星条旗のコスチュームに身を包んだ、正義感溢れるヒーロー“キャプテン・アメリカ”の誕生を描く本作。主演は『ファンタスティック・フォー』(2005)で一躍知名度を上げたクリス・エヴァンスが務めた。監督は『ジュラシック・パークⅢ』(2001)のジョー・ジョンストンが担当した。
本記事は同シリーズ1作目のあらすじ&キャスト、見どころをご紹介します。
『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)あらすじ
第二次世界大戦時のアメリカ。愛国心の強い青年スティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)は軍に志願したが、生来の虚弱体質のため不適格とされる。兵士になる願いは叶わなかったが、戦略科学予備軍(SSR)のアースキン博士(スタンリー・トゥッチ)の目に止まり「スーパーソルジャー計画」に抜擢され“キャプテン・アメリカ”として生まれ変わる。強靭な肉体と驚異的な耐久力を手に入れたスティーブは、幼馴染みの戦友バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)と、SSRのエージェントであるペギー・カーター(ヘイリー・アトウェル)と共に、世界征服を目論むレッド・スカル(ヒューゴ・ウィーヴィング)が率いる秘密結社ヒドラとの戦いに挑むのだった。
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キャスト&スタッフ紹介
キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース:クリス・エヴァンス
ペギー・カーター:ヘイリー・アトウェル
バッキー・バーンズ:セバスチャン・スタン
チェスター・フィリップス大佐:トミー・リー・ジョーンズ
エイブラハム・アースキン博士:スタンリー・トゥッチ
ハワード・スターク:ドミニク・クーパー
レッド・スカル/ヨハン・シュミット:ヒューゴ・ウィーヴィング
ドクター・ゾラ:トビー・ジョーンズ
ハインツ・クルーガー:リチャード・アーミティッジ
ニック・フューリー:サミュエル・L・ジャクソン
監督:ジョー・ジョンストン
脚本:クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
製作:ケヴィン・ファイギ、アミール・マダニ
製作総指揮:ジョー・ジョンストン、ルイス・デスポジート、アラン・ファイン、デヴィッド・メイゼル、ナイジェル・ゴステロウ、スタン・リー
撮影監督:シェリー・ジョンソン
音楽:アラン・シルヴェストリ
『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』の見どころ
「スーパーソルジャー計画」について
「スーパーソルジャー計画」とは、全身の細胞を活性化させる血清を使い、超人的な能力を持つ兵士を作り上げる計画。本作でスティーブはこの血清を投与し、キャプテン・アメリカとして生まれ変わった。血清は肉体と同時に精神面も強化されるため、良い人間はより良い人間に、悪い人間はより悪い人間になってしまう。そのため、アースキン博士は善良な人物であるスティーブを被験者に選ぶのだった。スティーブが正義感溢れるヒーローとなった一方、血清を奪い自らの体に投与したヨハン・シュミット=レッド・スカルは、超人な身体能力を手に入れるが副作用により皮膚が赤くなり、邪悪な野心を増幅させることになった。
地球上最強の「シールド」の秘密
血清により超人となったスティーブだが、人間の身体能力を極限まで高めた存在というだけで超能力などは持っていない。そのため、発砲や爆撃から身を守りつつ攻撃にも使える盾(シールド)を武器として装備し戦うことに。今後この盾はキャプテン・アメリカのトレードマークとなる。
攻撃と防御の両方を兼ね備える最強の盾。実は、地上最強の金属“ヴィブラニウム”で出来ており、SSRに協力している科学者ハワード・スタークの手によって作られた。本作では多く語られないが“ヴィブラニウム”は今後の「MCU」シリーズに深く関わる存在になる。
「アベンジャーズ」シリーズとの関わりは?
『マイティ・ソー』(2011)で初登場した謎の物体“テッセラクト”。別名“四次元キューブ”が本作にも登場する。本作ではレッド・スカルが“テッセラクト”のパワーを用いた武器を作り世界を支配しようとするが、キャプテン・アメリカに阻止されキューブは北極海に沈んだと思われた。だが、キューブはハワード・スタークの手によって回収されていたのだ。この回収された“テッセラクト”が『アベンジャーズ』(2012)のキーアイテムとなる。
また、最強のチーム「アベンジャーズ」を誕生させた「S.H.I.E.L.D.」は、本作でスティーブと深く関わりを持つアイアンマン=トニー・スタークの父親ハワード・スタークや、ペギー・カーターが設立した組織だ。二人は本作以外の「MCU」作品にも度々登場することになる。
『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』が観られるVODサービスは?
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「アベンジャーズ」シリーズを全作品公開順に観るなら?
(1)『アイアンマン』(2008)
(2)『インクレディブル・ハルク』(2008)
(3)『アイアンマン2』(2010)
(4)『マイティ・ソー』(2011)
★(5)『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)
(6)『アベンジャーズ』(2012)
(7)『アイアンマン3』(2013)
(8)『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)
(9)『キャプテンアメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)
(10)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)
(11)『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)
(12)『アントマン』(2015)
(13)『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)
(14)『ドクター・ストレンジ』(2016)
(15)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)
(16)『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)
(17)『マイティ・ソー/バトルロイヤル』(2017)
(18)『ブラックパンサー』(2018)
(19)『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)
(20)『アントマン&ワスプ』(2018)
(21)『キャプテン・マーベル』(2019)
(22)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)
(23)『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)
※本記事で紹介した作品に「★」をつけます。
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※2020年10月30日時点の情報です。