「小説すばる新人賞」を受賞した行成薫による同名原作を『累 かさね』『ストロベリーナイト』などで知られる佐藤祐市が監督を務め、実写映画化。注目の若手俳優、岩田剛典と新田真剣佑が初共演を果たした話題作『名も無き世界のエンドロール』が2021年1月29日に公開決定。
映画『名も無き世界のエンドロール』（2021）あらすじ
クリスマス・イブの夜。日本中を巻き込んだ、ある壮大な計画が実行されようとしていた。複雑な家庭環境で育ち、さみしさを抱えて生きてきたキダ（岩田剛典）とマコト（新田真剣佑）は幼なじみ。そこに同じ境遇の転校生・ヨッチ（山田杏奈）も加わり、3人は支え合いながら家族よりも大切な仲間となった。しかし20歳の時に、訳あってヨッチは2人の元から突然いなくなってしまう。そんな彼らの元に、政治家令嬢で、芸能界で活躍するトップモデルのリサ（中村アン）が現れる。リサに異常な興味を持ったマコトは、食事に誘うが、全く相手にされない。キダは「住む世界が違うから諦めろ」と忠告するが、マコトは仕事を辞めて忽然と姿を消してしまう。2年後。マコトを捜すために裏社会にまで潜り込んだキダは、ようやく再会を果たす。マコトは、リサにふさわしい男になるために、死に物狂いで金を稼いでいた。マコトの執念とその理由を知ったキダは、親友のため命をかけて協力することを誓う。以来、キダは“交渉屋”として、マコトは“会社経営者”として、裏と表の社会でのし上がっていく。そして、迎えたクリスマス・イブの夜。マコトはキダの力を借りてプロポーズを決行しようとする……。
映画『名も無き世界のエンドロール』キャスト
キダ／岩田剛典
穏やかな性格。ある日突然いなくなったマコトを探すために、裏社会に身を置く。
マコト／新田真剣佑（真剣佑）
ムードメーカーで大のイタズラ好き。キダとヨッチの中でリーダー的存在で、キダの力を借りながら表社会でのし上がっていく。
ヨッチ／山田杏奈
いじめられっ子で心を閉ざしがちだったが、キダとマコトに出会ったことで、彼らと強い絆で繋がっていく。
リサ／中村アン
人気トップモデル。お金持ちの家庭で育ってきたこともあり、ワガママな性格。
安藤／石丸謙二郎
政治家で、リサの父親。
宮澤社長／大友康平
キダとマコトが勤務している自動車整備工場のオーナー。
川畑／柄本明
ヤクザの組長。
映画『名も無き世界のエンドロール』見どころ
本作は、“ラスト20分の真実。この世界の終わりに、あなたは心奪われる。”というキャッチコピーが付いているように、物語が始まってから、伏線の連続で一切見逃すことができない。最初疑問に思っていたことが、最後に「そういうことだったのか！」と思わず膝を打たずにはいられない物語になっている。
その魅力的なストーリーに合わせた、キャスト陣の演技にも要注目。主演の岩田剛典と新田真剣佑は真逆の性格だが、“プロポーズ”という1つの目標のために絆を深めていく。その様子は、バディムービーが好きな人にもおすすめの内容。
魅力的なストーリーとキャスト陣による2021年の始まりにふさわしい一作に仕上がった。
映画『名も無き世界のエンドロール』作品情報
2021年1月29日（金）公開
監督：佐藤祐市
原作：行成薫「名も無き世界のエンドロール」（集英社文庫）
主題歌：須田景凪「ゆるる」（WARNER MUSIC JAPAN / unBORDE）
配給：エイベックス・ピクチャーズ
（c）行成薫／集英社
（c）映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
公式サイト：https://namonaki.jp/
Twitter：https://twitter.com/namonaki2021
Instagram：http://instagram.com/namonaki2021
※2021年1月18日時点の情報です。
