父の日も忘れないで!良作ぞろいの父と子を描いた映画20選

映画好きなサラリーマン。

柏木雄介

父の日

2017年は、6月18日(日)が「父の日」です。「父の日」はなぜだか「母の日」より忘れられがちですよね。

そこで、今回は父と子を描いた作品をご紹介します。父親と子を題材にした映画はたくさんあるのですが、どれも良作で見て間違いないことが多い。父親像が寡黙で背中を見て育つというイメージだからでしょうか。普段見ることのできない一面を映画にてかい間見ることができるからこそ、感動できるのかもしれません。

もし仮に「プレゼントを渡すものがない!」という方も、これらの映画を一緒に見るだけでも感謝の想いが伝わるかも!?  父と子を描いた感動の映画を20本以下にご紹介します。

迷ったらコレ!王道の3作

1.『遠い空の向こうに

遠い空の向こうに

アメリカ合衆国、ウエスト・ヴァージニアの小さな炭坑の町の高校生4人がロケット研究に夢をかける実話です。向かう道は違うけど、どこかでつながってるんだって、父と息子の在り方に泣けます。大きな夢を持って頑張っている方、そして夢を持った息子がいるお父さんに是非見て欲しい映画です。父親は生き様を口ではなく、背中で見せる!とはこのことだなと実感した映画でした。

2.『クレイマー、クレイマー

クレイマー、クレイマー

妻が息子を置いて家出したのを機に、仕事に追われ家庭を蔑ろしていた父親と息子が心通わせていくお話。仕事中心だった父親ですがが、5歳の息子ビリーとの2人暮しが始まることで生活が一変します。慣れない手つきで朝食を作ったり、学校まで送り迎え。父親との会話がない家族に観て欲しい。観終わった後、幸せになれる映画です。

3.『ライアー ライアー

ライアー ライアー

ジム・キャリー演じる主人公の父親は一流の弁護士。いつも嘘ばかりついて無罪を勝ち取っています。そんなお父さんは私生活でも嘘をつき、息子を傷つけてしまい…。息子は「パパが一日だけでも嘘をつきませんように」と神様にお願いすると、なんと! お父さんは嘘がつけなくなってしまいます。思わずホロリとさせられるラストに感動すること間違いありません。

少し違った目線でおすすめの感動作!

4.『サンキュー・スモーキング

サンキュースモーキング

弁論で口が立つお父さんという意味でも『ライアー ライアー』と少し似ていますが、こちらはタバコ業界の広報(PR)マンの話。タバコの是非を扱った社会派映画と思いきや父と子の深い絆を描いた作品となっています。タバコを吸うことは癌につながると言われてますが、それでも自分の子どもにタバコを吸っても良いと言えるか?その議論にお父さんが言った台詞がとても印象的で感動します。

5.『シェフ 三ツ星フードトラック始めました

シェフ ~三ツ星フードトラック始めました~

(C)2014 SOUS CHEF,LLC. ALL RIGHTS RESERVED

一流料理人がネットの評論家に自分の料理を酷評されて、使い慣れていないTwitterを使って攻撃したら大炎上。結局店を出ることなり、ボロいフードトラック(屋台)から自分の作りたい料理を作り再出発するロードムービーです。そんなちょっと抜けた自由奔放な父親を支えるのが息子。SNSを駆使する広報マンとして息子がなんとも憎い演出をさせます。最後の動画の下りで涙が止まりませんでした。

6. 『幸せへのキセキ

幸せへのキセキ

愛する妻を失ってから、仕事にも楽しみをみつけられずついには会社を辞めてしまいます。長男も精神的に弱くなって、盗みをおかし、退学させられたり家庭もうまくいかない。そんな負の循環に陥った生活を何とかしたいと考え踏み込んだお父さんの決断が「よし! 動物園を買おう! 」という突拍子もないことでした。これ実話なんです。後先考えず、とにかく行動していくまさにアドベンチャー映画。息子と口喧嘩するシーンが心打たれます。お父さんだって弱いんだよってこと、それを知って助ける家族の温かさが感じられる映画です。

