放送終了後も高評価を集め続ける!ドラマ「ゆとりですがなにか」シリーズまとめ!スピンオフまで全3作をおさらい

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人気ドラマ『ゆとりですがなにか』をスペシャルドラマ、スピンオフとまとめて紹介。

ドラマ『ゆとりですがなにか』は“ゆとり世代”の悩みに直面しながらも仕事に恋に奮闘するアラサー男子たちを描いた宮藤官九郎オリジナル脚本による連続ドラマ。ゆとり世代に突き刺さる内容でありながら、世代じゃない人にも通じるものがあるはず。今回は連続ドラマに加えて、スペシャルドラマ、スピンオフとまとめてご紹介します。

ゆとりですがなにか』(2016)

2002年に施行された教育改正により、授業内容や時間数が削減され、絶対評価が導入された。食品会社に勤める坂間正和(岡田将生)は、この世代にあたるいわゆる“ゆとり第一世代”の29歳。彼は“ゆとり”と揶揄され、上の世代と下の世代に板挟みになっているというゆとり世代特有の悩みを抱えていた。その上、成績不振で本社勤務から居酒屋チェーン店に出向を命じられ、入社二年目の後輩にパワハラで訴えられてしまう。正和は同じ1987年生まれのゆとり第一世代である山路一豊(松坂桃李)と道上まりぶ(柳楽優弥)とも出会い、仕事や恋に懸命に立ち向かっていく。

宮藤官九郎のオリジナル脚本をドラマ化。現在の社会状況を敏感に捉え、多くの共感を誘った社会派ドラマ。岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥演じる三人のアラサー男子がゆとり特有の悩みを抱えながら仕事や恋に奮闘する様子を笑いあり涙ありの人間ドラマで送る。

ゆとり世代ならではの悩みが深い共感を与える一方、普遍的な人間関係の問題などにも切り込み、様々な世代が楽しめる内容になっている。宮藤官九郎脚本ならではの逸脱な台詞回し、群像劇でありながらバランスの良い構造でキャラクター一人一人の魅力が活かされており、最後まで一気に観たくなる連続ドラマとなった。

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ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編』(2017)

正和は恋人の茜(安藤サクラ)とめでたく結婚し、山路とまりぶもそれぞれの未来に向かって進んでいた。それから一年、正和は脱サラして実家の酒蔵を継ごうとしていた。しかし坂間家に再開発による立ち退き騒動が起き、家族離散の危機が訪れる。しかも茜には正和には言っていないある秘密があった……。そして山路には新しい恋の予感が始まっていたり、まりぶは11浪目にして悲願の大学合格を果たしていたりと二人にもそれぞれ転機が訪れていた。

連続ドラマの翌年に放送されたスペシャルドラマ。ファンが気になっていたキャラクターたちのその後が描かれ、ゆとりとして揉まれていく社会の中での成長を捉えた作品。

スピンオフドラマ『山岸ですがなにか』(2017)

正和の後輩である山岸(仲野太賀(太賀))は、正和も呆れるほどのマイペースなゆとり世代。正和の後を引き継ぎ、多忙ながらもやはりマイペースな日々を過ごしていた。ある日、山岸は「ゆとりですがなにか」の脚本づくりのための取材に呼ばれる。象徴的なゆとり世代の発言をする山岸に脚本家や監督も興味津々。アシスタントプロデューサーの冬美(佐津川愛美)も山岸の追加取材を行うことになる。そんな中、山岸と冬美の間には恋の予感が訪れる。

ドラマの脚本のために取材を行うという面白い切り口で製作されたスピンオフドラマ。Huluオリジナル連続ドラマとして放送された。ゆとりアラサー男子3人も圧倒するゆとりモンスター・山岸の強烈なキャラクターと太賀の振り切った演技に爆笑必須。

 

※本記事で紹介する作品は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2020年11月2日時点の情報です。