矢沢あいの大人気コミックス「NANA」を実写映画化した本シリーズ。人気歌手の中島美嘉と、新人時代の女優・宮崎あおいが共演。監督は『とらばいゆ』などの大谷健太郎が全シリーズを通して担当している。中島美嘉が主題歌「GLAMOROUS SKY」を歌い、音楽・映画ともに大ヒットを記録した。公開されてから10年以上経った今も根強い人気を持つ「NANA」シリーズ全2作をあらすじやキャスト、見どころと共にご紹介します。
『NANA』(2005)
東京に住む彼氏の元へ向かう小松奈々(宮崎あおい)は、バンドの成功を目指して上京したボーカリスト大崎ナナ(中島美嘉)と同じ電車に乗り合わせて偶然出会う。同じ歳で同じ名前だったことから意気投合した二人は、引越し先で再会し、同じ部屋で暮らし始めることとなる。そして、ナナは新しいバンドメンバーのシン(松山ケンイチ)や昔馴染みのギタリスト・ノブ(成宮寛貴)、ドラマーのヤス(丸山智己)と共に“BLACK STONES”として音楽活動を再開する。一方、奈々は音楽バンド“TRAPNEST”のライブチケットが当たり、ナナを誘うが、ナナには奈々の知らない過去があり……。
「NANA」シリーズ第1作目。原作コミックスの第5巻までを映像化した本作は、原作ファンからの評価も高い出来上がりとなっており、大ヒットを記録。キャスティングやストーリー展開、そして中島美嘉演じるナナの歌声に絶賛レビューが集まっている。ナナのイメージをそのまま映像化した、圧巻のライブシーンは必見。
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『NANA2』(2006)
東京で順調な共同生活をしている奈々(市川由衣)とナナ。彼氏に振られて意気消沈していた奈々は、ナナの紹介で憧れのバンド“TRAPNEST”のタクミ(玉山鉄二)と知り合う。仕事もクビとなり、落ち込んでいた奈々は町で偶然タクミと会い、一夜を共にしてしまう……。憧れの芸能人だが、曖昧なその関係に後ろめたさを感じていた奈々は、ナナにそのことを話せずにいたのだった。一方、ナナは自身のバンド“BLACK STONES”のデビューへ向けて、バンドの練習にこれまで以上に打ち込んでいた。
「NANA」シリーズ第2作目で完結編。奈々役は前作から変わって市川由衣が担当する。ナナのバンドがメジャーデビューする様子や、奈々の妊娠など、前作のその後の物語を描き、二人の人生の転換期が映し出されていく。夢や仕事、友情や恋というさまざまな試練を乗り越えながら、成長していくナナと奈々に勇気がもらえるストーリー。
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(C)2005「NANA」製作委員会(C)2006「NANA2」製作委員会
※本記事で紹介する映画は国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づいてセレクトしたものです。
※2021年7月18日時点の情報です。