ファンタジーちっくに観るなら

7.『ビッグ・フィッシュ

ビッグフィッシュ

奇想天外な昔の思い出話を話し、周りを喜ばせるお父さん。彼の一人息子であるウィルは大人になるにつれそんなお父さんのほら話に嫌気がします。あることをきっかけにお父さんと疎遠になってしまいますが、病床の父親を目にし、父親の真実について知ることになる、ファンタジーと現実を織り交ぜて描くティム・バートン監督が描く父と息子の感動物語です。予想もしない意外なラストの展開。たとえ平凡な人生であっても、誰もがひとを感動させることができるのです。

8. 『フィールド・オブ・ドリームス

フィールド・オブ・ドリームス

ある日、天の“声”を聞いた農夫が、とうもろこし畑を潰して野球場を作ります。そしたらそこに亡くなったはずの伝説の野球選手が集まってくる話です。主人公がずっと心にわだかまりにあったのが失った父親の存在。その和解がキャッチボールで体現されています。夢ではなく、”使命”に近いものだと思います。だからこそ、奥さんも理解してくれたのだと。家族の本当の渇望の声を聞くことの大切さを教えてくれます。

9. 『オーロラの彼方へ

オーロラの彼方へ

N.Yの空にオーロラが見えた時、幼き頃亡くなった父が愛用していた無線機から父親の声が、、、。30年の時を越えた「声のタイムトラベル」。火災事故で亡くなった父親を何とかして救おうとします。父と子の会話だけのつながり。親子の絆を描いたSFファンタジー・サスペンスは必見です!

戦うお父さん。素敵すぎる!

10.『シンデレラマン

シンデレラマン

世界恐慌時、家族のために奮闘したボクサー、ジェームズ・J・ブラドッグの実話です。貧しい生活の中でも優しくて強い父親。どんなことでも強くいられる理由は、どん底の中でも微笑み、ともに歩む家族がいるから。それが彼の強さの秘密、逆境に立たされたときにこそ、生きる支えとなる家族にどう接するかが問われるかと思います。不器用でも、かっこ悪くても闘い続けるお父さんに心震える映画です。

11. 『グレート デイズ! 夢に挑んだ父と子

グレート デイズ! 夢に挑んだ父と子

(C)2014 NORD-OUEST FILMS PATHÉ RHÔNE-ALPES CINÉMA

頑固で不器用な父と反抗期の車いすの息子が挑んだトライアスロン。こちらも実話です。息子は障害を抱えていますが、ネットで障害者が父親とコンビでトライアスロンに出た記事を目にして、自分も父親とトライアスロンに挑戦したいと言います。お父さんは当然息子のその願いに反対しますが、挫折した過去の自分とそして家族ともぎくしゃくした関係を打破しようと過酷なロードに挑戦することに。これは”父親の再起”の映画。今度は逃げない!と固く誓ったオヤジにきっと勇気をもらえます。

12. 『リアル・スティール

リアル・スティール

人間に代わってロボットがボクシングをやるようになった少し未来の話。自分の子どもに無関心で離れて暮らしていた父親が、母親の死をきっかけに少しだけ自分の息子を預かることになり、一緒にロボットボクシングをやります。ヒュー・ジャックマン演じるダメ父親がとにかくカッコよくて、最後は親子の絆にスカッとし、元気になれる、そんな映画です。

どんなときでも笑わしてくれる、そんなお父さんが好き。

13. 『ライフ・イズ・ビューティフル

ライフ・イズ・ビューティフル

ユダヤ人強制収容所の話です。でもタイトルの通り、暗い話ではありません。むしろ逆でとても明るい映画です。父親のユーモアが素敵で、息子への愛に心が温くなります。”安心”を与えるために、現実をコメディにする。強制収容所。いつ殺されるかも分からない状況になっても、息子を心配させないよう、とても楽しそうに明るくこれは楽しい”ゲーム”なんだと”嘘”をつきます。”希望”を見せるために、戦うってスゴイことだなって思いました。誰かを守るために、自分の命をもかける。父親の偉大さを感じることのできる映画です。

14.『ミセス・ダウト

ミセス・ダウト

離婚を宣告され別居中のお父さんが、子どもに会うために家政婦に変身して家に入り込む、今は亡きロビン・ウィリアムズ主演のドタバタコメディです。夫婦との関係を描いた映画でもありますが、子どもが本当に好きで、笑わそうとするお父さんが印象的です。見終わった後ほっこりする良い映画です。

15. 『人生、ブラボー!

