C)J.K.R.

※2020年11月6日時点の情報です。

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