【ネタバレ】韓国ドラマ『シスターズ』相関図&考察ポイントまとめ!青い蘭は実在する?次回作は?

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韓国ドラマ『シスターズ』あらすじ&キャスト相関図!ネタバレありで胸熱考察ポイントをおさらい!

韓国の名女優キム・ゴウン×ナム・ジヒョン×パク・ジフたちが初めて姉妹役として共演を果たした本作。貧困家庭で育った三姉妹が韓国最大の権力者たちの陰謀劇に巻き込まれていく様子をスリリングに描いた、話題の韓国ドラマ『シスターズ』。

本記事では、Netflixオリジナルシリーズ『シスターズ』のあらすじ&キャスト・相関図、そしてネタバレありで考察ポイントをご紹介します。

ドラマ『シスターズ』(2022)あらすじ

キム・ゴウン、ナム・ジヒョン、パク・ジフら共演、「ヴィンチェンツォ」の監督が贈るサスペンス! 貧しくも仲良く生きる三姉妹は、闇の陰謀に巻き込まれていく。

ドラマ『シスターズ』キャスト一覧

オ・インジュ/キム・ゴウン

オーキッド建設会社の経理部に勤める三姉妹の長女。多額の借金を抱えた父親のせいで貧困家庭に育ち、大切な姉妹たちのこためにお金をどうにか工面しようともがく。

オ・インギョン/ナム・ジヒョン

冷静な性格で有能な報道記者として働く二女。

オ・イネ/パク・ジフ

高校2年生の三女。韓国一の名門私立芸術校・セラン芸術高校に実力で入学する。

その他キャスト

チェ・ドイル/ウィ・ハジュン

オーキッド建設欧州法人財務部長。自殺したファヨンが盗んだとされる700億の行方を探す。

ウォン・サンア/オム・ジウォン
ウォルリョン美術館館長。三姉妹の末っ子イネと同級生の娘がいる。ウォルリョングループ会長であるウォン・ギソンの娘

パク・ジェサン/オム・ギジュン
元弁護士で政治家。サンアの夫でパク・ジェサン財団の理事長。

ハ・ジョンホ/カン・フン
インギョンの幼馴染。アメリカの大学で経営学を学ぶ。

パク・ヒョリン/チョン・チェウン
パク・ジェサン&サンアの一人娘。イネと同じ芸術高校に通う。

チェ・マリ/コン・ミンジョン
インギョンと同じ放送局に勤める先輩記者。

オ・ヘソク/キム・ミスク
三姉妹の大叔母。ピルソク総合開発代表。多くの不動産資産を所有する。

チン・ファヨン/チュ・ジャヒョン
オーキッド建設会社経理。インジュに仕事を教え、可愛がる先輩。700億を盗んだあとに自殺してしまう。

スタッフ

監督:キム・ヒウォン

ドラマ『シスターズ』相関図

三姉妹とパク・ジェサン財団を中心に多くの登場人物が登場。

※以下、ネタバレを含みます。

ドラマ『シスターズ』考察ポイント

青い蘭は実在する?

登場人物が死亡する際、必ず傍に置かれている「青い蘭」。物語の中で、青い蘭は最も神秘的な蘭であり、自生地のベトナムでも絶滅したことから“失われた蘭”と呼ばれています。サンアの自宅には「父親の秘密の温室」があり、表向きには絶滅危惧種で世界に2株しかないと伝えられる青い蘭が無数に咲いており、物語の終盤では事件との関連性を裏付ける証拠となります。

第4話でイネがサンアから蘭を一株渡されますが、青い蘭はカビと微生物の影響を受け性質があり、特定の木から離れて生きらず、すぐに親の木へと戻されます。全世界で唯一親の木があるのがこの「秘密の温室」で、サンアの中で役割がまだある人の蘭は親の木に戻されることが明らかになります。

この「親の木でしか生きられない」ことが物語の大きなキーとなり“用済み”となった人には「青い蘭」が親の木から離されて渡されていました。インジュが青い蘭を渡された際にドイルが焦った点や、不本意に亡くなった登場人物が多い中で、蘭を渡された直後に自殺したジェサンが青い蘭が示す意味を強く印象付けています。