人生、ブラボー!

42才の独身男に、遺伝子上533人の子どもがいることが発覚します。若い頃693回の精子提供のよるものです。その中の142人から身元開示の裁判を起こされてしまう。はじめは動揺しつつも、人気サッカー選手が自分の息子だと知ってからは、他の子どもたちに興味をもち、身元を隠してひとりずつ会いにいく、そんな不思議な話ですが、これすごく泣かせます。だめな男が、自分の遺伝子を持つ子どもと触れ合うにつれて、少しずつ変わって行く姿に感動します。ちょっと変わったお父さん?のハートウォーミングな話を観たいひとはおすすめです。

父親と娘との関係を描いた感動作

16. 『96時間

96時間

父親の哀愁を知る。〜お父さん頑張って!娘のためなら何でもやっちゃう!切ないお父さんの叫び!元CIAのお父さんが、離婚して別に暮らす娘が誘拐されたことを知り、地の果てまで追いかけるアクション映画。様々な分析や、力を駆使して、娘を助けようとする過保護なお父さん。犯人に少しでも関わった奴を決して許そうとしません。ただ娘を助けたい!って思う不器用なお父さんだから良いんですよね。

17. 『I am Sam アイ・アム・サム

I am Sam アイ・アム・サム

7歳の知能しかもっていない知的障害者の父親サム・ドーソン(ショーン・ペン)と7歳の娘ルーシー・ダイアモンド・ドーソン(ダコタ・ファニング)との物語。男手一つで娘を愛情持って育てていましたが、娘の知能がお父さんのそれよりも高くなりつつあったとき娘は学ぶことを拒みます。周囲はそれを養育能力がないと見て施設が保護するように。「良い親になるにはどうしたらいいか」とても難しい問題です。誰もが自分よりも立派な人間に見えて、自分は何にもできないって思うものだと感じます。頭の良さというもの以上に本当に必要なものが分かる良い映画です。

18.『ペーパー・ムーン

ペーパー・ムーン

1930年代を舞台にした、聖書を売りつける詐欺師の男と、母親を交通事故で亡くした9歳の少女との、互いの絆を深めていくロードムービー。疑似親子の関係で、実は父と娘の関係ではないかもしれません。ペーパー(うすっぺらいもの)にみえてペーパーではない。みせかけっぽいけど、そこに確かにある本当の幸せ(ペーパームーン)を見つける旅の話。ちなみに、この2人は実生活では実の父娘です。

邦画が好きな人にはコレがおすすめ!

19.『南極料理人

南極料理人

単身赴任で離れて暮らすお父さんにこそ観てほしい映画。南極観測隊の料理人として赴任したお父さん。妻と8歳の娘と生まれたばかりの息子を置いて出ますが、家族がそんなに寂しそうにしていないんです。そこが切ない。南極という非日常が舞台ですが、中身は全く変化なく毎日が過ぎるおっさんたちが楽しみにしている食事シーンばかりです。でもそういう当たり前の中での幸せがストレートに描かれていて見ててほんのり温かくなります。そして南極から帰ってきた際、待っていた家族の顔に注目してください。家族で美味しい手料理を食べながら観てほしい映画です

20.『そして父になる

そして父になる

学歴、仕事、家庭において完璧なビジネスマンの良多(福山雅治)。しかし6歳になる息子が実は出生時に病院内で取り違えられた他人の子供だったことを知ります。仕事と家庭どっちが大事なのかとか、子どもとの接し方とか、「産みの親より育ての親」的な教訓でもなく、それ以上に福山雅治演じる父親が成長して「父になる」その過程が素晴らしい映画です。

良作が多い父子の絆を描いた映画

20作品も紹介してしまいましたが、そのくらい父と子をテーマにした映画でオススメしたい映画が多かったからです。そんな良作ばかりの父親と子の絆を描いた映画、是非これを機に見て父親のことを少しでも考えてもらえればと思います。

