映画『スタンド・バイ・ミー』あらすじ＆キャスト一覧！映画好きからの評価は？作品の見どころは？まとめておさらい

少年たちの一夏の冒険を描き、未だに根強い人気を誇る青春映画の定番。原作は『IT／イット “それ”が見えたら、終わり。』『グリーンマイル』など、執筆されるたびに映画化されてきた小説家・スティーヴン・キングの代表作。監督は『最高の人生の見つけ方』『ミザリー』などで知られるロブ・ライナー。出演には『マイ・プライベート・アイダホ』『旅立ちの時』で知られ、甘くて切ない演技で映画ファンの心を鷲掴みにした名優リヴァー・フェニックスをはじめ、魅力的なキャストが集結。そして、ベン・E・キングが歌う同名の主題歌は映画の枠を超えて多くの人に愛された。映画『スタンド・バイ・ミー』のあらすじ＆キャスト、映画ファンからのレビューをまとめて紹介。

映画『スタンド・バイ・ミー』（1986）あらすじ

1950年代の小さな町を舞台に、行方不明になった死体を探しに旅に出た4人の少年たち。その冒険とひと夏の思い出を描いた青春映画。その年のアカデミー賞の脚本賞や、ゴールデングローブ賞の作品賞、監督賞にノミネートされた。

映画『スタンド・バイ・ミー』キャスト一覧

ゴーディ／ウィル・ウィートン

穏やかな性格で空想好き。兄であるデニーを亡くして以来、悩みを抱えることが増えた。

クリス／リヴァー・フェニックス

ゴーディにとって頼れる良き理解者。家族関係で悩んでいる。

テディ／コリー・フェルドマン

メガネがトレンドマークで、キレると止められなくなる性格。

バーン／ジェリー・オコンネル

友達からいじられがちで、おっとりした性格。

エース・メリル／キーファー・サザーランド

不良のリーダー。死体探しを仲間と始める。

ビリー・テシオ／ケイシー・シマーシュコ

バーンの兄。

その他、キャスト

チャーリー・ホーガン／ゲイリー・ライリー

アイボール・チェンバーズ／ブラッドリー・グレッグ

ビンス・デジャルダン／ジェイソン・オリヴァー

ゴーディの父／マーシャル・ベル

ゴーディの母／フランシス・リー・マッケイン

雑貨屋の主人／ブルース・カービイ

マイロ・プレスマン／ウィリアム・ブロンダー

デニー・ラチャンス／ジョン・キューザック

ゴーディ（大人）／リチャード・ドレイファス

Filmarksに集まる評価＆レビューは？

Filmarksで147,00Mark（※2021年5月28日現在）を超える本作。寄せられたレビューを見てみると、「誰にでもある青春時代を思い出させてくれる」「やっぱり友達は大切だなあ」など物語のテーマである「青春と友達」に関するものが多く挙げられました。本作の原作は、スティーヴン・キングには珍しい非ホラー作品であったため、公開当初は小規模の上映だったそう。そこから彼を代表するほどの作品になったのは、普遍的な友達像や少年の夏の日々が巧みに描かれているからだと思います。

また「リヴァー・フェニックス！あんな色気のある12歳がいますか！」「リヴァー・フェニックスがカッコ良すぎる。」などリヴァー・フェニックスの好演に関するものも多く挙げられました。90年代のアイコンであり、数々の青春映画に出演した彼は惜しくも23歳の若さで亡くなりましたが、そんな彼の若き日を記録できただけでも本作の素晴らしさが伺えます。ちなみに弟はホアキン・フェニックス。アカデミー主演男優賞を受賞した『ジョーカー』での怪演が記憶に新しいです。

その他にも「あの頃に戻れないのは切ないな」「過去に見たときより、年齢を重ねてみたほうが感動が大きかった」など大人の視点から鑑賞したレビューがありました。本作は少年たちの物語ですが、むしろ大人になってから当時を思い出して観ると、心に沁みるものがあります。会わなくなった当時の友人と集まって鑑賞してみてはいかがでしょうか。

※2021年5月28日時点の情報です。