実際の世界でも青いランは希少価値が高いものでありますが、流通しています。作品内で登場する青いランは造花であり、実際には存在しない花であることが制作スタッフによって明かされています。

蘭にまつわるあれこれ

蘭は英語で「orchid」。三姉妹が巻き込まれていく発端の会社「オーキッド建設」に繋がっていくように、『シスターズ』の中では蘭にまつわるディティールが散りばめられています。第1話でファヨン先輩が「花にも性格がある」と言って「オンシジウム・カトレア・泥棒姫」の3種類の蘭を紹介していたことも、物語の道筋を示していました。

「オンシジウムはずるくて残酷」「カトレアは現実的」「“泥棒姫”はまさにのけ者。花が咲くとまさにお姫様」。

泥棒姫にインジュが似ていると言っていたことから、命を張って証拠を集め、報道するインギョンをカトレア、可愛い末っ子として大切にされていたが、姉たちと離れる道を選ぶなど残酷な判断をするイネをオンシジウムと表現していたと考察できます。

若草物語との関係性

本作はルイーザ・メイ・オルコット作の「若草物語」をベースとしており、姉妹がそれぞれの道を選び突き進む様子が描かれています。ベースとなる「若草物語」に出てくるのは四姉妹。『シスターズ』に登場するのは三姉妹ということで、もう一人は誰なのか? ということが放送当初から話題になっていました。

第5話で実は幼い頃に亡くなったインソンというもう一人の妹がいたことが明らかになります。インソンはまだ幼い頃、貧しい生活でまともに治療を受けることができずに、イネと同じ病気で亡くなっていました。母親がその話をイネにしていたことで、イネは「貧しい家から逃げないと死ぬ」と考えるようになっていたようです。

ファヨン先輩の死の真相

物語の終盤インジュが訴えられてしまう展開になり、自殺したと言われていたファヨン先輩が登場します。身の危険を感じていたファヨン先輩は2年前から自分と似た体型の自殺志願者とコンタクトを取っており、体型や髪型の管理をし、同じタトゥーを入れて用意していました。このことから、物語の冒頭で自殺したファヨン先輩は別人だったと明らかになります。

パク・ジェサン出馬の際にインギョンが関連付けて調べていた「ポベ貯蓄銀行事件」の被害者の中にはファヨン先輩の母親もおり、その事件をきっかけにファヨンは復讐することを心に誓っていました。

実際にインジュが自殺を目撃したシーンでも顔は整形直後で確認できておらず、足首のタトゥーで確信していたので、生きていることも十分にありえる演出であったと感じます。実際にはサンアがファヨン先輩になりきってインジュを殺そうとしていたという展開でしたが、シンガポールに行く際には、インジュと同様にファヨン先輩が生きているのでは? と期待した視聴者も多かったのでは?

ファヨン先輩が助けてくれたシーンとは?

前述の通り視聴者が期待した「ファヨン先輩が生きているかも?」というシーン、実は本当にファヨン先輩が生きていたことが後に明らかになりました。シンガポールでサンアがインジュを殺そうとしていることを知ったファヨンは、白いセダンに乗り衝突するトラックとの間に入り阻止。そして病院でもスニーカーを置いて逃げることをサポートするなど、サンアに操られた一人ではありましたが、インジュのことは心から大切にしていたと考えられる熱い展開でした。

シーズン2はある?

2022年10月時点ではシーズン2の製作があるという情報はありません。最終的には資産を手に入れた姉妹がその後どうなっていくのか、ファンとしては観てみたいポイントですよね。中でも離れ離れになる道を選んだインジュとドイルの行方は気になります……! 続報があった際は、本記事に追記していく予定です。

 

上記以外にも考察ポイントがたくさん散りばめられた本作。一度観た方ももう一度観直してみてはいかがでしょうか?

※2022年10月12日時点での情報です。

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