今回は、アニメ映画についてはご紹介しませんでしたが、『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃんファインディング・ニモバケモノの子なども子供との交流、そして父親の偉大さが分かる傑作です。

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  • 風に立つライオン
    4.2
     1999年制作のジョー・ジョンストン監督による実話ヒューマン映画である。  原題はOctober Skyで1957年10月のソ連によるスプートニク打ち上げ成功により、夜空の航跡を目の当たりにした高校生達のロケット製造にかける夢追いストーリーである。  原作は主人公であるホーマー・ヒッカムの著書「ロケット・ボーイズ」。  主役のホーマー・ヒッカムことジェイク・ギレンホールもまだ若い。  彼はウェスト・バージニアの小さな炭鉱町で職人気質の生粋の炭鉱夫を父に持ち、優しい母と兄の4人で暮らしていた。  父ジョン・ヒッカム(クリス・クーパー)は炭鉱現場では厳しい監督的立場であったが同僚達からは信頼されていた。  ジョンとしては息子達も炭鉱夫として跡を継がせたい気持ちでいたが、ホーマーがスプートニク・ショック以来ロケット製造にのめり込むようになったことから軋轢が絶えなかった。  担任のライリー先生(ローラ・ダーン)は専門書を探してくれたり、励ましてくれたりとホーマー達にとっては唯一味方となってくれていた。  それは学生科学コンテストに出場して優勝するという夢を彼ら共々抱いていたからであった。  物語はロケット発射の失敗の連続で炭鉱現場へ飛んで行って親父にこっぴどく怒られたり、山火事の原因の容疑をかけられたりと試行錯誤を繰り返しながら少しずつ改良が加えられ飛距離が伸びていく様子を描く。  それに伴って級友や町の人々も見学がてら応援し始める。  そんなある日、ジョンが炭鉱で大怪我を負う事故が起こり、ホーマーは止む無く高校を中退し、父の跡継ぎとして炭鉱現場に入る。  しかしライリー先生は夢を諦めてはいけないと励まし続け、父の復帰を機にまた、学校に戻りロケット製造を再開する。  父のジョンは落胆するがもうそれ以上は無理強いしなかった。  そして校内コンテストで優勝し、いよいよ全米学生科学コンテストに出場することとなった。  はたして‥。  エンディングロールで本物のロケットボーイズのその後が描かれる。  ホーマーは見事NASAのエンジニアとなり、多くの宇宙飛行士達を育みアポロからスペース・シャトル発射の要になったことが語られる。  本物のフォン・ブラウン博士も登場し、彼を祝福している。  フォン・ブラウン博士自身、ドイツにおける小学生時代に同じロケットマンであったのである。  悲しいかなライリー先生は癌で31歳の若さで亡くなっている。  多分子供達に夢を追うことを教えに舞い降りて来た天使だったのかもしれない。  この映画は中高校生にも観てもらいたい「夢を持って諦めるな」をインストールするいい映画だと思う。      
  • Ryu
    4.5
    記録
  • mai2neo
    4.1
    ピュアに夢を追いかけるHomerのまっすぐな情熱が素敵すぎて幸せになる。 実話なのもすごいし、良い仲間たち、お父さんとの関係、サポートしてくれた先生とか、周りの話もほっこりで良い☺️
  • 名乗るほどの者ではない
    4.5
    ロケットの打ち上げを夢見る少年と、炭鉱の後を継いで欲しいと願う頑固親父の実話ベースの作品。 仲間と一緒にロケットを打ち上げ、失敗と改良を繰り返すが過去のどんな発明もこういう経験を糧にしているのだと実感。 最後のロケット打ち上げシーン何度見てもええんすよ。 ジェイク・ギレンホールといえば、「ナイト・クローラー」や「ドニー・ダーコ」の様なサイコパスも良いが、こういう爽やかな少年役も似合っていて幅の広さを感じますね。
  • k170588
    -
    脱線む〜び〜で知り、運良く図書館にあったので鑑賞しますた。「彼は偉大な科学者だけどヒーローじゃない…」リッアルガチでいい映画でしたので全員に観て欲しいっす。
遠い空の向こうに
のレビュー(13512件)