ド派手で大胆なアクションやバイオレンスが展開される、とにかく熱量がハンパないハイカロリーな映画たち。観るだけでこちらのエネルギーもかなり消費されますが、同時に、日々の鬱憤を忘れさせてくれるような楽しさも持ち合わせています。
そこで今回は、名作から話題の最新作まで「ハイカロリーな映画」を6本ピックアップ。様々なテーマごとに分けて、ぴったりの作品をご紹介していきます。
映画セレクト基準は？
本記事で紹介する映画は、国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks（フィルマークス）」のデータに基づきセレクトされています。
01：決め演出てんこ盛り！ 豪快なアクションエンターテイメント！
『RRR』（2022）
「バーフバリ」シリーズの、S・S・ラージャマウリが監督と脚本を務める。N・T・R・ラオ・ジュニア、ラーム・チャラン、アーリアー・バット、アジャイ・デーヴガン、レイ・スティーヴンソン、アリソン・ドゥーディ、オリビア・モリス出演。本年度の第95回アカデミー賞にて、インド映画としては初となる主題歌賞を受賞した。
あらすじ：舞台は1920年、英国植民地時代のインド。英国軍にさらわれた幼い少女を救うため、立ち上がるビーム。大義のため英国政府の警察となるラーマ。熱い思いを胸に秘めた男たちが運命に導かれて出会い、唯一無二の親友となる。しかし、ある事件をきっかけに究極の選択を迫られることに。彼らが選ぶのは、友情か？ 使命か？
02：破壊しまくり！ 傑作バイオレンスアクション！
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』（2015）
「マッドマックス」シリーズの、ジョージ・ミラー監督作。トム・ハーディー、シャーリーズ・セロン、ロージー・ハンティントン=ホワイトリー、ゾーイ・クラヴィッツ、ニコラス・ホルト出演。
あらすじ：石油も、そして水も尽きかけた世界。主人公は、愛する家族を奪われ、本能だけで生きながらえている元・警官マックス。資源を独占し、恐怖と暴力で民衆を支配するジョーの軍団に捕われたマックスは、反逆を企てるジョーの右腕フュリオサ、配下の全身白塗りの男ニュークスと共に、ジョーに捕われた美女たちを引き連れ、自由への逃走を開始する。
03：怖すぎ……祈祷師一族の後継者を襲う不可解な現象の正体とは？
『女神の継承』（2021）
『哭声 コクソン』（16）の、ナ・ホンジン監督が原案・プロデュースを務め、『心霊写真』（04）の、バンジョン・ピサンタナクーンが監督と脚本を担当。サワニー・ウトーンマ、ナリルヤ・グルモンコルペチ、シラニ・ヤンキッティカン、Yasaka Chaisorn、ブンソン・ナークプー出演。
あらすじ：タイ東北部の村で脈々と受け継がれてきた祈祷師一族美しき後継者を襲う不可解な現象の数々……小さな村で暮らす若く美しい女性ミンが、原因不明の体調不良に見舞われ、まるで人格が変わったように凶暴な言動を繰り返す。途方に暮れた母親は、祈祷師である妹のニムに助けを求める。もしやミンは一族の新たな後継者として選ばれて憑依され、その影響でもがき苦しんでいるのではないか……。やがてニムはミンを救うために祈祷を行うが、彼女に取り憑いている何者かの正体は、ニムの想像をはるかに超えるほど強大な存在だった……。
04：叫びまくり！ 熱量がハンパない極限の愛の物語
『宮本から君へ』（2019）
『ディストラクション・ベイビーズ』（16）の、真利子哲也監督作。漫画家・新井英樹による、同名コミックを原作としている。池松壮亮、蒼井優、井浦新（ARATA）、一ノ瀬ワタル、柄本時生、星田英利（ほっしゃん。）、古舘寛治、ピエール瀧、佐藤二朗、松山ケンイチ出演。
あらすじ：金ナシ！ コネなし！ 勝ち目なし！ ……でも情熱だけは半端ない。熱血営業マン・宮本浩が“絶対に勝たなきゃいけないケンカ”に挑む！ 宮本の暑苦しくも切ない生き様を描いた“極限の人間讃歌エンターテイメント”。そして、極限の人間讃歌は、極限の愛の物語へ昇華する……。
05：時空超えまくり！ マルチバースとカンフーで世界を救う!?
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』（2022）
『スイス・アーミー・マン』（16）の、ダニエル・クワン、ダニエル･シャイナートが共同で監督と脚本を務める。ミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァン（ジョナサン・キー）、ステファニー・スーほか出演。本年度のアカデミー賞では、作品賞を含む最多7部門を受賞する快挙を成し遂げた。
あらすじ：破産寸前のコインランドリーを経営する中国系アメリカ人のエブリン。国税庁の監査官に厳しい追及を受ける彼女は、突然、気の弱い夫・ウェイモンドといくつもの並行世界（マルチバース）にトリップ！ 「全宇宙に悪がはびこっている。止められるのは君しかいない」と告げられ、マルチバースに蔓延る悪と戦うべく立ち上がるが……。
06：泣きまくり……臨場感満載の映像美とストーリーに感情が高ぶる！
『THE FIRST SLAM DUNK』（2022）
「SLUM DUNK」の原作者・井上雄彦が、自ら監督と脚本を務める。仲村宗悟、笠間淳、神尾晋一郎、木村昴、三宅健太出演。本年度の第46回日本アカデミー賞では、最優秀アニメーション作品賞を受賞した。
あらすじ：1990年から1996年まで「週刊少年ジャンプ」にて連載された、バスケットボール漫画の名作「SLUM DUNK」を、新たに劇場アニメーション化。高校のバスケ部を舞台に、選手たちが成長していく姿を描き出す。
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